【hide】長年のファンが魅力と愛を語る(1992~1994)

遂ににこれを書く日がやってきた。

「28年間hideを愛してやまないファンが、hideの魅力と愛を語る」という記事である。

目次

hideが好きすぎて辛い とにかく愛しい

hideを28年間愛するファンの使命

私はこのブログを始めた時から、「いつかhideの記事を書いて、hideの素晴らしさを後世に伝えたい」という使命感を持っていた。

でも、hideへの愛は強すぎるし、最愛の人の急死は一生のトラウマだし、正直うまく記事をまとめられる自信がない。

この表情とか好きすぎてやばい。

もちろん私はX JAPANのファンでもあるので、まずはX JAPANの記事から始めようと思い、インディーズアルバム『VANISING VISION』から『DAHLIA』までの全レビューや、その他にもいくつか書いてみた。

それから、現在もあらゆる方面で活躍し、毎日のようにネットニュースで取り上げられるYOSHIKIの記事もちょこちょこ書いた。

「そろそろhideの記事も書かなきゃな・・・。」と思いながらも、私は何かと理由をつけてはそれを避けていた。

hideが好きすぎて、正面から向き合うのが怖かったのだ。

Sayulist
昔のライブ映像を見ていたら、懐かしさと愛しさと、hideがこの世にいない悲しさで涙が溢れてしまいました。

 

2019年8月、私はLINEオープンチャットのX JAPANファンコミュ「運命共同体」を立ち上げ、副管理人を務めている。

現在100人以上いる会員さんの中には、「hideの没後に生まれてリアルタイムのhideを知らない。もっとhideを知りたい」という人もどんどん出てきた。

彼らの話を聞いていると、

「1992年にhideと出会って、hideが亡くなる1998年までの6年間”を一緒に過ごせた自分はとても幸せ者だ。」

その貴重な体験と思い出を独り占めするのはすごい罪ではないか」

と思うようになった。

・・・そんなことから、覚悟を決めてhideと向き合い、まずは「hideとの思い出を振り返りながら、彼の魅力と溢れる愛を語ろう」と思った次第である。

松本秀人は、X JAPANのギタリストとして活動時はHIDE、ソロ名義の時はhideと使い分けていた。

当記事では混乱を避けるため、”hide”表記で統一することをご了承いただきたい。

1992年 hideとの出会い

私がhideと出会ったのは1992年の13歳の時で、同じ塾の男子から借りた「VISUAL SHOCK Vol.4 破滅に向かって 1992.1.7 TOKYO DOME LIVE」のビデオだった。

私はhideのルックスに一目惚れし、華麗でセクシーなギタープレイと、一見怖そうな外見と可愛らしい笑顔のギャップにやられてしまった。

奇抜な格好をしてギターをかき鳴らす、14歳も年上ののお兄さんに、中学生の私はすぐに恋に落ちた。

実はその前にも「紅」のCDを聞いたことがあったが、歌謡曲しか聴いたことのない私はロックに免疫がなかったのでその時は曲の良さが理解できずにいた。

この「破滅に向かって」のビデオをhide目当てに何度も繰り返し見た結果、X JAPANの音楽も好きになりファンになったというのが実情である。

1993年 hideソロデビュー

アルバムのレコーディングが難航しX JAPANの活動が進まない中、メンバーたちは次々とソロ活動を始めた。

1993年8月5日、hideも2枚同時シングル「EYES LOVE YOU」「50%&50%」でソロデビューを果たす。

クラスのhideファンの男子がその2枚のCDを借してくれて、私はドキドキしながら初めてソロ曲を聴いたのを覚えている。

初めて聴くhideのボーカルが新鮮で嬉しかったのと、「両A面の曲がPOPで聴きやすくていいな」というのが第一印象だった。

 

特に一番のお気に入りは「50%&50%」で、今でもマイベスト5に入るくらい大好きな曲である。

Sayulist
hideに「キスをしよう」という歌詞を歌わせてくれる、作詞家の森雪之丞氏には感謝の気持ちしかない!!

※各曲のレビューについては、後に別ページで記事を書く予定

 

この頃から私は、X JAPANやhideをもっと知りたくて、彼らが表紙の音楽雑誌(『FOOL’S MATE』『SHOXX』『VICIOUS』『ARENA37℃』『hv』『uv』など。懐かしい・・・。)を、お小遣いが許す限り買いまくるようになった。

↑『uv』に収録された、1stソロツアーからその死まで、数多くのエピソードやインタビューを垣間見られる一冊。

 

雑誌でhideのインタビューを聞くと、TVだけでは見えないhideの内面もわかって興味深かった。

曲に対する解説を読めば、音楽の世界観をより理解し、より深く楽しめることができた。

他にも、「自分がファンを想う気持ち=ロック少年時代の松本秀人への気持ち」がアーティストhideを作る上での心構え・・・といった話を聞いて、hideのファンに対する慈愛に満ちた優しさの理由が解り感動したものだ。

たとえば、この記事はKISSでロックに目覚めた頃の松本少年に向けて手紙形式で書かれたものである。

拝啓 松本秀人様

1stソロアルバム『HIDE YOUR FACE』ができたことを紹介していて、「あの頃の君に向けて書いた」という内容が愛情に溢れていて素敵だ。

音楽雑誌の写真やインタビューを見て新たな魅力を知り、私はますますhideにのめり込んでゆく・・・。

1993年 映像作品「Seth et Holth」リリース

1993年9月29日、ZI:KILLのボーカリストTUSKと共演した「Seth et Holth」がリリースされた。

(※ZI:KILLは1987~1994年活動したV系バンドで、私も好きでよく聴いていた。ラルクのyukihiroが在籍していたことは有名。)

私はこのビデオがリリースされることを音楽雑誌で知って、この頃のhideの髪型・メイクが大好きだし、hide自身も作品について張り切ったコメントを出していたので、リリースが楽しみだった。

しかし実際見てみると、中学生には刺激が強すぎてあまり落ち着いてみられなかったのをよく覚えている。(親に見つかったら絶対怒られそうな感じ)

Sayulist
映像の世界観は神話などがモチーフになっていて、そういう素地がないと解釈すらできないですしね・・・。

でも、この時のhideは最強に美しいし、耽美的な雰囲気がたまらないので、ファンなら必見といえる。

残念ながら現在DVDやBru-rayでのリリースはないが、youtubeで動画があったので興味のある方は探していただきたい。

1994年 1stアルバム『HIDE YOUR FACE』リリース

1994年2月23日に1stアルバム『HIDE YOUR FACE』もリリースされた。

「HIDE YOUR FACE(ハイド・ユア・フェイス)=顔を隠せ」というタイトルは、「素顔を隠しても、音楽を聞けばhideの人間性は曝け出されてしまうだろう」という意味が込められていると音楽雑誌で知った。

(「英語圏ではhideは”ハイド”と呼ばれるから、それとかけた」というのも)

ジャケットの仮面のオブジェは、hideたっての願いでH・R・ギーガー(映画『エイリアン』で有名)に作ってもらったらしく、インタビューなどで嬉しそうに話していたhideが印象的だった。

アルバムを聴いてみるとどれも名曲揃いで、hideの曲作りの才能を遺憾なく発揮している。

ブックレットもすごく凝っていて、hideの芸術的センスの高さに驚いた。

hideの引き出しの多さに驚き、今後のソロ活動がもっと楽しみになったアルバムである。

1994年 1stソロツアー「 ’94 HIDE OUR PSYCHOMMUNITY ~hideの部屋へようこそ~

1994年3月から4月にかけて初のソロツアーを開催すると聞いて、私は「絶対行きたい!!」と思っていた。

でもその時はX JAPANのファンクラブに入ってなくて、ダメ元で公衆電話から何度もチケット会社に電話したが(※当時はスマホや携帯のない時代。家の固定電話より公衆電話からかけた方が繋がりやすいというジンクスがあった。真偽は不明)、結局チケットを取ることはできなくてすごく悔しい思いをした。

もちろんこのライブのビデオ「FILM THE PSYCHOMMUNITY REEL.1 」「FILM THE PSYCHOMMUNITY REEL.2」は貪るように鑑賞しまくった。

このライブの時のhideはまだフロントマンとしての”照れ”があるようで、それを打ち消すかのようにおどけたパフォーマンスが多く、愛らしくて好きだ。

「50%&50%」の「キスをしよう」の歌詞のところで、ギタリストRANとキスシーンしちゃうは、何度見てもキュンキュンする!!

Sayulist
個人的には赤髪ロング時代のhideのルックスが好きなので、hideソロ時期を第1期『HIDE YOUR FACE』、第2期『PSYENCE』、第3期『Ja,Zoo』と分けると、第1期の雰囲気が一番好きです。

Xのファンクラブ入会者でチケットが取れたと言っていた、友達の友達の超Xファンの女の子が「hideのソロライブ良かった!!」と言ってたのが羨ましくて、これを機に私もXのファンクラブに入ることにした。

次はX JAPANやhideのライブに行くことが、私の新たな目標となった。

Xファンの友人のお蔭で、同年大晦日の「白い夜」に行けた時の話はこちら:【田舎者JK】X JAPANライブ初参戦 すったもんだ上京物語

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次回予告

以上、1992~1994年のhideとの思い出を振り返りながらその魅力と愛を語らせていただいた。

この笑顔もたまらなく好きです。

当記事を通して、当時を知るファンは懐かしく思い出してもらったり、新しいファンの人には生前のhideがどんな活動をして、ファンはどんな感動を与えられたかを知っていただければ幸いである。

是非、あなたも一緒にあの時のhideを感じてほしい。

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