【X JAPAN】「ART OF LIFE」1曲29分の最高傑作

X JAPANの名作「ART OF LIFE」のレビューです。

目次

X JAPAN「ART OF LIFE」

制作エピソード

リリース情報

『ART OF LIFE』は、X JAPANが1993年8月25日にリリースしたアルバムであり、収録曲のタイトルでもあります。

当初はアルバム『Jealousy』に収録し、2枚組として発表する予定でしたが、レコーディング中にYOSHIKIが倒れたり、ヴォーカル録りの難航、ソニーの上場問題が絡んだ時間的制約などから「ART OF LIFE」の収録は見送られ、後にミニ・アルバムとしてリリースされました。

初動売上で30万枚以上、最終的な累計売上は60万枚を超えるヒット作となりました。

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↑「ARTOF LIFE」ジャケット掲載のメンバー写真。

曲の世界

YOSHIKIの半生をモチーフとした内容で、再生時間が29分、X JAPANの醍醐味である「ロックとクラシックの融合」の最高傑作といえます。

YOHIKIは自らの生涯を描くにあたって、シューベルトの交響曲第8番ロ短調「未完成」をとり入れることが構想段階でまとまっており、曲中では「未完成」のフレーズが何度もでてきます。

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↑ジャケット・カバーで使われている頭部X線写真もYOSHIKI自身のものでです。

演者泣かせの難曲

歌詞は全て英語なためTOSHIはボーカル録りに大変苦労し、挫折を味わったことはファンの間では広く知られています。

また楽器隊にとっても大変難しい曲で、どのメンバーもライブ中はパフォーマンスはやらず演奏に徹しています。

1993年7月7日のトラック・ダウン終了時にはYOSHIKIとTOSHIは感激のあまり号泣して抱き合い、打ち上げではメンバー全員でYOSHIKIが所有するスタジオを破壊したという逸話が残っているほどです。

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↑当時のアーティスト写真。X JAPAN史上一番ゴージャスだった時期で私は好きです。

 

・・・そんな難曲ゆえなかなか演奏されず幻の曲となっていましたが、2008年の再結成後はちょこちょこ演奏されています。

加入後、こんな難しい曲を覚えて完璧に弾いてくれているSUGIZOに感謝!!

初心者にオススメ!!5分弱の「ART OF LIFE ~Radio edit~」

「え、1曲で29分!?そんなに聴いてられないよ」という方・・・わかります。

大体J-POPって4分くらいが主流ですもんね。(※私はカラオケで、残り時間を4分で割ってあと何曲歌えるか計算します←どうでもいい例)

でも、「ART OF LIFE」は本当に素晴らしい曲なので、現代に生きていてこれを知らずに過ごすのはもったいなさすぎます!!

実は、X JAPAN入門者のため(なのかどうかはわかりませんが)に4分51秒のダイジェスト版「ART OF LIFE ~radio edit~」が存在します。

4分51秒ならば、試しにどんな曲か聴いてみる気も起きるのではないでしょうか?

どうか動画再生ボタンをポチッと押して、アナタの5分弱をください!!

0:00~ 悲しくも美しいストリングスから曲が始まります。

0:11~ バンドの楽器隊も突入。クラシックとロックの融合の歴史的瞬間・・。

0:37~ TOSHIのボーカルが入り、曲に強い色を加えます。

1:18~ ギターが主旋律を奏で、追走するピアノが美しいです。

1:38~ 曲がやっとメジャーコードになり、YOSHIKIの人生にも少し希望が見てきたのかと思いきや・・・。

2:02~ またマイナーコードに逆戻り。神様はそう簡単にYOSHIKIを幸せにはさせません。それに反して曲の美しさは増していきます。

2:20~ ここからの間奏がとにかく美しく、ボーカル以外の楽器も主役を張れるということがよく理解できます。

3:03~ ここでストリングスはクライマックスを迎え、リスナーを恍惚の世界に誘(いざな)います!!

3:09~ クライマックスを越えた後は曲調もスローモードになり、歌詞も最終的には「生きたい」と前向きなものになります。私たちファンが思うことは、「YOSHIKI頑張れ!!」の一言のみ・・・。

4:43~ TOSHIの「LIFE」が美しい・・・。TOSHIにも心からお疲れ様と言いたいです。

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この「ART OF LIFE ~Radio edit~」は、ベストアルバム『PERFECT BEST』に収録されています。

 

「ART OF LIFE」フルバージョン ~ライブ版~

「ART OF LIFE ~Radio edit~」で肩慣らしをしたら、いよいよフルバージョンに挑戦してみましょう!!

※今から紹介する映像は、1993年の”X JAPAN RETURNS」初日に演奏された「ART OF LIFE」です。

0:00~ 導入はYOSHIKIのピアノ+ストリングスから。初めからリスナーを惹き付ける美しさ。

0:58~ TOSHIのボーカルが入ります。TOSHIの透き通るハイトーンボイスはピアノとの相性も抜群。

3:35~ 楽器隊も加わります。さて、ここからどんな化学反応が起こるのでしょうか!?(ドキドキワクワク)

4:12~ 曲調が速くなり、ここからの疾走感がたまりません。でもファンとしては「演奏大変そうだけどみんな大丈夫かな~」と手に汗握る瞬間でもあります・・・。

6:15~ HIDEの奏でるギターの音色がストリングスとよく合っていて好きです。バッキングに徹するPATAとHEATHにも心からお疲れ様と言いたい。

8:52~9:20 ストリングスのみの、メンバーの貴重なお休みタイム。特にYOSHIKIはこの30秒間でもしっかり休んでほしいなと母親のような気持ちになってしまいます。(よけいなお世話!?)この瞬間、YOSHIKIの目にはどんな風景が映っているんでしょうか・・・。

13:18~ 曲調がガラッとメジャーコードに変わり、苦難の道を向けて希望の光が見えてきた!?(でも歌詞は暗いまま・・・)

15:49~ さて、ここからファンの間でも好みが分かれるYOSHIKI狂気のピアノソロタイムです。

25:10~ この辺りから主旋律に混じって不協和音が出現していきます。不協和音は、YOSHIKIの辿ってきた苦悩そのもの・・・。

※何がそんなにYOSHIKIを苦しめてきたのか、その真相を知りたい方はドキュメンタリー映画「WE ARE X」をご覧ください。

この曲を初めて聴いた1993年、中学生の私は不協和音の部分は失礼ながら早送りしてしまっていました。YOSHIKI様、ごめんなさい。

でも、自分が大人になって、そしてYOSHIKIの苦悩を知った今では、このピアノソロあってこその「ART OF LIFE」だと断言できます。

自分を支配しようとする狂気にひっぱられそうになりながらも、なんとか平常心を保とうとする・・・そんなYOSHIKIの心の揺れをこのピアノソロはうまく表現しています。

↑(といいながら、 今でも早送りすることあるけど…)

 

32:06~ 狂気のピアノソロが終わり、ストリングスが鳴り響きます。この後は、上記の「ART OF LIFE ~Radio edit~」と全く同じです。

↑このライブの様子は、DVD「X JAPAN RETURN」で見ることができます。(※この動画と全く同じではありません)

「ART OF LIFE」フルバージョン~CD版~

ライブバージョンとCDの音はまったく同じというわけではないので、オリジナルを聴きたい方はこちらをどうぞ。

↑「ART OF LIFE」のみを聴きたい方はこちら。

↑「ART OF LIFE」以外にもX JAPAN の曲を色々聴きたい人向けのベストCD。

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終わりに

X JAPANの最高傑作「ART OF LIFE」はいかがでしたでしょうか?

この曲を聴いて、X JAPANとYOSHIKIに興味を持っていただければ幸いです。

Xの好きな曲の中で「ART OF LIFE」が挙げられるようになれば、あなたも通(ツウ)の仲間入りです。

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