【X】インディーズアルバム「VANISING VISION」

さゆりさん
今回は、Xのインディーズ時代のアルバム『VANISING VISION』をご紹介します。
目次

X インディーズアルバム『VANISING VISION』

前回記事では、私が中学生時代にXを好きになった話を書きましたが、今回は、Xがインディーズ時代に出した1stアルバム『VANISING VISION』をご紹介します。

リリース情報

『VANISING VISION』は、1988年4月にエクスタシーレコードより発売されました。

LP発売後にCDも発売され、当時のインディーズとしては記録的な初動1万枚以上を売り上げ、インディーズ・レーベルでありながらメジャー・チャートにランクインを果たすという日本史上初のアルバムとなりました。

タイトルの意味は「幻影が消えていく」というイメージで、YOSHIKIは「当時はイロモノバンドと見られていたXの、表面的なイメージが消えて核が見えてくる状況を表現した」と語っています。

↑「元気が出るTV」に出ているインディーズ時代のYOSHIKI。「バンドの知名度を上げるためには手段を選ばない」というYOSHIKIの戦略で積極的にバラエティ番組にも出演していましたが、そのせいでイロモノ扱いされることも多かったようです。

衝撃的なジャケット

この、堂々と出しにくい絵柄のジャケットは、メンバーが収録曲「SADISTIC DESIRE」の歌詞をモチーフに原案を出し、画家の西口司郎氏により描かれたものだそうです。

中学生の私はこのジャケットを見てドン引きし、CDを貸してくれたクラスメイトの女の子も「このジャケットは恥ずかしいよね~。」と苦笑いしていました。(中学時代、Xファンは男子だけだと思っていたら、意外と女子の隠れファンもいたのね。

ちなみに、iTunesをはじめとする音楽配信サイトでは、白地に「X」の文字が黒く書かれているシンプルなものに変更されています。

インディーズレーベル「エクスタシーレコード」とは

インディーズで活動していたXはレコードのリリースを目指していましたが、レコード会社からのオファーがなかったため、1985年自らレコードをリリースすることに決めました。

YOSHIKIはレコードリリースの方法を学ぶうちに、会社を作った方が効率的であることに気付き、休眠状態となっていた実家の呉服会社を業務変更し1986年4月に「エクスタシーレコード」として設立させました。また、同時にシングル「オルガスム」をLPでリリースしました。

後にエクスタシーレコードからは、LADIES ROOM、ZI:KILL、LUNA SEA、TOKYO YANKEES、GLAYがインディーズデビューし、ビジュアル系バンドのメジャーへの登龍門的存在となりました。

画像


↑実家の呉服店は廃業しましたが、2015年YOSHIKIは「ヨシキモノ」という着物ブランドを立ち上げています。YOSHIKIらしいロックな着物ですね。

※YOSHIKIMONOは、2019年10月に開催の楽天ファッションウィークに3回目のコレクション出演をします。

楽天ファッションウィークの詳細はこちら↓↓↓

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アルバムレビュー

この記事を書くにあたり収録曲の動画を探したら、全曲揃っていてビックリしました。UPしてくださったファンのみなさん、ありがとうございます。

動画のセレクトは当時の雰囲気が伝わるようなるべく古いものを選んでますので、画質が荒いのはご容赦ください。
そして、私は生粋のHIDEファンなので、かなりHIDEよりのコメントになってしまうのもお許しください。

インディーズの頃から底知れぬ可能性を感じさせる、彼らの姿に驚くこと間違いなし!!

DEAR LOSER

(作曲:TAIJI / 編曲:X)(2:27)
『VANISING VISION』のオープニングを飾るインスト曲で、アルバム発売前後のライブではオープニングS.Eとして使用されていました。
イントロのアルペジオパートはHIDEが作ったもので、当初HIDEがレコーディングで弾く予定であったが、腱鞘炎を患ったために、代わりにPATAが弾くことになったそうです。こういう時2人ギタリストがいると心強いですね。


1992年の『破滅に向かって(2日目)』のオープニングで使用。2:28~1曲目の「VANISING LOVE」へと続きます。

私が初めてHIDEを映像で見て一目惚れしたライブ「破滅に向かって」のBru-ray。Xとファンの強い絆に泣けます。

VANISHING LOVE

(作詞・作曲:YOSHIKI / 編曲:X)(6:01)
”VANISING”という単語が入っている通り、このアルバムの顔的存在の曲といえるでしょう。
アルバム発売前後のライブでは1曲目で演奏されていましたが、次のメジャー1stアルバム『BLUE BLOOD』発売後は演奏機会が減り、最後に演奏されたのは1992年『破滅に向かって(2日目)』だそうです。


この曲はHIDEのかけ声とコーラスが多いから嬉しいです。2:20から熱唱して、2:29に勢いよくマイクから離れる姿がカッコイイ。
2:33~HIDEとPATAの息の揃ったツインギターもいいです。

この映像が収録されているBru-ray。若さと勢いに溢れて怖いもの知らずなXは、見ていてワクワクします。

PHANTOM OF GUILT

(作詞:TOSHI / 作曲:TAIJI / 編曲:X) (5:18)
TOSHIの作詞って珍しいですよね。他の曲がみんな速い曲だからか、ミディアムテンポなこの曲がゆっくりに感じます。
『BLUE BLOOD』発売後は収録曲「EASY FIGHT RAMBLING」にその座を奪われ、1992年『破滅に向かって(2日目)』以降は演奏されていないそうです。


ノリノリな曲調のイントロからは想像できませんが、TOSHI自らのコンプレックスを歌詞にしているそう。
2:53からTAIJIとHIDEがコーラスに入る姿がカッコイイ。私、楽器弾きながらコーラスする人に弱いみたいです。(笑)

SADISTIC DESIRE

(作詞:YOSHIKI / 作曲:HIDE / 編曲:X)(6:09)
HIDEの前身バンド・横須賀サーベルタイガーの楽曲「SADISTIC EMOTION」を、Xの楽曲としてリメイクしたものです。

歌詞はYOSHIKIによって作詞され、当時傾倒していたデヴィッド・リンチ監督の映画『ブルーベルベット』に触発され書いたものだそうです。(後にデビッドリンチは、X JAPANの「Longing」のMV監督を務めています。不思議なご縁ですね。)

インディーズ時代から1996年という長期間ライブで演奏されていたことから、メンバー・ファン共に人気の高さがうかがえます。
また、1991年にはリメイクされた曲がシングル「Silent Jealousy」のカップリングとして収録されました。


この曲の最大の魅力は、HIDEのコーラスが多く目立つところ。SADISTICに吠えるHIDEの姿がファンにはたまりません☆
1:53、0:46、2:53にHIDE、PATA、TAIJIの3人で叫ぶのがカッコイイ。
0:18と2:39のYOSHIKIのカメラ目線が超可愛いです。ドラム叩きながらそんな余裕あるのがすごい。
3:06のHIDEがギターから手を離すパフォーマンスが超カッコよくて、最後まで魅せてくれます。

GIVE ME THE PLEASURE

(作詞:YOSHIKI / 作曲:TAIJI & HIDE / 編曲:X)(2:57)
この曲の歌詞は全編英語で、TOSHIが歌うのではなく、YOSHIKIの朗読によって構成されています。
ライブではYOSHIKIの朗読はなく、演奏のみだったそうです。


1988.09.04 京都スポーツバレー。この時のXを生で見たかったな~。
オープニングからTAIJIの卓越したスラップ奏法がプレーされ、まさに彼のための曲と言っても過言ではないです。
TAIJIのワルそうな笑顔にドキドキさせられます。TANJIはベースの技術がすごいし、色気ムンムンでカッコイイし、華のあるベーシストですね。
(3:17からは、X史上一番速い曲と言われている「STAB ME INTHE BACK」に続きます。)

I’LL KILL YOU

(作詞・作曲:YOSHIKI / 編曲:X)(3:29)
インディーズ時代にリリースされた(※エクスタシーレコードからではない)1stシングル曲のリメイク版。前編英語詞。
インディーズ時代はライブでよく演奏されていましたが、『BLUE BLOOD』リリース後減ったそうです。

私はこのタイトルを聞いた時、正直ドン引きしました。まぁそれがロックというか、若気の至りというものなのでしょうか?
Xが求める”過激””刺激”などのイメージには合ってると思うし、曲の勢いや激しさは好きですけどね。
でも、YOSHIKIのインタビューを読んでいると、「でも実はラブソングなんですよ」ですって。ツンデレの極み!!


「タイトルにドン引きした」と言いながら、映像を見るとやっぱりカッコイイと思っちゃいます。
私は英語を聴き取れないので、歌詞の内容は別に気にならないですし。
1:02~笑顔でコーラスするHIDEが可愛い。1:12~YOSHIKIの横に移動して、YOSHIKIと仲良しな姿にホッコリさせられます。

ALIVE

(作詞・作曲:YOSHIKI / 編曲:X)(8:24)
Xとしては初めてピアノが取り入れられた曲で、イントロ部分にはベートーヴェンの「月光」が使われているのが特徴です。
前編英語詞で、(当時は公表していませんが)10歳の時に父親の自殺という経験をしたYOSHIKIの苦悩が感じられます。


1988.09.04 京都スポーツバレー。この曲を聴いてると、Xの真骨頂「クラシックとロックの融合」の片鱗が見えますね。

1997年発売のバラードベストアルバム『BALLAD COLLECTION』にも収録。先述の「Longing」も入ってます。廃盤商品なので高騰してますが、中古で探せば安く買えるはず。

KURENAI

(作詞・作曲:YOSHIKI / 編曲:X)(5:46)
現在もXの代表曲として歌い続けられている「紅」ですが、こちらは英語詞ヴァージョンです。間奏も変わってますね。
この曲も、自分を置いて亡くなった父親に対するYOSHIKIの悲痛な叫びが伝わってきます。


英語バージョンのPVが見付かりました。「音楽シーンを変えてやるぜ!!」という意気込みや気合が感じられます。
私が初めて聴いたXの曲が「紅」日本語バージョンで、あまりにも衝撃的で付いていけなかった話は前回記事で書いた通りですが、初めから映像付きで見てたらまた変わっていたかも・・・。

UN-FINISHED…

(作詞・作曲:YOSHIKI / 編曲:X)(1:32)
YOSHIKIの奏でるピアノの旋律が美しくも悲しいバラード曲。
1989年リリースのアルバム『BLUE BLOOD』ではこの曲の完成形である「Unfinished」が収録され、ファンに長く愛される名曲となりました。


完成形の「Unfinished」が頭にインプットされているので、これを聴くと新鮮です。激しい曲とのギャップがXの最大の魅力です。「Unfinished=未完成」と言う題名通り突然途切れる演出になっているので、驚かないでくださいね。

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終わりに

Xのインディーズアルバム『VANISING VISION』のレビューはいかがだったでしょうか?
次回は、インディーズ時代のXが出演している「元気が出るテレビ」のお宝映像をご紹介します。

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