【X】『BLUE BLOOD』アルバムレビュー Xジャンプ秘話

さゆりさんさゆり
Xのメジャー1stアルバム『BLUE BLOOD』レビュー前編です。
目次

X メジャー第1弾アルバム『BLUE BLOOD』

1988年、Xはリリーズしたインディーズアルバム『VAMISING VISION』が1万枚というヒットを飛ばし、いっきに知名度も上がりました。

その後、Xの才能に惚れ込んだCBSソニーの新人発掘部門担当・津田直士の尽力により、1988年8月1日XはCBSソニーと契約することになりました。

初のメジャーアルバム制作

CBSソニーと契約後のXは、早速デビューアルバムの制作に取りかかります。

画像


河口湖のスタジオで合宿後、信濃町のスタジオで2ケ月半に及ぶレコーディングを行いました。

またYOSHIKIのアイデアで、「PROLOGUE(〜WORLD ANTHEM〜)」、「ENDLESS RAIN」、「ROSE OF PAIN」は、フルオーケストラが参加、「UNFINISHED」では、弦楽四重奏と YOSHIKIのピアノが共演。

このロックとクラシックの融合が、Xのサウンドの醍醐味でもあります。

1989年4月21日、全12曲・収録時間65分に及ぶメジャーデビューアルバム『BLUE BLOOD』が発売。オリコン初登場6位、80万枚以上のセールスを記録しました。

 

画像Xは1989年の日本有線大賞新人賞・日本ゴールドディスク大賞など数々の賞を受賞し、デビュー1年足らずのうちに、Xはメジャーシーンのスターダムにのし上がりました。

『BLUE BLOOD』アルバムレビュー

当記事では、Xの蒼い血の結晶のアルバム『BLUE BLOOD』のうちの1~6曲目を、HIDEよりのファン目線でご紹介します。(7~12曲目は次回)

PROLOGUE (〜WORLD ANTHEM)

(作詞:YOSHIKI / 作曲:F.Marino / 編曲:X)(2:35)
メジャーデビュー時初期のライブオープニングS.E.でお馴染み。私は洋楽に疎いので存じ上げなくて恐縮ですが、カナダのバンド・フランク・マリノ&マホガニーラッシュのインスト曲をカヴァーしています。


1991年8月6日BLUE BLOODツアー新潟公演の映像。

その名の通り、ライブの始まりの曲としてまずは「PROLOGUE (〜WORLD ANTHEM)」が流れ、2:40~アルバム同様「BLUE BLOOD」に繋がります。(ライブでの導入部の煽りの声は、HIDEが録音した声をピッチを変えて使用していたという説あり)

2008年の再結成以降はアンコールの導入部で使われることもあり、昔からのファンは懐かしくてたまりませんね!!

BLUE BLOOD

(作詞・作曲:YOSHIKI / 編曲:X)(5:02)
前曲「PROLOGUE (〜WORLD ANTHEM)」がブツッと切れたかと思うといきなり「BLUE BLOOD」が始まるので、初めはビックリしますが慣れると快感になりワンセットで聴かないと物足りなくなります。(笑)

ザクザクとしたギターリフがとても気持ちいい、ヘヴィメタルナンバーで、個人的にこのアルバムの中で一番好きな曲です!!

メジャーデビュー初期のオープニング定番曲だったのが、X JAPANと改名後は1回のみで幻の曲となってしまいました。(涙)

「BLUEBLOOD」が好きすぎて、特別扱いで2つ動画を紹介します!!(笑)


1989年7月30日ROCK POCKETS出演。
この観衆の熱狂ぶりが、Xの人気を物語っています。いや~羨ましい、この中に混ざりたい!!

疾走感溢れるイントロからして世界に引き込まれる。

HIDEファンからすると、1:08、1:21、3:56のコーラスも楽しみポイント☆

1:43~、4:04~歌うようなギターのメロディが印象的。

2:33~HIDEとPATAのギターの重なりが秀逸。ギターソロは前半部で両名によるハモリ、後半部分のリードがHIDEが担当。

4:35~ボーカルのキーめちゃめちゃ高いですよね~。これを歌いこなすTOSHI流石です!!

4:52~、曲の終わり方がドラマティックで美しすぎる!!これを完璧と言わずして何と言おうか・・・。

 


2008年12月31日の赤坂BLITZ公演で演奏された非常にレアな「BLUE BLOOD」。

冒頭にサビ部分のバラードアレンジも加えられています。

しかもHIDEのコーラスのところはちゃんと映像(※1993年「X JAPAN RETURNS」ライブの時のもの)使ってくれてるし、ファンの気持ちよくわかってる!!

2:48、YOSHIKIのドラムカウント聴いただけでワクワクする☆ 本当、カッコイイという言葉以外見付からない。(笑)

私は「BLUE BLOOD」大大大好きだし、もう2度と聴けないと思うくらい幻の曲なので、この場にいたら絶対泣いてただろうな~。

WEEK END

(作詞・作曲:YOSHIKI / 編曲:X)(6:03)
ロックンロールを意識して作られた楽曲で、休止前はライブの定番曲でもありました。
歌詞は「自殺」をテーマにしていますが、後のアンサーソングとなる「Rusty Nail」で、ちゃんと主人公は生きることへの決意を表していますからね!!←ココ重要。

後に新録され、メジャー3rdシングルとしてリリース。シングルヴァージョンはギターソロが若干違い、中間部のサビはピアノやオーケストラが導入されています。


「WEEK END」のアレンジの変遷がわかるという、親切な動画を発見しました。ありがとうございます!!

1995年以降はいくつかの箇所で変更が見られ、まずイントロが大幅に変更。
中盤では、ピアノとストリングスによるバラードアレンジ(シングルバージョン)→YOSHIKIがピアノを弾くバージョン(X JAPANバージョン・この動画だと3:42~)に変わりました。

HIDEファンとしては、1:20~、1:55~、3:00~、3:10~のコーラスが楽しみでなりません。

1:41~HEATHもハモってます。TOSHIの声とマッチしてますね。

2:15~ギターソロは前半がHIDE、中間がPATA、後半が両名のハモリとなっています。この構成は変わらず全てのバージョンで共通。2:39~ドラマティックなギターが好き。

3:43~YOSHIKIがピアノを弾きに移動します。前のシングルバージョンだった時は、シンセが鳴ってる間YOSHIKIの束の間の休憩タイムだったんですけどね。(笑)

この「VISUAL SHOCK Vol.2.5」に「WEEK END」のMVが収録されています。なかなかみなさん演技上手いと思う。

EASY FIGHT RAMBLING

(作詞:TOSHI&白鳥瞳 / 作曲・編曲:X)(4:42)
TAIJIとHIDEが原曲、YOSHIKIとTOSHIがメロディーを作った合作で、作曲クレジットはXとなりました。
『VANISING MISION』の「PHANTOM OF GUILT」同様、TOSHI自らのコンプレックスを歌詞にしているそうです。


1992.01.06東京ドームライブ「破滅に向かって」より。

曲全体にTAIJIのベースラインが目立ち、2:32~ベースソロもカッコよく、まさにTAIJIありきの曲ですね。
こんなにベースが存在感のあるバンドなかなかないですよね。(※私の知っている範囲では)

HIDEファンとしては、4:52~の部分がコーラスが目立って嬉しいです。

X

(作詞:白鳥瞳 / 作曲:YOSHIKI / 編曲:X)
インディーズ時代にリリースした2ndシングル「オルガスム」B面曲「X」のリメイク。歌詞もわずかに変更され、作詞者もYOSHIKIから白鳥瞳名義に変更されています。
疾走する激しいリフとメタリックサウンド、ツーバスのドコドコ感がXファンの心をはやらせます。

ライブでお馴染み「Xジャンプ」の起源は、1988年7月19日に仙台のフォーラスモーニングムーンで行われたライブので「X」演奏の際、サビの部分でギターのHIDEが突然ジャンプをして、観客にもジャンプするようジェスチャーで煽ったのがきっかけ。直後からTAIJIが、少し遅れてPATAもジャンプし始めたんだとか。

この時ジャンプに応じたファンは数人でしたが、後に5万人をも動かす現象になっていったのですね・・・。


1996年12月31日のTHE LAST LIVE。歴代ライブの中でも一番ファンが熱いライブ。(※私もこの中にいました)
ファン渾身のXジャンプをたっぷりとご堪能ください。(※ちなみに、このTHE LAST LIVEでは震度3を記録したという伝説が残っています。)

2:57~、ギターソロの構成は、PATA→HIDE→両名によるハモリの順となっています。

3:44~、ギターソロの直後と2回目のサビの間にToshlがメンバーを一人一人紹介するのが定番です。(2012年以降、HEATH→PATA→SUGIZO→HIDE→TAIJI→YOSHIKI→Toshlの順)。

「X」が終わった後の爽快感が気持ちよくて、「これを聴いてXジャンプしないとライブに行った気がしない」と思うくらい、ライブになくてはならない曲です。

ENDLESS RAIN

(作詞・作曲 / YOSHIKI / 編曲:X)(6:34)
X初のメジャーバラード。インディーズ時代にもバラード曲は存在していますが、メジャーキー(長調)初の曲。
2008年の再結成後、他のバラード曲「SAY ANYTHING」「Tears」などはライブのセットリストからなくなる中、今でも演奏され続ける人気ナンバー。


1996年12月31日のTHE LAST LIVEより。映画のワンシーンのように感動的です。

この曲ではYOSHIKIがピアノを弾き、TOSHI以外の楽器隊は座って演奏するというスタイル。
YOSHIKIのピアノの音色は弾いた瞬間から人々を惹き付ける不思議な魅力があるんですよね。
こんな状況でもしっかり歌えているTOSHIは本当に凄い!!まさにプロのボーカリスト!!(しかもこのライブ前、例の洗脳集団の暴力セミナーを受けていたという・・・)

0:57~、当時不仲が囁かれたYOSHIKIとTOSHIでしたが、隣り合わせに座ってる姿は昔からの幼馴染みのままですね。

3:14~、涙をこらえながらメロディを口ずさむHIDEと、そのHIDEに語り掛けるように歌うTOSHI。

3:53~、「I wake from my dream. I can’t find my way without you.」のメロディがドラマティックで好きです。

4:04~、HIDE、4:14~、PATAもハモるギターソロがなんとも優しく美しい。

4:57~、TOSHIはHEATHの横に座り、HEATHの今までの労をねぎらっているように見える。

5:38~、PATAの肩を組みながら歌うTOSHI。TOSHIを見つめるPATAの眼差しがとても優しい。

6:02~、ファンにサビを歌わせるのが定番になっていますが、このLAST LIVEではメンバーがはけてしまい、まさにENDLESS状態・・・。

 

さゆりさん
この続き、アルバム『BLUE BLOOD』6~12曲目のレビューは次回公開します。

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終わりに

さゆりさんさゆり
『BLUE BLOOD』アルバムレビュー前編、いかがでしたでしょうか?
次回はアルバムレビュー後編に続くので、引き続きお楽しみください。
謎の作詞家”白鳥瞳”の正体も、次回明かされます。

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