【X】『BLUE BLOOD』アルバムレビュー 紅 オルガスム

さゆりさん
Xのメジャー1stアルバム『BLUE BLOOD』レビュー後編です。
目次

X メジャー第1弾アルバム『BLUE BLOOD』後編

Xの1stアルバム『BLUE BLOOD』について語っていたら、熱量がありすぎて長文となったため、やむなく全12曲のうち1~6曲目を前編、7~12曲目を後編というふうに2回に分けて書きました。→ BLUE BLOOD』レビュー前編はこちら

それでは、後半6曲のレビューもどうぞ。

作詞者「白鳥瞳」って誰!?

アルバム『BLUE BLOOD』内のクレジットを見ると、何曲かの作詞者は白鳥瞳と書かれています。
「白鳥瞳って誰?あんなに楽曲へのこだわりがあるYOSHIKIが外部に作詞依頼するってどういうこと?しかも女性の作詞家だなんてモヤモヤ!!(←女性ファンの嫉妬)」
・・・なんて心配は無用で、白鳥瞳はYOHIKIの作詞時のペンネームなのです。(↓”白鳥”なので、白い衣装の写真を選んでみました☆)

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YOSHIKIのインタビューによると、
「(白鳥瞳名義の詞は)基本的に凄いポジティブなんですよ。最後絶対プラスの方向に向かって終わってるという。」
「(一方、YOSHIKI名義の詞は)基本的にネガティブというわけじゃないですけど混乱ですね、大混乱みたいな。」
と話しています。

『BLUE BLOOD』アルバムレビュー

では、Xのメンバー5人とスタッフの蒼い血の結晶のアルバム『BLUE BLOOD』7~12曲目を、ミーハーファン目線でご紹介させていただきます。生粋のHIDEファンなので、HIDEよりのコメントになることをお許しください。

『BLUE BLOOD』1~6曲目のレビューはこちら

↑未だ語り継がれる名盤。

紅(くれない)

(作詞・作曲:YOSHIKI / 編曲:X)(6:18)

インディーズ時代から度重なるリメイクを経て一時期はボツ曲扱いとなりましたが、HIDEとTAIJIがリメイクし、現在のメロディーが出来上がり、Xの代表曲として愛されるまでになりました。3rd(メジャー1st)としてシングルカットされています。

ファンの投票で収録曲を決めるベスト・アルバム『X JAPAN BEST 〜FAN’S SELECTION〜』では1位を獲得しました。


1991年8月6日 新潟産業振興センターライブより

0:04~、アルバム曲はストリングスから入りますが、ライブではHIDEのアルペジオから始まります。このHIDEにくわえられるピックになりたいと何度思ったことか・・・。

1:33~、おなじみの「紅だ~!!」シャウトですが、これはまだ無名の頃「べに」とよく誤読されていたからという説が・・・。

2:54~、ギターソロのリードはHIDEから。3:05~からPATAもハモり、息がピッタリあっているのがわかりますね。

3:29でHIDEがジャ~ン♪ってポーズとりながら弾くのが超絶カッコイイんだけど(ファンの人わかるよね?)、残念ながらこの動画ではTAIJIのアップで映ってない。

4:51~、ファンと一緒に歌うところ。この一体感がたまりません!!

5:19~、YOSHIKIの貴重な休憩タイム。(ほら、やっぱり体が心配じゃない?)

6:33~、ドラマティックな終わり方が好きだ~!!

XCLAMATION

(作曲:HIDE&TAIJI / 編曲:X)(3:57)
2部のインストで構成されます。前半はインドのボンベイにて収録された民族的メロディーで、後半からはTAIJIのチョッパーを用いたソロから始まります。
1987年CBSソニーのオーディションでは、オープニング曲として演奏されたそうです。


1992年1月5日 東京ドームライブ~破滅に向かって~より

TAIJIのベースありきの曲ですね。TAIJIカッコよすぎですが、まさかこの2日後のライブを最後にXを脱退するとは・・・。

この「刺激! VISUAL SHOCK Vol.2」にXCLAMATIONのMVが入っていて、インドの王様風のHIDEが蛇と戯れている姿を堪能できます。

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蛇を顎クイするHIDE様。この蛇になりたい・・・。(はあと)

オルガスム

(作詞:白鳥瞳 / 作曲:YOSHIKI / 編曲:X)(2:47)
インディーズ時代にリリースした2ndシングル「オルガスム」のリメイクで、作詞もYOSHIKIから白鳥瞳名義に変わっています。
このアルバムの中で最もテンポが速いです。

CBSソニーでのオーディションでも、「XCLAMATION」「紅」と共に演奏された歴史ある曲。


1997年12月31日 THE LAST LIVEより

1995年のライブから全歌詞が英語となりましたが、再結成以降は再び日本語バージョンに戻っています。

ライブでは、1:45~オリジナルと違いファンを煽る交流タイムなのですが、私は途中で疲れてしまってました。(ごめんなさい)

9:04~ドラムパートはマシンによる打ち込み音に変わり、その間にYOSHIKIが二酸化炭素を客席に撒き散らすのがファンにはおなじみの光景。(客が酸欠になりそうだから、酸素の方がいいんじゃないかとずっと思ってた私。それなら無色か。)

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「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」の「やしろ食堂」ライブでも、この曲が演奏されてましたね。(笑)

CELEBRATION

(作詞・作曲:HIDE / 編曲:X)(4:49)
HIDEとTOSHIの合作で、HIDEのR&Rスピリットが光ります。CDでは間奏でHIDEの英語の語りが入りますが、ライブではカットされています。

シンデレラの話をモチーフにしながらも「継母に蹴りを入れて本当の舞踏会へと行きましたとさ・・・」というロックな展開になるところはさすが。

Xのライブの中のHIDEのソロコーナーや、自身のソロライブで拡声器で歌ったPOPな仕上がりの”HIDEバージョン”もあります。


1993年12月30日 東京ドームライブ

3:24~、HIDEとPATAのハモるギターソロが好き。

4:43~、HIDEのコーラスがよく聴けて嬉しいです。

全編を通してYOSHIKIが楽しそうにドラムを叩いていて、余裕があるんだなって感じます。

「VISUAL SHOCK Vol.2.5 CELEBRATION 」内の「CELEBRATION」MVがとても凝ってて面白いです!!

「CELEBRATION」の世界をドラマにしてて、主人公は白人の女の子ですが、HIDEが魔法使い、TOSHIがリムジンの運転手、YOSHIKIがシンデレラ、TAIJIがハーレーを乗り回したり美女をはべらす色男、PATAは酒を飲む通行人とみんな思い思いの役を演じています。

HIDEは曲を作っているときから、「色々な映像が浮かんで、きちんとしたPV(←当時はそう言ってたからね)を作りたい」と言っていたそうですが、予算の関係上理想通りにはいかなかったもよう・・・。

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このMVのYOSHIKIが超綺麗☆ 当時はこのコスプレをしてくるファンがたくさんいました。

ROSE OF PAIN

(作詞・作曲:YOSHIKI / 編曲:X)(11:49)
YOSHIKIが澁澤龍彦『世界悪女物語』の中で描かれている、エリザベート・バートリの残虐行為をテーマに作られた曲。(私もこの話を知ってたので、YOSHIKIが曲に取り上げると聞いて嬉しかったです。)

エリゼベート・バートリ・・・「血の伯爵夫人」とも呼ばれる。1560年にハンガリーの名門と謳われるバートリ家に生まれる。自身の美しさを維持するため、言葉巧みに誘い込んだ700人もの娘を殺し、その血で湯浴みをしたという逸話がある。最終的にその悪行は露見し、一切の光を通さない密閉された塔の中に幽閉され、1614年発狂しながら死に絶えたという。

「ROSE OF PAIN」ではその凄惨な光景を見続けた”薔薇の嘆き”を表現しています。(薔薇はYOSHIKIの代名詞ですからね。)


「X with オーケストラ」12月8日 NHKホール。オーケストラと大々的に共演するところがXらしい。
バッハの『フーガ ト短調』のフレーズが随所で使われていますね。

1:44~、パイプオルガンに、ギター、オーケストラが加わることで、おどろおどろし出てきていい感じ。

5:47~、ギターの嘆きが伝わってきます。TAIJIのベースの音がよく聴こえる・・・。

6:09~、ピアノのメロディが美しい。CDではもちろんYOSHIKIが弾いています。

6:47~、テンポが上がり、いっきにロックテイストが強くなります。

この曲の成功が、後の大作「ART OF LIFE」に繋がっていくんですね・・・。

さきほど紹介した「刺激! VISUAL SHOCK Vol.2」に「ROSE OF PAIN」のMVも入っています。

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薔薇を持ったYOSHIKIがフランスの古城を彷徨う映像が見られます。(他のメンバーはアメリカロケを希望した中、YOSHIKIだけはヨーロッパ思考だったそう)

UNFINISHED

(作詞・作曲:YOSHIKI / 編曲:X)(4:28)
『Vanishing Vision』で未完成だった曲が、本作では完全体となり発表されました。もの悲しい旋律がとても美しいバラード曲。


FILM GIGS~血と薔薇にまみれて~ 1991年(詳しい日付や場所は不明)

ライブでは、私の知っている範囲ではYOSHIKIのピアノソロの一部に取り入れられてる印象が強く、この動画のようにYOSHIKIのピアノ+TOSHIのボーカルのみというのも珍しい気が・・・。CDでは他の楽器も入ってるんですけど、ステージ上で見た記憶がないなぁ。
ファン人気曲なので、もっとライブで演奏してほしいですね。

個人的なエピソードとしては、私がXに夢中になりだした中学生の時、このアルバムがBGMの私の部屋に入ってきた母親が「この曲だけはいい」と言ってたことです。ロックは受け付けない人でも、バラード曲ならYOSHIKIの紡ぐ音楽の良さに気付くんですね。

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終わりに

さゆりさんさゆり
『BLUE BLOOD』アルバムレビュー後編、いかがでしたでしょうか?
少しでもXに興味を持っていただければ嬉しいです。

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