前回はhideゆかりの地巡り【前編】として三浦霊園のお墓参りとご実家訪問の様子をレポートしました。
今回はその後編で、hideが青春時代を過ごした横須賀のどぶ板通りを紹介します。
hideが青春を過ごした街 横須賀どぶ板通り
どぶ板通りの歴史
どぶ板通りは、京急本線の汐入駅~米国海軍ベース間のエリアを指します。
明治時代、横須賀が帝国海軍の軍港として発展し始め、往来の邪魔であったどぶ川に海軍工廠(こうしょう)からもらった厚い鉄板で蓋をしたことから、どぶ板通りと呼ばれるようになりました。(後に、どぶ川・鉄板ともに撤去されたそうですが)
第二次大戦後は、進駐軍・在日アメリカ軍横須賀海軍施設の兵隊向けの土産物店、肖像画店、バーや飲食店、テーラーショップなどが栄えました。
ベトナム戦争後は米兵向けのバーや飲食店は数を減らし、現在は日本人の若者向けのアパレルショップ、美容院、アクセサリーショップなどが増え、また横須賀ならではのスカジャン専門店やミリタリーショップが人気で観光客を集めています。
ドブ板通りの街並み
hideとどぶ板通り
hideが子どもの頃のどぶ板通りはデンジャラスな雰囲気だったそうで、親御さんに行ってはいけないと言われる場所だったそうです。
そんなhideも高校生になるとどぶ板で遊ぶようになり、「酒・煙草・女は、ここで覚えた」とのこと・・・。音楽に目覚め、自らバンド「サーベルタイガー」を立ち上げてからは、どぶ板通りのライブハウスを中心に活動するようになりました。
上京しX(後にX JAPANと改名)として有名になってからも、横須賀に帰った時は行きつけの飲食店で舌鼓を打っていた・・・そんなhideのホームタウンを巡ってみたいと思います。
直接関係ない店だけど、頭に「Hide」の文字があるから反応しちゃう。(笑)
どぶ板通り案内図
三浦霊園でお墓参り&ご実家訪問を終えた後、サーベルタイガー時代hideがで活動していたどぶ板通りを散策しました。
どぶ板通りは、京急汐入駅が最寄りです。
駅構内でHONEY BEEの広告を発見!!
Googleマップだとこんな感じ。
HONEY BEE
ランチは、hideがチーズバーガーをよく食べていたというハンバーガーショップ「HONEY BEE」に行きました。
人気のハンバーガー屋さんのようで、ちょっと並びました。
いかにもアメリカンな雰囲気の店内。
「ヨコスカネイビーバーガー」とは・・・米海軍内の艦船の見張り要員の食事として出されていたのが「ネイビーバーガー」です。
そして、2008年米軍基地と横須賀市との友好の象徴として提供してもらったレシピを元に横須賀独自に開発したバーガーが「ヨコスカネイビーバーガー」だそうです。
メニューの種類が色々あって迷いましたが・・・
ハニーバーガーコンボにしました!!
有名人のサインがたくさんありましたが、hideのは見当たりませんでした。
イラストが素敵なサインをアップしておきますね。
うな八
「うな八」は、hideが子どもの頃から家族で行きつけにされていた鰻屋さんです。
晩御飯で伺いました。
「この暖簾をhideもくぐったのか・・・」と思っただけで感動。
hideも味わったであろう鰻の味を堪能しました。
hide with spread beaverのサインがありました。
一福
hideが横須賀に戻ってきた時よく食べに来ていた食堂で、中華丼・牛すじ煮込み・ホッピーが定番でメニューだったようです。
hideが好きだった中華丼をいただきました。
ドキュメンタリー映画「HURRY GO ROUND」でもナビゲーターの矢島さんが食べに行ってましたね。
hideも出演したライブ会場
「バッファロー」 hideがサーベルタイガーで活動していた頃はロックシティというライブハウスだったのですが、現在はバッファローというパブとして営業しています。
hideも地元に帰ってきた時はよく友達と来ていたそうです。
「ROCK CITY」 hideがサーベルタイガーの活動の拠点にしていたライブハウス。
以前は現在のバッファローの場所にありましたが、復活後は今ある場所に移転しています。
「かぼちゃ屋」 上記のROCK CITYと並んで横須賀で人気のライブハウス。
サーベルタイガー時代のhideもここでライブをしていたそうです。
「よこすか芸術劇場」 1996年、hideがソロツアーでライブを行ったという、故郷に錦を飾った場所です。
ミリタリーショップ FUJI
欧米各国の軍払い下げの迷彩服や、戦闘機のパイロットが着るフライトジャケットを売っているお店で、hideはここでよく私服を買っていたとか。
本物のミリタリーグッズを欲しい方は是非。
hideの聖地巡礼の下調べにオススメの映画
お墓参りに始まり、hideが通っていた一福やうな八に行ったりと、ナビゲーターの矢本悠馬がhideゆかりの地を訪れています。
「HURRY GO ROUND」
1998年5月に33歳の若さで他界した「X JAPAN」のギタリスト、hideの没後20年を機に、いまなお多くのファンから愛され続けているhideの最期の足取りをたどっていくドキュメンタリー。「ちはやふる」「君の膵臓をたべたい」などで活躍する若手俳優の矢本悠馬がナビゲーター役を務める。神奈川県三浦市にあるhideの墓。墓石には事実上hideの最後の楽曲となった「HURRY GO ROUND」の歌詞が刻まれている。hideが生まれ育った横須賀、亡くなる3カ月前に滞在していたアメリカ・ロサンゼルスなどhideに縁のある地を回るほか、YOSHIKIをはじめhideをよく知る人物を訪ね、亡くなる直前のhideの実像に迫っていく・・・。
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メジャー1stアルバム『BLUE BLOOD』レビュー 後編
終わりに
いかがだったでしょうか?
これで、2回に渡ってお送りしたhideゆかりの地ツアーのレポートはおしまいです。