この記事を書いた5月2日はhideの命日です。
今日はhideの記事を書きたかったのでどうぞお付き合いください。
【hideの聖地巡り】 三浦霊園、横須賀駅中央駅周辺を巡る
hideのプロフィール
hideの本名は松本 秀人(まつもと ひでと)。1964年12月13日生まれ。神奈川県横須賀市出身。
1987年にXにギタリストとして加入し、HIDE名義で活動しました。(1989年にメジャーデビュー、1992年にバンド名はX JAPANに改名)
1993年より、hide名義でソロ活動も開始し、1996年にはレコードレーベル「LEMONed」(レモネード)を設立。1997年のX JAPAN解散後はhide with Spread Beaver及びzilchでの活動を開始するも、1998年5月2日に急逝してしまいました。
逝去後も数々の未発表音源やトリビュート作品がリリースされたり、hideミュージアムの設立、大型イベントが開催されたりするなど、その人気は衰えることなく、hideの生前を知らない若い世代や海外にまでファン層を広げています。
hideを敬愛するミュージシャンも多く、その影響力も計り知れないといわれています。
例えば、私が好きなTHE YELLOW MONKEYのボーカル・吉井和哉さんも、”hideに「球根」(自身の楽曲)を認められて嬉しかった”と語っていました。
↑色んなhideが観られる映像集です。
hideオフィシャルサイト「hide-sity」: https://www.hide-city.com/
三浦霊園
まずはhideのお墓参りということで、東京から三浦霊園を目指します。
hideのお墓参りについて、2024年4月29日hide Officialより注意文が発表されました。
「どうぞ供花やお供え物はお持ちにならず、 手を合わせにだけお越しください。」とのことです。
詳細は、下記のポストをご参照ください。
【hideお墓参りについてのお願い】
hideのお墓参りに日々沢山の方にお越しいただき
誠にありがとうございます。昨今、以前にも増して多くの方がお参りに訪れ、
供花やお供え物(食品や飲料、タバコなど)をご持参いただいており、瓶が割れる、香炉が焼けるなどの事例が発生したこともございました。…— hide official (@hideofficial_20) April 29, 2024
車を持っていないので電車で横須賀中央駅まで行き、三崎港行きのバスに乗りこみました。
車窓からの景色は海です。
「三浦霊園入口」(三崎港行き方面)のバス停は、海岸沿いにありました。
バスを降りて徒歩10分くらい、海を背に向けてのどかな田舎道を歩いていくと三浦霊園に着きます。
少し迷いながらも、hideのお墓の場所を見付けました。この指を指している辺りです。
(私達は自力で行きましたが、インフォメーションで聞けば教えてもらえるそうです。)
一画だけお花がいっぱいあるお墓があるので、目立ちますね。
今まで2回行ったことあるのに、「映画『WE ARE X』で見たのと一緒だ!!」と感激してしまいました・・・。
この映画の中に、YOSHIKIがhideのお墓参りをするシーンが出てきます。
お参りが終わったら、お墓をゆっくり見させていただきました。
「HURRY GO ROUND」の歌詞が刻まれています。
↑このアルバムに「HURRY GO ROUND」が収録されています。
春にここに来たら、hideに会えそうな気がする・・・。
hideのご両親の、愛のこもった墓碑です。
ふとバケツのお花を見ると蝶が羽を休めていて、まるでhideが来てくれたみたいですごく嬉しかったです。
私達の後にもファンの人が数組お参りに来ていて、やっぱり人気者だな~と思いました。
心の中でhideにさよならをして、元来た道を戻りバス停に向かいます。
帰りのバス停。「おつかれさま」の言葉が嬉しい。
三浦海岸駅から京急線に乗り汐入駅で降りて、どぶ板通りでランチを食べました。
どぶ板通りの聖地巡りの記事はこちら。
hideのご実家
どぶ板通り散策後は、hideのご実家です。(※最後に訪問したのは2019年です)
~お願い~
2023年12月8日、X(旧Twitter)で hide officialサイトより「hideのご実家への訪問はご遠慮ください」という注意書きが投稿されました。
<皆様へお願い>
【hideご実家への訪問はご遠慮ください】いつも沢山の方にhideのお墓参りにお越しいただき誠にありがとうございます。
お墓参りと共に「hideのご実家」を訪れる方が増えておりますが、ご実家訪問はお止めください。
hideを応援いただけることは
大変嬉しいことです。…— hide official (@hideofficial_20) December 8, 2023
hideのご実家には行かれないようよろしくお願いいたします。
窓にはhideのぬいぐるみが飾られていました。
私自身はhideの実家に行くのは3回目で、1回目は見ただけ、2回目はお母様と玄関でお話ししてメッセージノートを書かせていただいたことがあります。(小雨が降っていて「傘持って行きなさい」って言われたことを覚えている)
2回目に行ったのは10年以上前の話で、久しぶりにインターホンを押す時はドキドキしました。
しばらくすると、「はい」とお母様らしき女性の声が返ってきました。
「hideさんのファンなのですが、もしよろしければお母様とお話しできますか?」と聞くと、「(初めの部分は失念しました)足が痛くて・・・」とおっしゃったので、
「そうなんですか、すみません。じゃあいいです。帰ります。失礼しました。」と言ったのですが、「ちょっと待って、今開けるから。」と言われ、ビックリ!!
「庭までかな?」と思っていたら玄関も開いて中に入るよう言われたので、おっかなびっくり玄関に入らせていただきました。
訪問したファンが入れるのは玄関までで、hideの写真、絵、人形など、色んなhideグッズが飾られています。
お母様はファンのためにお土産を用意してくださってるようで、びっくりしました。
そして、ペットボトルのドリンク(清涼飲料水やコーヒー)を3人分くださり、「毎日のように訪れるファンのために用意してくれてるんだ」と思うと、ありがたいやら申し訳ないやら・・・。
せめて菓子折りぐらい持って行けば良かったと後悔しました。
「外は暑かったでしょ?大丈夫?ほら、飲んで飲んで。」と私たちの体調を気遣ってくださったので、遠慮なくいただいたペットボトルを飲みつつ色々とお母様のお話を伺いました。
お母様はとても優しくて愛情深くて、こんなお母様に育てられたからhideもファン想いの優しい人に育ったんだな~と思いました。
hideのお母様と話した内容はこちらで紹介しています。
りそな銀行横須賀支店
横須賀中央駅から徒歩圏内のゆかりの地を紹介します。
駅からすぐのりそな銀行横須賀支店にはhideのポスターが飾られていました。
母校の小・中学校
母校の横須賀市立常葉中学校。
同じく、母校の横須賀市立田戸小学校。
hideがよく話していた「太った子どもだけ集められて校庭を走らされていた」というエピソードを思い出しました。
平和中央公園
子どもの頃のhideが、秘密基地を作って遊んでいた中央公園。
高台の上にあるので、登って行くのが結構きつかったです。
弟さんの松本裕士氏の著書『兄弟 ~追憶のhide~』には、幼き日のhideがこの公園でUFOを呼ぼうとしてたなんてエピソードも残ってます。
眺めが良くて海も見えます。hide少年も同じ景色を見ていたのかな・・・。
猿島の手前、大きな商業施設の辺りにかつてhide MUSEUMがありました。
セブンイレブン米ケ浜支店
横須賀中央駅から徒歩10分くらいのところにあるセブンイレブン横須賀米が浜店。
hideの写真とサイン(コピーですが)が飾ってありました。
やはり地元のヒーローですね。
【閉店】ヤジマレコード本店
ヤジマレコードは、高校生の頃のhideが足繁く通ったという横須賀中央駅前の老舗レコード店で、横須賀を訪れるファンの聖地の一つとなっていました。
特設コーナーはhideのCD全種類を揃え、店内にはhideの特大パネル・ポスターをはじめ、ファンが寄贈したhide人形などが溢れ、hideファンにとっては堪らない空間です。
私も以前2回横須賀探訪の際は行きましたし、今回も行ってみたら・・・
閉店しているではないか!!(驚愕)
薄く残る店名の跡が唯一の名残となっていました。
調べてみると、ヤジマレコード本店は、2017年7月31日に惜しまれつつ閉店したそうです。
横須賀経済新聞の記事→ https://yokosuka.keizai.biz/headline/1346/
あと1年早く行っておけば良かった・・・。(哀)
2000年にヤジマレコードに行った時の写真が、出てきました!!
hideの聖地巡礼の下調べにオススメ
お墓参りに始まり、hideが通っていた一福やうな八に行ったりと、ナビゲーターの矢本悠馬がhideゆかりの地を訪れています。
「HURRY GO ROUND」
1998年5月に33歳の若さで他界した「X JAPAN」のギタリスト、hideの没後20年を機に、いまなお多くのファンから愛され続けているhideの最期の足取りをたどっていくドキュメンタリー。「ちはやふる」「君の膵臓をたべたい」などで活躍する若手俳優の矢本悠馬がナビゲーター役を務める。神奈川県三浦市にあるhideの墓。墓石には事実上hideの最後の楽曲となった「HURRY GO ROUND」の歌詞が刻まれている。hideが生まれ育った横須賀、亡くなる3カ月前に滞在していたアメリカ・ロサンゼルスなどhideに縁のある地を回るほか、YOSHIKIをはじめhideをよく知る人物を訪ね、亡くなる直前のhideの実像に迫っていく・・・。
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【hide】長年のファンが魅力と愛を語る①(1992~1994)~ファンになったきっかけなど~
【hide】長年のファンが魅力と愛を語る②(1995~1998)~LAST LIVE、葬儀など~
【hide】長年のファンが魅力と愛を語る③(1999~2020)~L.A.や横須賀の聖地巡りなど~
XJAPAN
田舎者JK X JAPANライブ初参戦 すったもんだ上京物語
Xのアルバムを『Vanishing Vision』から『DAHLIA』まで通して聴いてみると、バンドの音楽の変遷がわかり興味深いです。私のレビューも参考にしていただけると幸いです。
Xのインディーズアルバム『VANISING VISION』レビュー
メジャー1stアルバム『BLUE BLOOD』レビュー 前編
メジャー1stアルバム『BLUE BLOOD』レビュー 後編
終わりに
いかがだったでしょうか?
この記事を読んでみなさんがhideに興味を持ってくだされば嬉しいです。
「この日本にこんなアーティストがいたんだよ」と知ったもらうのが、私達ファンの使命だと思っています。
後編では、hideが青春時代を過ごした横須賀のドブ板通りをご紹介します。