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【麒麟がくる 第十回】竹千代が立派すぎて天下人の片鱗が見えた回

2020 3/23

2020年3月22日、NHK大河の「麒麟がくる」第十回が放送されました。

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当記事では、ネタバレや感想を書いていきます。
目次

麒麟がくる 第十回「ひとりぼっちの若君」ネタバレ 感想

前回のおさらい

輿入れしたものの祝言をすっぽかされた帰蝶は、ようやく翌朝帰ってきた信長と顔を合わせる。

奇妙な出で立ちだが、領民のことを思いやる姿、そして素直に前日の不在をわびる信長に興味をもつ。

婚儀に上機嫌な信秀と土田御前だが、信長が持参した祝いの品を見て、激しく叱責する。

父にも母にも愛されない孤独な信長の姿を見た帰蝶は、鉄砲の手ほどきを受けながら自分も父がときどき大嫌いになる以外は好きだと言い、信長に寄り添う。

一方、美濃の光秀はのちの正妻となる熙子と懐かしい再会を果たしていた

出演者

史実に出てくる人物

明智光秀:長谷川博己
斉藤道三:本木雅弘
明智光安:西村まさ彦

織田信秀:高橋克典
土田御前:檀れい

織田信長:染谷将太
帰蝶:川口春奈
織田信広:佐野泰臣

松平竹千代:岩田琉聖

「麒麟がくる」オリジナルの架空の人物

望月東庵:堺正章
駒:門脇麦
菊丸:岡村隆史
伊呂波太夫:尾野真千子

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ネタバレあらすじ

駒と伊呂波太夫の再会

失恋で落ち込んでいる駒がふらふら外を歩いていると、笛や太鼓の音が聞こえてきました。

そこには、かつて自分を育ててくれた伊呂波太夫の一座が踊りを披露していました。

神社の境内では、出し物の綱渡りの道具が設置されており、

駒は懐かしさのあまり、昔一座で仕込まれた綱渡りを披露しました。

駒を探しに出て来ていた東庵はその姿を見て驚き、そこへ伊呂波太夫が声をかけてきました。

そこに駒もやって来て、伊呂波太夫との5年ぶりに再会に抱き合って喜び合いました。

 

伊呂波太夫は東庵の家を訪れ、常陸から薩摩まで回った旅公演の話を二人に語りました。

尾張の信秀にも芸を披露したことや、美濃には行っていないが松永久秀から「美濃の守護代にとてもよい家臣がいる。」という話もしました。

その家臣の名が光秀だと聞いた駒は、また上の空になってしまいます。

様子が変だと察した伊呂波太夫は、駒に「あとで団子を食べに行かないかい?」と誘いました。

 

団子屋では、伊呂波太夫が駒との昔話を懐かしそうに語りました。

伊呂波太夫は東庵から「美濃から戻ってきてから駒が元気がない。」と聞いていたので、駒に何かあったのかさり気なく聞いてみました。

すると駒は「好きだったお方は、手の届かない人だった・・・。」と、失恋したことを打ち明けました。

それを聞いた伊呂波太夫は、「世の中は辛い事があった後は、必ず良い事があるのですよ。美濃では辛いことだけだったの?」と励ますのでした。

すると駒は、「美濃であった良い事は、昔火事の中から助け出してくれた侍は美濃の人だったとわかったことです。」と話しました。

それを聞いた伊呂波太夫は、駒が侍に抱かれて連れてこられた時に、桔梗紋の布で包まれていた事を駒に話しました。

駒は「美濃で桔梗紋を用いているのは明智家だ」と閃き、伊呂波太夫を残して東庵の家に戻ってしまいました。

駒は牧からもらった桔梗紋の入った扇子を取り出すと、「命の恩人は、明智家の侍だった」と光秀との縁を思い、扇子を胸に抱き泣くのでした。

尾張への出張命令

天文18年、尾張との国境にある三河の安城城に今川軍が攻めてきて城は落ち、城主・織田信広(信長の腹違いの兄)は捕らえられました。

今川義元は、織田で人質となっている松平竹千代と信広との人質交換を織田信秀に要求しました。

その話を信秀から聞いた斉藤道三は、竹千代が今川の手に渡れば三河は今川の支配下となり、その三河の隣国となる尾張にも影響が出ることを懸念しました。

尾張と同盟関係の美濃も、勢力の大きな今川を相手に戦うことになるからです。

不安に思った道三は稲葉山城に光秀を呼び出し、尾張・織田家に嫁いだ帰蝶の元へ行って探りを入れるよう命じました。

信秀・信長親子の意見の相違

一方、尾張の末森城では、信長が信秀は人質交換について討論していました。

信長は、竹千代を今川に渡せば尾張が潰される危険があると訴えますが、信秀は信広を見殺しには出来ないと反論します。

その様子を見ていた土田御前は、信長が部屋から出ていった後、自身が溺愛する弟の信勝に家督を継がせるよう信秀に勧めました。

しかし信秀は、信長の器量に不安な面は感じつつも「嫡男である信長に継がせる事を決めている。」と自分の考えは変わらないことを伝えました。

光秀、帰蝶と再会

帰蝶に話を聞きに尾張入りした光秀は、熱田の市場で菊丸を探し出しました。

菊丸に味噌を用意させて帰蝶に届けるという口実を作り、菊丸を伴って那古野城に向かいました。

その道中で菊丸は、「織田方に残っても今川方に渡されても、いずれにせよ三河殿様になる竹千代には無事でいて欲しい。そして将来、三河に戻って立派な国を築いて欲しい。」と光秀に語りました。

 

那古野城に着いた光秀と菊丸は帰蝶に謁見し、味噌を献上しました。

光秀と帰蝶が一通りの格式ばった挨拶を終えると、菊丸は味噌を膳所を運ぶため侍女たちとその場を離れました。

帰蝶は光秀と二人だけになると、「味噌を持って来たというのは父上の口実であろう。そこにいては話はできぬ。お上がりなされ。」と部屋に上がるよう言いました。

しかしその直後、信長の帰着を家臣から告げられるのでした。

光秀、信長に気に入られる

狩りから戻った信長は上機嫌で、帰蝶に立派な猪を仕留めたことを報告し、また土産の花を渡しました。

光秀の姿を認めた信長が「誰じゃ?」と尋ねると、帰蝶は「美濃からの使いで参った者です。先日殿に『美濃にも鉄砲に詳しい者がいる』と申しました。その者にございます。」と光秀を紹介しました。

すると信長は自分の鉄砲を差し出し、「この鉄砲、誰が造ったか当ててみよ。」と質問しました。

光秀が正解の答えを言うとその才能を気に入り、「茶でも飲んでいけ。」と部屋に上がるよう促しました。

 

部屋に入った十兵衛を前に、信長は以前、熱田の港で十兵衛と話したことを思い出し、「あそこで何をしていたのか?」と聞きました。

「あるお方に命じられ、信長様のお姿を拝見するため船のお帰りをお待ちしておりました。」と光秀が答えると、「あるお方とは誰じゃ?」と信長が聞きました。

光秀が答えに窮していると、帰蝶が「私でござります。」と助け船を出しました。

信長が「帰蝶に光秀はわしのことを何と申した?」と尋ねると「ようわからぬお方じゃと。」と正直に答えました。

すると信長は笑い、「それはよくぞ申した。わしもおのれがいかなる者かようわからん。」と言いました。

今度は光秀が、「信長様は、あんな朝早くから釣りがお好きなんですか?」と尋ねました。

すぐと信長は自分の身の上を話し始めました。

母は弟の信勝に目をかけていて、自分は母のお気に入りではない。

でも、ある日釣りに行って母に大きな魚をあげると、母はとても喜んで、初めて褒めてくれた。

それから自分は大きな魚を釣るため、沖に出るようになった。

しかし母が喜んでくれたのは最初の時だけで、その後また大きな魚をあげても良い顔をするどころか、むしろ遠ざけられた。

母は、信勝に家を継がせたかったのだ。

それでも、自分は釣りを続けた。

見事な魚を釣って浜へ戻ると漁師たちが褒めてくれるし、その魚を皆に分けてやると大喜びで市に売りに行く。

それが楽しいのだ。

だから、自分は釣りに行くのだ。

その言葉を聞いて、光秀は信長の孤独な心を知るのでした。

竹千代の強い思い

そこへ、「竹千代殿が参られて、信長様にお目通りを願っておられます。」という連絡が来て、信長は部屋へ通すよう言いました。

信長の前に出た竹千代は、一緒に将棋を打って欲しいと頼みました。

信長が「そなたとはもう将棋はせんと決めた。」と断ると、竹千代は「このところ、信長様が前のように遊んでいただけません。何ゆえですか?」と尋ねました。

信長が黙っていると、竹千代は続けてこう言いました。

近習の者から、信長様が父・松平弘忠を討ち果たしたと聞きました。

そのことで私にお気遣いしておられるのなら、無用のことでございます。

父上は母上を離縁し岡崎城から追い払い、今川義元に付いたのです。

私は父が大嫌いでした。

それゆえ、討ち果たされたことも致し方ないことと思うております。

竹千代の気持ちを聞いた信長は、竹千代に将棋の駒を並べるよう言い、帰蝶と光秀に座を外すよう言いました。

二人が部屋を出ると信長は竹千代に「待っておれ。」と言い部屋を出ました。

帰ろうとする光秀を追うと「鉄砲の話をしたいので、明日また来てほしい。」と言い、帰蝶には「城下の宿は高いので、光秀に銭を渡してやれ。」と命じました。

その様子を見ていた帰蝶は、

「まことにようわからぬお方じゃ。まるで子どものような。されど、いずれこの国の主におなりになる。いささかの不安があるといえばある。何かと相談するやもしれぬ。」

と光秀に言いました。

光秀は通りがかった侍女に菊丸がどこにいるか聞くと、「もうとうに帰りましたよ。」と言われたので、一人で城を出ることにしました。

信長と竹千代の密談

部屋に戻った信長は、竹千代と将棋を指しながら、人質交換の話を始めました。

信長は、「今、自分の兄が今川の人質になっていて、そなたを取り換えるという話がある。わしはそなたを今川に行かせたくない。この話を潰せば兄は斬られる。迷いはある。」相談しました。

すると、竹千代ははっきりとした口調でこう述べました。

今川は敵です。いずれ討つべきと思っております。

しかし、その敵の顔をみたことがありません。

懐に入り、見てみたいと思いまする。

『敵を討つには敵を知れ』と申します。

信長様がお迷いなら、私はどちらでも構いませぬ。

天井裏では、三河の忍びである菊丸が二人の話をじっと聞いていたのでした。

次回予告

再び今川が尾張に攻め入り、次々と織田方の南部の領地を制圧していく。

ついに非力ぶりを露呈した織田信秀は、斉藤道三に援軍を頼むが、息子の義龍や稲葉良通らが尾張との和議を独断で決めた道三を糾弾しており、美濃は一枚岩ではなかった。

兵が出せない由を尾張に伝えにいく光秀。

このままでは人質同然の帰蝶が犠牲になってしまうことを恐れていると、ふと信長が、かつて京の将軍家の取りなしで美濃の内紛が収まった話を思い出す。

光秀は道三に将軍家への取りなしを依頼しに戻るも、金がかかると難色を示される。

そこで、高政の取りなしで守護の土岐頼芸のもとを訪ねるが、道三をよく思わない頼芸はその願いを突っぱねる。

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また幕府が出てきて、向井理さん演じる義輝将軍が見られるのが楽しみです。

感想・気付いた点

伊呂波姐さん、遂に初登場

「麒麟がくる」オリジナルキャストでなかなか出てこなかった、尾野真千子さん演じる伊呂波太夫が満を持して登場です!!

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どうでもいいけど、”伊呂波”って名前、漢字変換が出てこないからちょっとめんどくさい。(苦笑)

失恋で何も手に付かない駒にとって、姉のような存在でもある伊呂波姐さんとの再会は心強く、癒されたのではないでしょうか?

また、東庵先生にも負けず劣らず諸国の大名とコネクションがあるようで、芸事だけでなく政治的にもかなりのやり手とみられます。

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今後、彼女の活躍から目が離せませんね。

信長→帰蝶→光秀の三角関係から目が離せない

前回記事で、「信長・帰蝶の新婚夫婦が仲睦まじくていい感じ」と言ってましたが、初恋の相手・光秀の来訪により帰蝶の心は弾みます。

「菊丸や侍女を退けた後、『やっと二人で話せる』とホッとした瞬間に信長が戻ってくる」ってまるでトレンディドラマのよう。(笑)

何も事情を知らない信長は、光秀の鉄砲の目利きの腕を気に入って「明日も来て。」とか言うし、なんかちょっと可哀想になってきましたね。

それにしても花を帰蝶にプレゼントする時の信長の満面の笑顔、「本当に帰蝶が好きなんだな~」というのが伝わってきて、筆者まで嬉しくなってしまいました。

この夫婦は、母親に愛されなかった信長が帰蝶に愛を求め、帰蝶もそんな信長に母性愛で応える・・・という関係に見えました。

そこに光秀が現れたものだから、帰蝶は男性に求めるたくましさを感じてしまって、「また相談するかも。」と言ったのかもしれませんね。

光秀が美濃にいる間はいいけれど、光秀が織田家に仕官した後、この三角関係がどんな風に展開していくのか楽しみなような心配なような・・・。

関連記事:帰蝶(濃姫)のことをもっと詳しく知りたい方はこちら。

【麒麟がくる 濃姫】キャスト交代で話題。濃姫はどんな人物!?

末恐ろしい男児・竹千代

今までも何度か登場し、その可愛さで視聴者をメロメロにした幼少期の竹千代役の岩田琉聖くん。

今回は可愛いだけじゃない大人顔負けの気迫を見せつけられ、筆者は驚くしかありませんでした。

8歳の設定の竹千代ですが、信長に自分の意見を主張する様は理路整然として対等に渡り合っています。

岩田琉聖くんは「麒麟がくる」公式Twitterで、このシーンの感想を話していました。

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最後の、「ちゃんとできて嬉しかったです。」というコメントが可愛い☆

「鳴くまで待とうホトトギス」で有名な徳川家康ですが、やはり我慢強い性格は幼少期の厳しい環境によるものが大きそうですね。

「父は大嫌いだから殺されても構わない」というセリフは凄いこと言うなと思いますが、「母にも会えず・・・」と何度も言っているところは、普通にお母さんが好きな甘えたい盛りの男の子なんだなと思えてホッとしました。

ちなみに、「織田家の人質時代に竹千代は信長と出会ったとされる」という話は、史料にないそうです。

でも、この「麒麟がくる」で竹千代が信長を慕っている様をみると、やはり子ども時代の交流があったこそ、のちの信長・家康の同盟が揺るぎないものだったのではないか、と筆者は考えます。

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終わりに

以上、「麒麟がくる」第十回のネタバレ、感想レポートでした。

実は信長の苦悩を語った染谷くんの演技に感情移入して泣いてしまったのですが、その後岩田くん演じる竹千代のしっかりぶりにも驚かされました。

第十回は、続けざまに二人の俳優に魂を持っていかれるという素晴らしい回でした。

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来週も目が離せません!!

※画像の著作権はNHKに帰属します。著作権者の申し立てがあれば削除します。

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この記事を書いた人

1979年生まれ。
兵庫県出身、現在は東京で夫と2人暮らし。
執筆家。

音楽、旅行、歴史、東京での生活をこよなく愛す。
特技は、合気道二段と仏語検定準2級。
宅建合格者だが宝の持ち腐れ。
趣味は、ライブとカラオケ。
極度の寒がりのため、冬だけ南国に住むのが夢。

ライター実績:旅行サイト「トリップパートナー」、松本市行政サイト「はぐまつ」。

恋愛小説「フランス恋物語」がお薦めなnoteも、是非ご覧ください。
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