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【麒麟がくる 第15回】帰蝶が”マムシの娘”ぶりを発揮していく回

2020 4/27

2020年4月26日、NHK大河の「麒麟がくる」第15回が放送されました。

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当記事では、ネタバレや感想を書いていきます。
目次

麒麟がくる 第15回「道三、わが父に非ず」ネタバレ 感想

前回のおさらい

道三との会見の場に、おびただしい数の鉄砲隊を引き連れて現れる信長。


正直者で先見の明があり、自分の若き日に似ている信長を道三は大いに気に入る。

その姿に安堵する光秀。


そんな折、太原雪斎に率いられた今川軍が、再び尾張に攻め入ってくる。


援軍を申し出てきた信長に道三は即座に応えるが、高政は、相談もなしに、美濃を危険な立場にさらすこの大事な判断を下した道三に憤りを隠せない。


そんな中、義龍の母、深芳野が亡くなった。

「母上が亡くなったのは父上のせいだ。今こそ母上の願いを叶え、わしに家督を譲れ。」と義龍に迫られ、道三は家督を義龍に譲ることに決めたのだった。

詳しくは、過去記事をご覧ください。:【麒麟がくる 第14回】信長が道三に認められて嬉しい回

出演者

史実に出てくる人物

明智光秀:長谷川博己
明智光安:西村まさ彦
明智秀満:間宮祥太朗
煕子:木村文乃
藤田伝吾:徳重聡

斉藤道三:本木雅弘
斉藤義龍:伊藤英明
斉藤孫四郎:長谷川純
斉藤喜平次:犬飼直紀
稲葉良通:村田雄浩

織田信長:染谷将太
帰蝶:川口春奈
織田信光:木下ほうか
織田彦五郎:梅垣義明
斯波義統:有馬自由

太原雪斎:伊吹吾郎

藤吉郎:佐々木蔵之介

オリジナルの登場人物

駒:門脇麦
望月東庵:堺正章
菊丸:岡村隆史

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ネタバレあらすじ

道三引退と、義龍の家督相続

斎藤道三は剃髪し仏門に入り、義龍が家督を継ぐ事になった。

斉藤孫四郎の依頼

二ヶ月後、家督相続について不満を持っていた義龍の異母弟・斉藤孫四郎が深夜、光秀の叔父・光安の館を訪れた。

それは帰蝶の指示であり、孫四郎はこのように話した。

家督を継ぐ事になった義龍が、信長と敵対している織田彦五郎・織田信安と通じている。

このままでは義龍が信長に戦をしかけ、大きな争いになるかもしれない。

そこで、父・道三と考えを同じくする明智家に相談するよう、姉に言われた。

帰蝶や孫四郎の考えは、「義龍に美濃の守護代を退いてもらうよう、光安と光秀が国衆に働きかけてもらいたい。」というものだ。

しかし光秀は、その申し出を断った。

「道三様は義龍様を知り抜いて家督を譲ったはず。

家督を継いで、わずか2、3ヶ月で、左様な段は下せませぬ。」

孫四郎は、予想外の返答に怒った。

「そなたは兄上の愚挙を見過ごすのか!」

すると、光秀は諭すように答えた。

「義龍様が愚挙かどうかは、まだ政(まつりごと)を始めたばかりでわかりません。」

憤慨した孫四郎はこれ以上頼んでも無駄だと、明智家を後にした。

光秀、義龍と対談

数日後、光秀は義龍から稲葉山城に呼び出された。

義龍は、深夜に孫四郎が明智家に訪れたことや相談した内容まで知っていた。

義龍は今後の展望や、父や弟妹への愚痴を言った。

父上の間違いは孫四郎を甘やかしたことと、織田のうつけを高く持ち上げたことだ。

織田との盟約も、いずれ見直さなければならない。

織田彦五郎様は礼を尽くされて参られた。

しかし、帰蝶も信長も家督を継いだ義龍に、挨拶や文一つもよこさない。

そして、光秀に近づくと確認した。

「光秀、そなたはわしの味方じゃ。そうであろう?」

光秀が頷くと、こう言った。

「ならば尾張に行き、帰蝶にこう伝えてくれ。孫四郎に近づくな。さもなくば、わしにも覚悟がある。」

光秀が義龍の元から辞去すると、廊下で織田彦五郎が歩いてくるのが見えた。

光秀、道三と相談

光秀は道三の元へ向かい、こう上申した。

「義龍様に尾張の帰蝶様の元へ行くよう命じられました。

孫四郎様との妙なやりとりをやめさせるようにと。

恐れながら、かかる混乱は殿がきちんと道筋を立ててから家督を義龍に継がせなかった事が原因ではないかと思います。」

道三は、光秀にこう言った。

そもそも道筋などというものは無い。

義龍に力があれば生き残るし、なければ道は閉ざされる。

それに義龍の進むべき道を自分にどうこう出来るものではない。

帰蝶にはこう伝えよ。

「信長殿が彦五郎殿に負ける様であれば、身一つで美濃に帰ってくるがよい。

義龍は食い扶持ぐらいは寄こすであろう。」

しかし、わしはあの信長という男は、やすやすと負ける事はないと思っている。

帰蝶に「義龍とうまくやるように。」と伝えておけ。

孫四郎はきつく叱っておく。

そのまま立ち去ろうとする道三に、光秀は尋ねた。

「殿はなにゆえ今、家督を譲られようと思われたのですか?」

道三は、振り向いてこう答えた。

「そのような大事な話、ただでは話せぬな。」

光秀はそれ以上、何も聞きだすことはできなかった。

尾張の情勢

その後、尾張で新たな騒動が起こった。

清洲城で、守護の斯波義統が彦五郎の家老である坂井大膳に暗殺されのだ。

そして、身の危険を感じた斯波義統の嫡男・義銀は、那古屋城の信長のもとへ逃げ込んだ。

 

そこで帰蝶は、信長の叔父・信光と密談を交わした。

「彦五郎から碁に誘われている。」という話を聞き付けると、

「討ちに行けばよろしいのです。」と、彦五郎暗殺を唆した。

 

そうして信長側についた信光は彦五郎に碁を打ちに行くと見せかけ会いに行った。

そして、味方をすると見せかけ、不意を突いて彦五郎を謀殺した。

 

信長は自分のもとへ逃げ込んだ斯波義銀を擁して、清洲城に入る事に成功する。

これで尾張のほとんどは信長の支配下となったのだった。

斉藤義龍と稲葉良通の密談

この尾張の情勢は美濃にも伝わっていた。

稲葉は義龍の元に行くと、報告と共にこう進言した。

道三様はお喜びのようで、『わしの目に狂いはなかった。』と手放しで、また我が子のことのように喜んでおられるそうです。

孫四郎様は、「『気の利かぬ兄の代わりに。』と文に書いて、帰蝶様に祝いの名馬を二頭贈ったとか・・・。

このままでは孫四郎様が尾張の支援を受け、稲葉山城の主を取って変わるかもしれません。

家督についても、今後、道三の気が変わるやもしれぬ。

尾張がこうなった以上、孫四郎さまからは目が離せませぬぞ。

そう聞かされた義龍は、心中穏やかではない。

また、道三が孫四郎と三男の喜平次と共に鷹狩に行く姿にも、義龍は嫉妬を覚えていた。

東庵と雪斎の会話

その頃東庵は、太原雪斎の治療をしながら、雪斎から国の情勢についても聞かされていた。

「信長は尾張を手中に収めようとしている。ゆゆしきことじゃ。」

雪斎は、「生きているうちに信長を倒す。」と東庵に話し、油断がならない相手だと語った。

藤吉郎と駒

一方、駒は藤吉郎に「字を教えて欲しい」と付きまとわれていた。

雨の中、駒が薬を買いに行くと、藤吉郎も付いてきた。

駒は菊丸が働く薬問屋に入ったが、その中には藤吉郎の姿もあった。

藤吉郎は、「自分の様な身分の者でも召し抱えてくれると聞いた信長様にこの先仕えるつもりだ。」と意気込んでいた。

そして駒に、

「尾張に一緒に来ないか?」と冗談で誘うくらい、藤吉郎は駒を気に入っていた。

義龍による、弟たちの暗殺

美濃では、「義龍が病気で寝たきりになった」と聞いて、孫四郎と喜平次は稲葉山城に見舞いに訪れていた。

寝ている義龍に近づいた孫四郎と喜平次は、背後から側近たちに斬られた。

仮病を使った義龍が誘い出し、そこで二人は殺害されたのだった。

道三の嘆きと怒り

道三は二人の息子の死を深く嘆き、義龍に対し、深い憎悪の念が湧き起こるのを感じた。

義龍を許せない道三は、稲葉山から出て行き大桑(おうが)城を目指した。

それは、美濃を二分するきっかけとなってしまった。

義龍の宣言

義龍は家臣達を呼び寄せ、今回の弟たちの暗殺の理由や、父への叛意について宣言した。

弟を斬ったのではない。道三の息子を斬ったのだ。

道三は我が父ではない。

我が父は、土岐源氏の棟梁、美濃の守護におわした土岐頼芸様だ。

道三の子、孫四郎と喜平次は城を乗っ取り、美濃を混乱に陥れる企てを巡らせていた。

悪しき芽は摘んだこれを機に、美濃は皆の力を結集し、揺るぎのない国造りを目指す。

次回予告

息子・義龍を討つべく出陣する道三。
国を二分する戦に、明智家はどちらにつくべきか光安は思い悩む。


一方、光秀は戦を回避すべく、尾張の信長と帰蝶の元へ向かった。
道三に肩入れして戦に手出しをしないこと、その代わりに織田との同盟を破棄せんとする義龍を一命をかけて押しとどめると訴える光秀。


しかし弟・孫四郎に手を貸さず死に追いやったとして光秀に対する不信感が拭えない帰蝶は、光秀を厳しく突き放す。

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もしかして、光秀と帰蝶が初めて意見の対立があるのかも!?

感想・気付いた点

なぜ、道三は義龍に家督を譲ったか

私は信長ファンであって斉藤家のことはそんなに詳しくないのですが、「麒麟がくる」の家督騒動を見ていて、「どうして、正妻の子・孫四郎を差し置いて、側室である深芳野の子・孫四郎を後継にするのか?」と強く疑問に思いました。

江戸時代ほどではないにしろ、戦国時代も「後継ぎは長幼の順ではなく、正妻の腹>妾腹であることが第一優先」というイメージなので・・・。(よほど体が弱いとか、愚鈍とかなら違ってくるかもしれませんが)

「麒麟がくる」では、斉藤道三の次男・孫四郎と三男・喜平次は、”正室・小見の方の産んだ子”(=帰蝶と同腹)という設定になっていますが、史実ではどうなのか調べてみました。

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まずは、次男・孫四郎から。

斎藤 孫四郎(さいとう まごしろう)
生年不詳 – 弘治元年11月12日〈1555年12月24日〉
父は斎藤道三。母は深芳野、又は小見の方。

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次に、三男・喜平次についても抜粋しました。

斎藤 喜平次(さいとう きへいじ)。
生年不詳 – 弘治元年11月12日〈1555年12月24日〉
父は斎藤道三。母は深芳野、又は小見の方。

・・・という訳で、この2人は深芳野の子なのか、小見の方の子なのか、はっきりしないようですね。

もしこの弟二人も深芳野の子であったとしても、長男・義龍のみ”胤が土岐頼芸疑惑”が残るので、そういう意味では道三が下の二人を可愛がり、義龍が嫉妬に駆られるのもわからなくはないですが・・・。(※義龍のみ”胤が土岐頼芸疑惑”も後世の作とも言われていますが、ここでは割愛します。)

「麒麟がくる」で弟二人を小見の方の子という設定にしたのは、「より義龍の弟たちへの殺意、及びに、道三への叛意をわかりやすくするための設定だったのだろう」と、筆者は推測します。

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一方、帰蝶の母は、正室・小見の方だとしっかり史実に残っているので間違いなさそうです。

帰蝶についての詳細記事はこちら:信長の正室・帰蝶(濃姫)とは?

”打つ”と”討つ”・・・日本語って面白い

帰蝶が、守山城城主信長の叔父・織田信光と密談し、織田彦五郎を暗殺するよう唆すシーン、圧巻でしたね。

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尾張の争いは、こちらの図を参考にしてください。

信光が、「彦五郎から碁に誘われている。」と聞いた帰蝶は、信光の近くに寄り、意味深な笑顔でこう進言します。

「良いお話しではありませぬか。”うち”にお行きになればよろしいかと。・・・碁を。」

 

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脚本の池端先生、良いセリフ考えますね~!!

 

「碁を」を最後に付けて倒置法でごまかしていますが、「(碁を)打つ」と「(彦五郎を)討つ」と上手くかけています。

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帰蝶様、「さすがマムシの娘、あっぱれ!!」と筆者は唸りました。

あと、アクの強い俳優・木下ほうかさんが、織田信光役で出てきたのも嬉しかったです。

また、織田信光の出番あったらいいな~。

駒を巡る、藤吉郎VS菊丸の争い

駒ちゃん、菊丸だけでなく藤吉郎にも気に入られて、しっかりモテキャラになってますね。

「私のために争わないで~!!」の図。(笑)

「殺るか殺られるか」の殺伐とした下剋上のシーンが続く中、この3人のシーンだけはコメディタッチで、ほっこり癒される効果があります。

さて、この後駒ちゃんはどちらの男性を選ぶのでしょうか?

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それとも、また別の男性が現れたりして!?

 

話は少し変わりますが、この時代の女性で字が読めるということは、駒ちゃんはかなり教養が高かった人だと言えます。

やはり、やり手姐さん・伊呂波太夫や、医師・東庵先生という知識階級の人の元にいたので、自然と書に触れる機会が多かったということでしょうね。

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今後の駒ちゃんの活躍と、恋の行方に注目ですね。

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終わりに

以上、「麒麟がくる」第15回のネタバレ、感想レポートでした。

本当に、毎回、回を重ねるごとに、帰蝶の活躍度が増して、ますます目が離せませんね。

美濃の内紛の行方も気になります。

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次回もお楽しみに☆

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この記事を書いた人

1979年生まれ。
兵庫県出身、現在は東京で夫と2人暮らし。
執筆家。

音楽、旅行、歴史、東京での生活をこよなく愛す。
特技は、合気道二段と仏語検定準2級。
宅建合格者だが宝の持ち腐れ。
趣味は、ライブとカラオケ。
極度の寒がりのため、冬だけ南国に住むのが夢。

ライター実績:旅行サイト「トリップパートナー」、松本市行政サイト「はぐまつ」。

恋愛小説「フランス恋物語」がお薦めなnoteも、是非ご覧ください。
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