MENU

【京都 本能寺】「麒麟がくる」で早くも登場 鉄砲との関係は?

2020 2/11

今回は、「本能寺の変」でお馴染み、日本人なら誰でも知っている京都の本能寺をご紹介します。

Sayulistのアイコン画像Sayulist
大河ドラマ「麒麟がくる」では、本能寺が鉄砲を流通させている話も出ていたので、それについても調べてみました。
目次

京都 本能寺

日本人なら誰もが知っている本能寺

日本人の好きな偉人のTOP3に常に入る下剋上の風雲児・織田信長。

歴史が苦手な人でも、織田信長が家臣・明智光秀の謀反で亡くなった事件「本能寺の変」はご存知ですよね。

本能寺による鉄砲の流通ルート

本能寺はかねてより種子島や大阪の堺で布教活動を行っており、種子島の信者は増え末寺もできていました。

1543年の鉄砲の伝来以後、本能寺に依頼すれば鉄砲や火薬を手に入れやすかったそうです。

信長はその流通ルートに本能寺の利用価値を見い出し、境内地の安堵(禁制朱印状)を約束する代わりに、鉄砲や火薬の交易の手助けを促したようです。

信長が本能寺を愛用した理由

信長は「本能寺の変」以前にも、史実でわかるだけでも本能寺の変を合わせて4回滞在していたことがわかっています。

信長が本能寺を気に入っていた理由は、以下の3つの理由が挙げられます。

・本能寺を通して鉄砲や火薬を入手しやすかったため(先述の通り)

・当時の本能寺は非常に広く高い塀と堀で囲まれており、警備上優れた場所だったから。(本能寺の変では攻め込まれてしまいますが・・・)

・本能寺の僧・日承上人は伏見宮第五代邦高親王の子で、信長は日承上人を通じて天皇家と繋がりを持とうとしたから。

信長といえば比叡山焼き討ちや石山本願寺との対立など「仏教=敵」というイメージがありますが決してそうではなく、兵力や財力を蓄え政治的権力を持とうとした仏教勢力に対して「仏教本来の姿に立ち戻りなさい」と警鐘を鳴らしていたのではないかと思われます。

現・本能寺と本能寺跡の違い

現在の本能寺は京都市役所前駅の南(地図右上の赤い〇)にありますがこれは本能寺の変後豊臣秀吉が移築・再建したもので、織田信長が明智光秀に襲われ自害・焼失した本能寺は堀川四条の近く(地図左下の白い〇)にあります。

今回私が向かったのは現在の本能寺で、別の日に本能寺跡にも訪れています。

基本情報

正式名称:法華宗大本山本能寺
建立年: 1415年(応永22年)
アクセス:京都市営地下鉄東西線「京都市役所前」下車
駐車場 :近くに御池地下駐車場(有料)
拝観料: 無料(宝物館は有料 詳細はHPを参照)
拝観時間: 7:00~17:00(宝物館 10:00~16:00)
所在地: 〒604-8091 京都府京都市中京区下本能寺前町522
電話: 075-231-5335
公式HP: http://www.honnoji-kaikan.com/renaissance/

拝観記

2019年5月5日、実家のある姫路から東京に戻る途中に京都で1日観光している私達夫婦。

京都府立陶板名画の庭六角堂(夫は服屋で買物後、合流)を観光し、次は前から行きたかった本能寺へ。(なんと言っても、私は大の信長ファンなので)

私みたいに歴史好き・信長ファンでない夫も、やはり有名な本能寺は行ってみたいようで、ノリノリでした。

京都市役所駅下車

画像

地下鉄の京都市役所駅下車ということで、地上に出ると、京都市役所が見えました。

裏門から入場

京都駅前の交差点を渡ってナビに従って少し歩くと、本能寺の看板が見えました。

画像

「あれ?なんが裏口っぽくない?まぁいっか」と入場。

画像

堂内MAP(公式HPより)。やはり裏門(右)から入ってたようですね。

画像

何の記念碑なのかよくわかってないけど、とりあえず信長と名の付くものは撮影しておきます。

「信長公350年記念碑」とありますが、信長の没後350年だと、1582年(本能寺の変)+350年=1932年(昭和7年)に建てられたということでしょうか?

画像

「信長公廟」は、信長の没後三男信孝の命によって建てられました。(この信孝は有能ゆえに秀吉に滅ぼされちゃったんですよね。

「信長・信忠亡き後、せめて信孝に跡を継いでもらって織田家の支配が続けばな~。」と願わずにはいられない、信長ファンでありましった・・・。

幕に描かれている織田家の家紋「木瓜紋」を見るとテンション上がります。

画像

本能寺の文字入り自販機。カッコイイ!!

上の鶴丸紋は、日蓮宗の宗紋だそうです。(昔のJALのマークに似てますね)

画像

もちろん本堂に入ってお参りもしてきました。

堂内正面にある日蓮上人の像は「本能寺の変」以前からあるので、もしかしたら信長も手を合わせていたかもしれません。

大宝殿宝物館

本堂拝観後は、大宝殿宝物館に入りました。本能寺にまつわる書巻や寺宝、信長が集めた茶堂具などの宝物が展示されています。

画像

「本能寺と信長」なんて題字を見た日にゃ、信長ファンは入らないわけにはいかないですよね。(笑)

画像

入場してすぐの所で甲冑体験をしました。(笑)

スタッフの方がとても親切で丁寧で感じが良かったのをよく覚えています。素敵な対応をありがとうございます。

2階が宝物館のメイン展示ですが、撮影禁止なので、パンフレットを載せておきます。

画像

↑この「三足の蛙」は中国伝来の香炉で、本能寺の変が起こる前夜に突然泣き出して信長に異変を知らせたという伝説があるそうです。

画像

この右上の信長の肖像画は、髭がないのが特徴なんだそう。
右下の霰釜(あられがま)という茶釜は、本能寺の変前夜の大茶会にも使われたという逸話があります。

その他にも、某歴史番組の本能寺の変の回を丸々TV放送してて、興味深かったので最初から最後まで見ちゃいました。(笑)

展示されていた地図で、ここからそんなに離れていない所に「光秀の首塚」があることを知り、急遽この後行ってみることにしました。

大河ドラマ「信長~KING OF ZIPANG~」で尾形直人さんが実際に着ていたという甲冑も展示されていました。

最後に表門

宝物殿宝物館を出た私達は、表門から出ました。

画像

皇室の菊花紋と少しデザインが違いますが、信長の時代、親王の子・日承上人が本能寺8世を務めていたこともあり、皇室とゆかりのあるお寺です。

現在も、本能寺の一番偉いお坊さんは菊の御紋章をつけられていているそうです。

画像

日蓮宗のお寺ということで、山門の右側には日蓮上人が控えています。

『立正安国論』、日本史で習いましたよね~。

墨絵師「御歌頭(okazu)」とコラボ

失礼ながら御歌頭さんの名前は知りませんでしたが、もしかしたらメディアなどで何気なくその絵は目にしていたのかもしれません・・・。

御歌頭さんは、”戦国武将を中心に動物・植物を題材に書を書くように命を描く”墨絵師だそうです。

力強くて勢いのあるタッチの墨絵が戦国武将の生き様とマッチして、とても相性の良いアーティストだなと思います。

本能寺内にあった、御歌頭さんの絵をご紹介します。

画像

塔頭寺院(本能寺に給仕する子院)の縁側に生け花のバックに飾られていました。力強い虎が今にも飛び出てきそうです。

画像

大宝殿宝物館内にあった森蘭丸(本名:森成利)。

森蘭丸はドラマでもアニメ・漫画でも必ず美少年前提で描かれますが、それを裏付ける史実は残っておらず、後年の人々が「信長の寵愛を受けているんだから美少年に違いない」という考えからきているみたいです。ただ、蘭丸が気遣いの出来る優秀な小姓だったエピソードは多数残っているので、仕事ぶりを認められて信長に気に入られていたのは間違いないですね。

ちなみに、小姓時代の前田利家は美少年で信長に寵愛されていたと『亜相公御夜話』に残っています。

画像

最後は、御歌頭さんによる織田信長の絵で終わりたいと思います。
「人間五十年・・・」でお馴染みの「敦盛」を信長は愛しましたが、自らも本能寺の変によって数え年49歳(満48歳没)で亡くなっています。全てを予言しているようでもあり、最期までドラマチックな男だなと・・・。

”ホテル本能寺”は本当にあった!!

2017年に上映された鈴木雅之監督、綾瀬はるか・堤真一W主演の映画「本能寺ホテル」はご存じですか?

好業績積10.1億円のヒット作品ということで、映画をご覧になった方も多いのではないでしょうか?(私はTV放送で観ました)

なんと、映画みたいに戦国時代にタイムスリップはしませんが、名前がひっくり帰った”ホテル本能寺”が現実にあります!!

そんな気になるホテル本能寺ですが、ブログ仲間のさかもとみきさんがブログ「坂本、脱藩中。」で宿泊体験談を執筆されているのでどうぞご覧ください。
さかもとさんはご主人と生後2ケ月の息子さんを連れての宿泊だったそうですが、またリピートしたいくらいお気に召したそうです。

ちなみに、ホテル本能寺は2019年10月に改装が完了したそうです。

Sayulistのアイコン画像Sayulist
新しくリニューアルされたホテル本能寺、泊ってみたいですね☆

関連記事

信長ファンの方もそうでない方も楽しめる記事になっていますので、どうぞご覧ください。

信長ゆかりの地ツアー 安土編

信長ゆかりの地ツアー 岐阜編

信長ゆかりの地ツアー 愛知編

【京都 本能寺跡】信長終焉の地 現在の本能寺とは別の場所にあった

※「本能寺の変」といえば明智光秀の存在も無視できません。私は信長ファンですが、光秀については知れば知るほど魅力的な人物だということが伝わってくるので、不思議と嫌いにはなれないんですよね・・・。

Sayulistのアイコン画像Sayulist
大河ドラマ「麒麟がくる」のレビュー記事も書いています。

麒麟がくる第一回 ネタバレ 感想 タイトルの由来が明らかに

ちなみに当記事を読んで明智光秀に興味を持った方は、かおりんさんによる「歴史上の偉人、有名人と子孫の大百科」の明智光秀記事一覧がオススメです。一つ一つの記事が光秀について詳しく説明されているので、とても参考になります。

終わりに

以上、本能寺のレポートでした。

墨絵師の御歌頭さんにも興味を持っていただけたら嬉しいです。

Sayulistのアイコン画像Sayulist
京都に訪れた際には、本能寺に行ってみてくださいね。

U-NEXT

麒麟が来るを見逃した方は↓

Sayulistおすすめグッズ

ステイホーム&テレワーク関連で今売れているグッズ ○スイッチ ○あつまれ動物の森 ○ウェブカメラ ○扇風機 ○エコバック ○プロジェクター ○除湿機 〇コロナ対策グッズ

この記事を書いた人

1979年生まれ。
兵庫県出身、現在は東京で夫と2人暮らし。
執筆家。

音楽、旅行、歴史、東京での生活をこよなく愛す。
特技は、合気道二段と仏語検定準2級。
宅建合格者だが宝の持ち腐れ。
趣味は、ライブとカラオケ。
極度の寒がりのため、冬だけ南国に住むのが夢。

ライター実績:旅行サイト「トリップパートナー」、松本市行政サイト「はぐまつ」。

恋愛小説「フランス恋物語」がお薦めなnoteも、是非ご覧ください。
(下の家マークボタンから入れます)

Twitterのフォロー&リプはお気軽にどうぞ。

目次
閉じる