2020年12月13日、NHK大河の「麒麟がくる」第36回が放送されました。
麒麟がくる 第36回「訣別(けつべつ)」あらすじ&感想
あらすじ
三条西実澄(石橋蓮司)の助力で、光秀(長谷川博己)は帝(坂東玉三郎)と言葉を交わす。
一方、義昭(滝藤賢一)ら幕府は信長(染谷将太)を前面に押し出し、大和の松永(吉田鋼太郎)を鎮圧しようとしていた。
義昭は兄の義輝が松永久秀に殺られたと思い込んでいたて、筒井側につおて松永を討つことを決めたのだ。藤吉郎(佐々木蔵之介)は、いま本当に戦うべきは松永ではなく、朝倉と浅井であると信長の曖昧な立場を批判。
大和に気を取られて美濃が手薄になったところで、義昭は朝倉たちに美濃を攻めさせるつもりだ、と声を荒げる。
そんな中、武田信玄が攻撃を始め、徳川軍と織田の援軍は武田軍に大敗したという報せが信長と光秀の元に入った。
変わってゆく義昭と光秀の関係
今回の一番の見どころは、タイトルの「訣別」にある通り、義昭と光秀の心が離れていくさまではないでしょうか!?
僧侶マインドが抜けきらず、将軍になっても平和主義一辺倒で通してきた義昭。
しかし「武家の棟梁」の自覚を持ち始めたのか、剣術の稽古を始めたもよう。
あろうことか、光秀に剣の相手を命じます。
光秀は手加減することなく義昭を打ち負かしてしまいます。
滝藤さんは思いっきり無様な義昭を演じていて、カッコよすぎる光秀との対比が痛い。
その後、光秀は信長に命じられ、二条城の義昭に鵠(くぐい)を届けに行きます。
しかし義昭は、「信長と戦うことを決めたら、この鵠を受け取るわけにはいかない。」と断ります。
同室にいた三淵藤英からも「信長から離れ、自分たちと共に戦に馳せ参じていただきたい。」と言われ、取り乱した光秀は涙ながらに訴えます。
「公方様、今一度・・・。今一度お考え直しを!!」
義昭も涙を浮かべ、絞り出すような声で答えました。
「決めたのじゃ。わしは信玄と戦う。
信長から離れろ。わしのため。そうしてくれ。」
「公方様。それはできませぬ。・・・御免!!」
そう言い残し、光秀は義昭の元を去りました。
「麒麟がくる」では、ここで光秀が幕臣を辞めて正式に信長の家臣に移ったということになっています。
この時の心中はいかばかりだったのでしょう。
信長と信玄は同盟を結んでいた
「麒麟がくる」に武田信玄登場!!
さて、この信玄と信長ですが、過去には同盟を結んでいた時期もありました。
信長は信玄の強さを知っていたため、徹底して戦いを避けてきたと言われています。
永禄8年(1565年)信長の姪を養女として武田勝頼に嫁がせることで友好的関係を結び、続いて永禄10年(1567年)には信長の嫡男である織田信忠と信玄の娘である松姫の婚約が成立させています。(信忠・松姫の婚約は、元亀3年(1572年)同盟関係が破綻したため解消された。)
元亀3年12月22日(1573年1月25日)に起こった三方ヶ原の戦いでは、信玄率いる武田軍を徳川・織田の連合軍が迎え撃ちましたが敗退。
家康僅かな供回りと共に命からがら浜松城へ敗走し、この時は死を覚悟したと言われています。
こうして信長と家康をギリギリまで追い詰めた信玄でしたが、元亀4年/天正元年(1574年)4月12日、胃癌によりあえなく病死しました。
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終わりに
以上、「麒麟がくる」第36回のあらすじ&感想でした。
信長と義昭の仲がどんどん険悪になって、二人の間に立ち続けた光秀はさぞや大変だったでしょうね・・・。