【信長ゆかりの地ツアー 愛知編】清州城 熱田神宮 桶狭間古戦場跡

前回「信長ゆかりの地ツアー 岐阜編」を書いたので、今回は最終章「信長ゆかりの地ツアー 愛知編」を載せたいと思います。

さゆりさん
2011年1月8日(土)に行った時の記事です。
目次

信長の出身地 尾張

信長ファンの聖地

尾張は愛知県の旧国名です信長は1534年尾張で生まれ、父の死後家督を継いだ後は尾張国内の敵(ほとんど親族)を倒し、1565年尾張を統一するところから天下布武への第一歩が始まります。

美濃の斎藤氏を滅ぼして岐阜城に移る1567年までの33年間を尾張国内で過ごしたことから、まさに尾張は信長のホームグラウンドと言えるでしょう。

信長ファンとしては、名古屋出身の人がすごく羨ましいです。

↑うつけと言われた若き信長が尾張を統一するまでを理解するのにオススメの漫画。

総評

感動レベル☆☆☆☆ 歴史ファン・信長ファンなら感動すること間違いなし!! 

リーズナブル度☆☆☆☆☆ 清州城以外はみんな無料です!!

空いてる度☆☆☆☆☆ どこも空いていました。

撮影自由度☆☆☆☆☆ 今回回った所は全部撮影OKでした。 

子連れも楽しめる度☆☆ お城とか公園ならお子様も楽しめるのではないでしょうか。

体験記

愛知を選んだ理由

私は小学生の時から歴史上の人物はダントツで信長が好きなので、自ら企画して安土・岐阜・愛知と信長ゆかりの地巡りをすることにしました。

東京から出発するので、一番行ってみたかった安土を皮切りに、2泊3日で安土→岐阜→名古屋と東に戻るルートを計画しました。

周りにそんな旅行に付き合ってくれるマニアックな信長ファンの友達はおらず、一人旅で敢行(観光!?)しました。

岐阜から名古屋への行き方

JR岐阜駅から名古屋駅快速で20分普通でも25分で移動できます。以外に近いんですね。運賃は470円です。(2018円10月調べ)

清州城

信長が清州城に移るまで暮らしたとされる名古屋城(当時は那古野城と表記)は、昔行ったことがあるので今回は行きませんでした。

・・・ということで、まずは清州城へ。信長が10年間住んだだけでなく、清州同盟、清州会議が行われた場所でもあります。

名鉄名古屋駅から名古屋本線で10分、新清洲駅で下車します。(JR清州駅よりこっちの方が若干城に近い)

駅から携帯のナビを見ながらてくてく歩くと、清州城址の石碑を発見!!


橋を挟んで城が見えてきました。

清州城は1613年に廃城。

近代に入り城跡は東海道本線と東海道新幹線に利用され、現在の清州城は跡地に建っているわけではありません


ドドーン!!!!

この天守は1989年に旧・清洲町の町制100周年を記念して清洲城跡に隣接する広場内に建設されました。

清州城創建時の絵などが存在しないため、外観や規模は桃山時代の城を想像してデザインされ鉄筋コンクリート造だそうです。

中は予想通り、信長関係の資料や展示物がずらり

大河の信長関連の台本や衣装も展示されていました。


信長正室・濃姫の像。お城横の公園にて。


清州公園内にあった、若武者姿の信長様。カッコイイ♪

※私が見に行った2011年の時点では2人は離れた場所に建っていましたが、2012年清須市誕生7周年を記念して濃姫像が信長像の近くに移され、現在は愛のパワースポットとしてPRされているそうです

熱田神宮

次に行くのは熱田神宮です。新清洲駅から名鉄で乗り換えなしで約20分、神宮前下車で行けます。

子供の頃に歴史漫画で「熱田神宮は信長が桶狭間の戦いの戦勝祈願をした所」と知って以来、ずっと行ってみたかった場所なので、やっと行けて嬉しさもひとしお・・・。

また、三種の神器の1つである草薙剣(くさなぎのつるぎ)を祀る神社ということもあり、とてもありがたく感じられますね。


やはり有名で大きい神社だけあって、この時期でも初詣客でにぎわっています。


信長が戦勝のお礼に寄進したと伝えられる土塀

2つの桶狭間古戦場跡

熱田神宮→桶狭間の戦いがあった場所へと、信長様と同じルート(※脳内では)名鉄で移動。

神宮前で名古屋本線急行に乗車、鳴海駅で普通に乗り換え、中京競馬場前駅で下車

どうやら、今川義元終焉の地は色々説があるらしく、「桶狭間古戦場」と名の付く公園が2つもありました。

一つ目「桶狭間古戦場伝説地」は駅近くにありましたが、もう一つ「桶狭間古戦場公園」は駅から遠くて地図とにらめっこしながら地元の人に道を教えてもらったりしてなんとか到着しました。(汗)

1.2kmって、結構な距離よね。迷いながらなので遠く感じました。

この看板がなければきっと気付かずに通り過ぎていただろう・・・。


信長と義元が向かい合った像がありました。

公園では普通に地元の子供が遊んでて、我ながらここまでわざわざ探索してる自分ってマニアックな信長ファンだな~と思いました。(笑)

亀嶽林万松寺

桶狭間の古戦場跡を見た後は、織田家の菩提寺である亀嶽林万松寺に向かいます。

中京競馬場前駅から名古屋本線準急に乗車、金山駅で市営地下鉄に乗り換えて上前津駅で降り、徒歩3分ほどで万松寺に到着です。

この辺りの大須商店街が観光スポットで、信長ファンじゃなくても楽しめます。

この万松寺、1552年父・信秀の葬儀中に18歳の信長が派手な格好で突如現れ、抹香を位牌に投げつけ出て行った「抹香事件」で余りにも有名です。

信長をテーマにしたドラマなら必ずと言っていいほど出てくる印象的なシーンですね。

あと、竹千代(後の徳川家康)が織田家の人質時代に3年間過ごしたお寺でもあったそうです。


普通の商店街に突如現れる提灯の並ぶお寺で、あまりに自然に商店街に溶け込んでるから、初めはお寺だと気付きませんでした


父・織田信秀のお墓もあります。

景陽山総見寺


万松寺のすぐ近くに信長の菩提寺・景陽山総見寺がありましたが、扉が閉まってたので、門の写真だけ撮ってきました。

信長の次男・信雄が信長の菩提を弔う為に建てたお寺だそうです。

ネットで調べてみると、常時拝観は行っておらず事前予約がいる模様・・・。

この「総見院」というのは、信長公の死後贈られた「おくり名」で、彼の死後、諸大名が信長を話題にする時は、「総見院様が~」という具合に表現したそうです。私も小説で見たことあります!!

本当は、この後小牧山城にも行きたかったのですが、時間的に不可能&体力の限界だったので、次の姫路帰省のついでに立ち寄ろうと決めて、今回は見送ることにしました。(※数年後に行ったのですが、写真データが残っていないため記事にできなくて残念です・・・。)

泉龍山桃巌寺

次は、織田信秀の菩提寺泉龍山桃巌寺へ。

このお寺は三男・織田信行が建てたそうです。(信行は信長の同母弟で、後に跡目争いで信長に滅ぼされてしまいます)

上前津駅から名古屋市営地下鉄名城線に約30分乗り、本山駅で下車、徒歩5分ぐらいで着きます。


もう薄暗くなり始めて、お寺観光にはギリギリの時間帯になってしまいました。


竹林は趣きあるけど、ちょっと怖いです。


桃巌寺はインドとかネパールチックな”名古屋大仏”で有名なだそうです。


ビルをバックにするとシュールです

その後名古屋駅に戻り、名古屋在住の友人と合流してカラオケを楽しみ、当日中に東京に戻りました。

以上で、2泊3日の信長ゆかりの地ツアーは終了です。お疲れ様でした。

※当記事は2011年1月に書いたブログを加筆・修正しており、観光地の内容は当時のもので現在とは異なる可能性があります。

詳しくは公式HPなどでご確認ください。

概要

清州城:https://www.kiyosu-kanko.jp/castle.html

熱田神宮:https://www.atsutajingu.or.jp/jingu/

桶狭間古戦場伝説地: https://toyoake-okehazama.com/index.html

桶狭間古戦場公園:https://okehazama.net/

万松寺:https://www.banshoji.or.jp/

総見寺:https://orange.zero.jp/kkubota.bird/soukenji.htm

桃巌寺:https://www.nagoya-info.jp/shisetsu/0rjmSeFp.html?cts=view

終わりに

やっぱり、尾張は信長の地元だけあってゆかりの地がありまくりでファン垂涎の地です。

今回行った場所はほんの一部で、信長ゆかりの地は探せばいくらでも出てくることでしょう。

さゆりさん
もちろん一生信長愛は変わらないので、まだ行ったことのないゆかりの地を巡ってみたいです。

次回は、東京八王子市の高尾山をご紹介します。

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