【麒麟がくる 第七回】ネタバレ 感想 ツンデレ帰蝶姫とモテ男光秀

2020年3月1日、NHK大河の「麒麟がくる」第七回が放送されました。

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当記事では、ネタバレや感想を書いていきます。
目次

麒麟がくる 第七回「帰蝶の願い」ネタバレ 感想

前回のおさらい

将軍・足利義輝も列席する連歌会で、時の権力者・細川晴元による松永久秀と三好長慶の暗殺計画があることを光秀は知る。

京の町の安寧が崩れることを恐れ、光秀は館に潜入し三淵藤英と細川藤孝らと協力して、松永らを救うことに成功した。

 

そこで傷を負った光秀は、望月東庵の診療所へ運び込まれ、駒に抱きかかえられながら倒れてしまう。

光秀は2日間寝込んだのち目が覚め、東庵に「命に関わる傷だったがもう大丈夫」と診断される。

 

療養中の光秀は「織田信秀に奪われていた大柿城を、斎藤利政が奪回した」という報せを聞いて、肩の傷が完全に癒えない中、美濃に戻ると決意。

美濃に戻ろうとする光秀に駒は付いて行くと言って聞かず、初めは断っていた光秀も根負けして連れて行くことにしたのであった。

出演者

史実に出てくる人物

明智光秀:長谷川博己
斉藤道三:本木雅弘
帰蝶:川口春奈
斉藤義龍:伊藤英明
明智光安:西村まさ彦
牧:石川さゆり
稲葉良通:村田雄浩
藤田伝吾:徳重聡

織田信秀:高橋克典
平手正秀:上杉祥三
織田信長:染谷将太

「麒麟がくる」オリジナルの架空の人物

駒:門脇麦
菊丸:岡村隆史

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ネタバレあらすじ

織田と斉藤の和議

織田信秀は、同族であるはずの織田彦五郎に自身の古渡城を攻められたことで、斉藤道三に西美濃の大柿城を奪還されてしまいました。

尾張・清州城の織田彦五郎、美濃の斎藤道三、駿河の今川義元と、結果的に信秀は三方の敵に囲まれる形となっていました。

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信秀は自身の体調が良くないことも考え、斉藤道三と和議を結び、敵を二つに絞ることに決めました。

そこで信秀は道三に和議を申し入れ、道三の娘・帰蝶を、自分の嫡男・信長の嫁に迎え入れたいと申し出たのでありました。

帰蝶、明智荘へ訪問

京に行っていた十兵衛が、駒に付き添われて美濃の明智荘に帰還しました。

しばらくすると、帰蝶が明智家にやって来ました。

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帰蝶は、「鶴の群れを見に行くついでに、ここへやって来たのだ。」と言いつつ、「昨晩稲葉城に来たのなら、自分に挨拶に来てもいいものを・・・。」と光秀を責めました。

光秀が返答に困っていると、牧が光安の部屋へ話をしに行くよう促しました。

光安は、道三から帰蝶の輿入れについて意見を求められていて、どう返答していいか良いのか困っていて、その相談に光秀を呼び出していたのでした。

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光安は道三から、「信秀の和議に同意した。しかし、帰蝶に輿入れの話をしたら、それから一言も口を聞いてくれなくなっている。」と言われたことから、「帰蝶といとこで幼なじみの光秀から、帰蝶の気持ちを聞いてみてくれないか?」という相談内容でした。

 

光秀が館に戻るとまだ帰蝶がいたので、話があると呼びかけました。

二人きりになると、帰蝶本人から輿入れの話をしてきました。

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「小さい頃、光秀が泣き虫だった事を人に話さないという約束を守ってきた。だから、今度は光秀が私を守って欲しい。」「尾張には嫁にやってはならぬ、と周りを説得してほしい。」と帰蝶は言いました。

そう言われた光秀は、何も言葉を返せませんでした。

光秀、稲山城の道三と対面

翌日、光秀と光安は稲葉山城に登城し、道三と対面しました。

道三は光秀に、帰蝶の輿入れについて意見を求められました。

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「織田へ嫁がれるということは、帰蝶様は人質と行かれるというわけでもあります。和議が破られて再び戦になれば、まず斬られるのは人質です。私は幼馴染のいとことして情として忍びない思いもあります。」と、光秀は言いました。

道三が「この和議にそれほどの価値があるとは思わないという事か?」と問うと、

光秀は、「自分には判断しかねるゆえ、帰蝶にも説得させる自信はないです。」と、つい本音を漏らしました。

それを聞いた道三は激しく怒り、「帰れ!!」と怒鳴ると、光秀は「御免!!」と一礼して、退出してしまいました。

しかし道三は、光安にすぐにまた光秀を呼び戻すよう命じました。

 

再度呼び出された光秀は、道三に「松永久秀殿から文が届いた。その文には、光秀が京で素晴らしい働きをしたと書いてあった。京で何をやったかはわからないが褒めてつかわす。」と言われ面食らいました。

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そして道三は、尾張との和議の利点や目的について話し始めました。

海がある土地は豊かである。

海に港を作れば船が来る、船が来れば市が立ち、市が立てば商人が集まり、金が動く、そこから大きな利が生まれる。

尾張はそういう国だ。しかし美濃には海が無い。

国を豊かにすることは、海を手に入れることだ。尾張と手を結べば海が近くなる。

わしの仕事は戦をする事ではない。国を豊かにすることだ。

それがこの和議の目的だ。

そして、「帰蝶は一度言ったら聞かない娘だ。わしの手には負えぬ。そなたとは馬が合うとみなが申しておる。この話を帰蝶にしてみてくれんか?」と、光秀は道三から頼まれるのでした。

道三の部屋から出た光秀に、斉藤義龍が呼んでいると家臣から告げられました。

義龍の元へ行くと、義龍だけでなく稲葉良通をはじめたくさんの家臣が集まっており、尾張との和議について反対するよう光秀に迫りました。

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「尾張と和議を結べば今川義元を敵にまわす事になる。帰蝶は今明智荘にいる。帰蝶を道三の元に返すな。尾張に嫁に行かせてはならん。」と、義龍は光秀に言いました。

帰蝶から、光秀へのお願い

明智家に戻った光秀は、帰蝶に輿入れの件について話し始めようすると、帰蝶は「何も言うな。」と制し、

「織田家の嫡男・信長は尾張ではうつけと呼ばれているそうな。しかし美濃では誰に聞いても見た者はおらんと言う。尾張に行って織田信長を見てきて、どんな男だったか教えてもらいたい。」

とお願いしました。

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光秀が、「私が見に行き、もし良きお方なら嫁がれますか?」と尋ねたが、帰蝶は答えませんでした。

光秀、再び尾張へ

翌日、光秀は旅商人に変装し尾張へ向かいました。

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港近くの活気のある熱田の市場を見て、「堺のようだ。」と驚きました。

そして、市場で売り子をしている菊丸と偶然再会しました。

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菊丸に織田信長の顔が見たいと話すと、「最近信長は毎朝漁に出ているから、明け方に港で待っていれば必ず会える。」と教えてくれました。

明け方、菊丸と共に浜辺で信長を待っていると海の向こうから船が見えてきました。

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船首に立つ男・・・その男こそが信長なのでした。

次回予告

尾張の海辺で、漁師たちから慕われている奇妙な出で立ちの織田信長を目の当たりにした光秀。

この男に帰蝶を嫁がせていいものかと葛藤する光秀だが、母・牧は美濃国の行く末のことを一番に考えることが大事だと告げる。

光秀が自分の気持ちにこたえることがないと分かった帰蝶は、光秀の口から「尾張に行って美濃にない海を見るべきだと、背中を押してほしい」と条件をつける。

Sayulist
やっぱり帰蝶は光秀のことが好きだったんですね~。

でも光秀の方はどうなんでしょう?

感想・気付いた点

どこかで聞いたことのあるセリフ

道三が尾張と同盟を結びたい理由として、「美濃には海がない!!」と嘆いていました。

Sayulist
「〇〇には海がない!!」って・・・どこかで聞いたような。

それは、2019年上映の、埼玉をディスると見せかけて一周回って賛美している映画「翔んで埼玉」。

埼玉県も海なし県であることに強烈なコンプレックスを持っていました。

この意外なデジャヴ感が、ネットで話題になりました。

脚本家の池端俊策先生、もしかして「翔んで埼玉」のファンだったりして!?

ツンデレ姫・帰蝶と従順な家臣・光秀のコンビがイイ☆

もうこれは完全に筆者の好みなのですが、ワガママで勝気なお姫様と、そんなお姫様に翻弄されながらも健気に従うかっこいい従者、そして実は二人は身分を越えて惹かれ合っているかも!?・・・という設定が最高すぎます。

ゲームでいうと、ドラクエ4の第二章のアリーナとクリフトみたいな。(←わかる人いますか?)

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帰蝶と光秀は幼馴染のいとこでありながら、主君の娘とその家臣という間柄なので身分は上下関係があります。

帰蝶は光秀に惹かれているが、一方光秀は?・・・この二人の微妙な関係が筆者のツボにハマりまくりです。

そんなわけで、この第六回の帰蝶のツンデレ要素をおさらいしてみましょう。

帰蝶:ツン語録

「べ、別にアンタに会いに来たわけじゃないからね。鶴を見に来ただけなんだから。」

「ちょっとした話なら立ち話で済ませるけど、いい話なら座って聞いてあげてもいいわ。」

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「旅に出たら、供をせよ!!」

帰蝶:デレ語録

「なんで昨日ウチ(稲葉山城)まで来て、私に挨拶してくれなかったの?私たち、他人の仲じゃないのに・・・。」

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「今度は、私を守ってほしい。」

勝気な時の表情と、恋する乙女の表情とのギャップがたまりませんね☆

アノ事件がなければエリカ様がこのセリフを言ってたのでしょうが、春奈姫が放つこれらのツンデレゼリフもなかなかイイ感じです。

Sayulist
次回はどんなセリフが出てくるのか、とても楽しみです。

モテ息子を持ち、何もかも知っている母・牧

今回は光秀の母・牧の出番が多かったですね。

恋に関しては鈍い光秀に対して、母親の牧は何もかもお見通しなのが面白いです。

光秀は帰蝶と駒、二人の女性に愛されているモテ男なのですが、本人は超鈍感でまったく気付いていません。

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前回のラストでは駒と一夜を共にしましたが、爆睡して何もなさそう。(笑)

押しかけ女房さながら京から美濃までくっついて来た駒と、「鶴を見に来たついでに」などと見え透いた嘘をついてまで明智家に押しかける帰蝶。

・・・この二人を見て、「あら、うちの息子もなかなかやるわね。」なんて思ってるんでしょうか。

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牧はいつもにこやかな表情ですが、たまに見せる真顔が怖いです。(笑)

息子がモテるのが嬉しい反面、「まだ、アンタたちにはやらないわよ。」と思っているのか・・・。

駒からは「身分などの理由で、思っても思いが遂げられない(嫁ぐことが叶わない)こともありますよね。」なんてバレバレな恋バナ相談を受けて、

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「この子は諦めてくれたようで良かった。」と心の中でホッとしてるのかも!?

遂に、信長様ご登場!!

「光秀といえば織田信長」というくらい、切っても切れない関係のお二人ですが、この「麒麟がくる」でも遂に信長様がご登場あそばされました。

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あれ!?でも私の中の少年信長は月代を剃ってないイメージなんですが・・・。(←歴史漫画の読みすぎ)

でも、この登場シーンを見て、なぜ染谷信長が月代を剃った状態で現れたのか理解できました。

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光背のように朝日に照らされ、神々しく初登場される信長様。

現人神(あらひとがみ)的な要素を出したくて、ちょっと僧っぽくしたかったのかな~と筆者は解釈してみました。

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↑余談ですが、波打ち際にいる菊丸が浦島太郎に見えて仕方ありませんでした。(笑)

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終わりに

以上、「麒麟がくる」第七回のネタバレ、感想レポートでした。

Sayulist
次回は、光秀と信長がどんな会話をするのか気になります。

 

※画像の著作権はNHKに帰属します。著作権者の申し立てがあれば削除します。

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