東京からはるばる”天孫降臨の地・高千穂”へやって来た私たち夫婦。
槵触(くしふる)神社と荒立神社に行きました。
当記事では、槵触神社⇔荒立神社の2種類の徒歩ルートをご紹介します。
2019年10月26日に行った時の記事です。
高千穂 槵触神社⇔荒立神社 2種類の徒歩ルート
『るるぶ宮崎高千穂’20』で「絶対行くべき高千穂の神社」に選ばれていた槵觸神社と荒立神社。
この二社は近いのでまとめて行ったのですが、当記事では私たちが通った2種類の徒歩ルートをご紹介します。
↑今回の旅で大活躍した『るるぶ宮崎高千穂’20』
高千穂神社、槵觸神社、荒立神社の参拝レポートをご覧になりたい方は、こちらのページをご覧ください。
【宮崎】高千穂神社 本当にあった不思議な話 夫婦円満の御利益
大きな道を歩くルート(槵觸神社→荒立神社)
ネットである人の口コミで「荒立神社に行くまでの道が細くて車の運転は大変」という体験談を見ていたので、槵觸神社を参拝後、そのまま徒歩で荒立神社に向かうことにしました。
↑実際に写真を見てみると、この鳥居の辺りとか「対向車が来たらどうしよう?」と思う道幅ですよね。
自分のスマホのナビの道がちょっと怪しかったので、間違いない大きな道を歩いてみることにしました。(下の地図の点線のルート)
普段東京で歩き回っている者としては1km未満なら余裕と思っていたのですが、多少坂もあり一番暑い13時台ということでちょっと疲れました。
「天真名井(あまのまない)」も天孫降臨ゆかりの地で行きたかったのですが、疲れていたのでパスしちゃいました。
というわけで、「天真名井」の詳細は他の方のTwitterで引用させていただきます。
瓊々杵尊が天降りされた時、この地には水が無く、 #天村雲命 が再び高天原に上がられ水種を移されたのが、「天真名井」🙌
樹齢数百年の大ケヤキの根元にこんこんと湧きだす。『天村雲命』の名は、古事記・日本書紀に出てこない。 #先代旧事本紀 にのみお名前が出ている。 pic.twitter.com/zElp0GX3Yz
— しむちゃん ナウ (@kodai_explorer) September 30, 2019
多少疲れながらも、荒立神社に向かう私たち・・・。
荒立神社の鳥居と石碑が見えてひと安心。
このような石像にちゃんとお供えをしているところを見ると、村の人々の信仰心の篤さがうかがえます。
荒立神社に行く坂の途中、右側にこんな標識を見つけたので写真を撮っておきました。
荒立神社参拝後、巫女さんにこの写真を見せて「この道から槵觸神社に行けますか?」と聞くと、「山道になってますが行けます。」という回答だったので、帰りはこの探鳥コースで戻ることにしました。
ハイキング気分の探鳥コース(荒立神社→槵觸神社)
という訳で、二十躰王宮跡も見られるという探鳥コースで槵觸神社に向かいます。
ちょうどこのGoogleマップの青い丸の出発点が、写真の道標に当たります。
「くしふる神社社務所」が拝殿のある辺りです。
※探鳥ルートは上記の青いルートそのまんまではありません。
実際歩いてみると、表示にしたがってなんとなく歩いて行けば大丈夫でした。
「探鳥」というよりは、神話ゆかりの地巡りができるハイキングコースという感じですね。
まず到着したのは、二十躰王子宮(にじったいおうのみや)。
説明文によると、1713年(正徳3)の記録には「社がある」とされていますが現在は石碑のみです。
天孫降臨のときに瓊々杵尊(ニニギノミコト)に従って槵觸峰に降り立った32神のうち20神を祀っています。
全国各地の神々が槵觸神社に集まった際に、この王宮に立ち寄っていると言い伝えられています。
次に辿り着いたのは、宮地嶽社。
宮地嶽社の御祭神は、奥津島比売命(オキツシマヒメノミコト)、市杵島比売命(イチキシマヒメノミコト)、多岐津比売命(タギツヒメノミコト)の御三神で、女神の中では美神三姉妹と伝えられ、中でも市杵島比売命は有名な弁天様だそうです。
古事記によると天照大神様が建速須佐之男命の赤心を証明する為に誓約(うけい)して生まれた神々で、須佐之男命の十拳(トツカ)の剣を天照大神様が三段に打ち折り、天真名井に振りすすぎ噛んで吹き息吹乃狭霧から生じたと記されています。
お気付きの方もいるかと思いますが、高千穂地方の御幣(しめ縄についている神)は白ではなく緑と赤で、この土地特有のものです。
緑は水の神様・赤は日の神様で飾り方もむかって右に緑の御幣、左に赤の御幣を祀り、またしめ飾りは正月だけでなく年中飾るのだそう。
さらに歩くと、無事に槵觸神社の拝殿横に出てきました。
拝殿向かって左側にも探鳥コースの標識があります。
ちょっとした探検気分が味わえる探鳥コース、オススメですよ。
※探鳥コースは人気(ひとけ)が少ない場所なので、ちょっと寂しく感じました。
明るい時間に行かれることをお薦めします。
地面は土なので、天候の悪い日や雨天の翌日に歩く際は十分ご注意ください。
終わりに
槵触神社⇔荒立神社の2種類の徒歩ルート、参考になりましたでしょうか?
大きな道ルートで行った途中、余裕があれば天真名井にも是非お立ち寄りください。
もちろん、探鳥ルートの二十躰王子宮と宮地嶽社もお参りくださいね。
コメント
コメント一覧 (5件)
[…] ・芝大門だらだら祭り名物グルメ:更科布屋「生姜切りそば」食レポ ・【宮崎】高千穂 槵觸神社と荒立神社を繋ぐ 2つの徒歩コースを紹介 ・【宮崎】高千穂 荒立神社 神様界初の国際結婚の御利益がある神社 […]
[…] ・芝大門だらだら祭り名物グルメ:更科布屋「生姜切りそば」食レポ ・【宮崎】高千穂 槵觸神社と荒立神社を繋ぐ 2つの徒歩コースを紹介 ・【宮崎】高千穂 荒立神社 神様界初の国際結婚の御利益がある神社 […]
[…] ・芝大門だらだら祭り名物グルメ:更科布屋「生姜切りそば」食レポ ・【宮崎】高千穂 槵觸神社と荒立神社を繋ぐ 2つの徒歩コースを紹介 ・【宮崎】高千穂 荒立神社 神様界初の国際結婚の御利益がある神社 […]
[…] だら祭り名物グルメ:更科布屋「生姜切りそば」食レポ ・【宮崎】高千穂 槵觸神社と荒立神社を繋ぐ 2つの徒歩コースを紹介 ・【宮崎】高千穂 荒立神社 神様界初の国際結婚の御 […]
[…] だら祭り名物グルメ:更科布屋「生姜切りそば」食レポ ・【宮崎】高千穂 槵觸神社と荒立神社を繋ぐ 2つの徒歩コースを紹介 ・【宮崎】高千穂 荒立神社 神様界初の国際結婚の御 […]