今までは主にトゥールの街や語学学校の話を書いていましたが、今回はオフの出来事を報告します。
フランス入国後、はや10日が経ちました。
2009/01/09 フランスで初めてのH&Mとナンパ
初H&Mはフランスで
日本を出国する時荷物を必要最低限に抑えたので、足りない衣類はフランスで買うつもりでした。
1月5日にトゥールでコート等を買った話を書きましたが、まだ足りないので土曜に買いに行こうと計画。
私のフランスの師匠・咲紀ちゃんに相談したら、「Saint-Pierre-des-Corps(サン・ピエール・デコー)という隣町のLes Atlantes(レ・ザトロントゥ)というショッピングセンター内にH&M(※)があるから、そこで買ったらいいんじゃない?」と教えてくれたので、早速行ってみることにしました。
H&Mは、昨年2008年8月に銀座店が日本で初めてオープンして徹夜組も出るほどの話題になっていましたが、私は行ったことがなかったので、フランスで初めてH&Mに行くことになります。
初めてフランス人にナンパされる
ホストファミリーのマダムにLes Atlantes(レ・ザトロントゥ)の行き方を聞くと「バスで行くのがいいわよ」と言われましたが、フランスでまだバスに乗ったことないから不安だし、地図を見たら歩いて行けそうな気がしたので、体力に自信のある私は歩いて行くことにました。
・・・そしたら、思いっきり方角を間違えて迷子に。(汗)
地図を見て悩んでいると、ジョギング中のGAPのモデルみたいなイケメン好青年が話しかけてきました。
(※イメージ画像で、本人ではありません。)
私はフランス語で地図を見せながら、「ここに行きたいんだけど、今私はどこにいる?どっちの方向に行けばいいの?」と聞くと、彼は丁寧に教えてくれました。
ショッピングセンターへの道のりがわかると、次は雑談モードになり、
「僕はトマ。君の名前は?」と言うので、
あぁフランス語の初歩でよく練習したフレーズだな~、これが生きたフランス語か~なんて思いながら自分の名前を伝えました。
そして出身地や年齢の話題になり、とても印象に残っているのは、
「僕は27歳だけど、実はハゲているんだ。父親もハゲなんだ。」と言って、おもむろにニット帽を外しスキンヘッドを見せてきたことです。(別にそこまでしなくても・・・)
白人って老けるの早いっていうのは本当なんだ~、でもイケメンはハゲをカバーするから凄いな~なんて感心していると、
「良かったら、君の買い物が終わったらお茶しない?」と誘いの言葉を受けました。
私は一瞬考えて、
・ジョギングしてる人って、健康的でストイックですごく良いイメージ
・会話の感じが好印象
・イケメン
・ホームスティ先は老夫婦、クラスメイトは非フランス人だし、同年代のフランス人と話してみたい
・まぁこの人のお蔭で迷子にならずに済んだし、お礼も兼ねて・・・
という理由で、その話に乗ることにしました。
※もちろん毎回ナンパに付いて行くわけではありません。友人でナンパからお付き合いした人もいるし、私もお茶だけなら行ったこともあるので、ナンパも一期一会で100%悪いわけでもないかな~と。別にフランソワに一目惚れしたとか付き合いたいとかではなかったけれど。
という訳で、カフェで夕方待ち合わせの約束をし、一旦トマとは別れました。
H&Mで何を買ったか
歩きに歩いて、隣町のショッピングセンターに到着!!
苦労して行ったのに、H&Mで買ったのはセーター、ニット帽、セット靴下の3点だけ。
↑こんな感じ。
春服で着たい服がいくつかあったけど、4月にパリに引っ越すので買うのはやめておきました。
待ち合わせ
カフェで待ち合わせ後、軽く挨拶をして、私の持ってきた電子辞書を駆使して拙い会話が始まりました。
↑私も愛用していたEX-wordシリーズ。
自分のフランス語レベルが低すぎて会話はなかなか難しかったけれど、本場フランスでホストファミリ―以外のフランス人と話せて嬉しかったです。
トマも自分から誘ったとはいえ、よくこんなフランス語ダメダメな外国人の会話に付き合ってくれたな~と。
私たちは楽しくカフェの時間を過ごしました。
noteで小説書いてます
フランス生活を題材にして、noteで恋愛小説を書いています。
小説なので、脚色も加え現実の話とは変わってきていますが、その違いも楽しんでいただけたらと思います。
フランス生活に興味のある方、恋愛小説が好きな方は是非読んでみてください。
次回予告
以上、ワーホリフランス日記で初めての、ちょっと浮いた話でした。(笑)
次回は、またホームスティ先のお話です。