2019年5月18日「旅する都民のときめきブログ」を改題
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【沖縄】ひめゆりの塔 少女たちの生活と夢を偲ぶ

沖縄地方

今回は、2019年2月10日(日)に行った「沖縄 平和学習② ひめゆりの塔」をご紹介します。

※沖縄旅行シリーズをご覧になりたい方は、「沖縄 避寒旅行 4泊5日 日程紹介」が目次になっているので参考にしてください。

 

ひめゆりの塔

生徒、教師だけでなく病院職員も多数亡くなった悲劇の地

沖縄の平和学習の地といえば、真っ先に思い浮かぶのが「ひめゆりの塔」ではないでしょうか。

ひめゆりの塔は、ひめゆり学徒隊最期の戦跡の地の一つ、伊原第三外科壕の上に建てられた慰霊碑です。沖縄陸軍病院第三外科勤務の職員やひめゆり学徒隊が南部撤退後に避難した壕で、1945年6月19日朝米軍の攻撃により多くの生徒や教師、病院の職員たちが亡くなりました。

 

ひめゆり平和祈念資料館

ひめゆり平和祈念資料館は、1989年6月23日、戦争の悲惨さや平和の大切さを後世に語り継ぐために開館されました。ひめゆり学徒の遺品、写真、生存者の証言映像、南風原の陸軍病院壕の一部や伊原第三外科壕内部を再現したジオラマなどを見ることができます。

 

総評

感動レベル☆☆☆☆☆ たくさんの民間人が、戦争のために無残な死に方をしなければならなかったという現実に衝撃を受けました。   

リーズナブル度☆☆☆☆ ひめゆり平和祈念資料館の入場料は500円以内です。

空いてる度☆☆☆☆ 休日でもそんなに混んでいませんでした。

撮影自由度☆☆☆ ひめゆりの塔など公園内は撮影自由ですが、ひめゆり平和祈念資料館内は撮影禁止でした。

子連れに向いてる度☆☆☆ 小学生以上なら平和学習にいい所だと思います。

 

体験記

ひめゆりの塔を選んだ理由

私は3回沖縄旅行の経験がありますが、戦跡関係の場所には行ったことがありませんでした。沖縄の歴史を見ていくうちに、こういう場所もちゃんと見ておかなければならないと思い、今回の旅行の日程に入れました。

 

ひめゆりの塔への行き方

バス:那覇から糸満市行きのバスで約30分、さらに糸満市から82・107・108のバスで約15分、ひめゆりの塔前下車

車:那覇空港より約30~40分

 

 

※私達の場合、旧海軍司令部壕からは約13km、車で約30分で着きました。

 

ひめゆりの塔

敷地内は公園のようになっています。入口前では献花用の花が売られていました。

 

ひめゆりの塔敷地内に入ります。

 

入口入って左側に立っていた大きながじゅまるの木。ここであった悲劇も見ていたのでしょうか・・・。

 

ひめゆりの塔。献花が絶えません。祈りを捧げました。

 

ひめゆりの塔説明文。成り立ちがよくわかります。

 

ひめゆり平和祈念資料館

 

1989年設立のひめゆり平和祈念資料館。2004年に全体的に改装され、新しく綺麗な建物でした。

 

パンフレットには、展示室の内容が詳しく書かれています。館内は撮影禁止なので、自分の記憶を頼りに印象に残っていることを書いていきたいと思います。

 

第1展示室 ひめゆりの青春

沖縄師範学校女子部と県立第一高等女学校の生徒たちを総称して「ひめゆり」と呼ばれていたそうです。ここでは、女生徒たちの顔写真や持ち物を展示しており、平和だった頃の彼女たちの何気ない日常や、時代が戦時色に染まっても忘れない少女らしい明るいけなげな気持ちなどが伝わってきました。

少女たちのあどけなさの残る顔写真、大事に使っていたであろう勉強道具が印象に残っています。

 

第2展示室 ひめゆりの戦場

ひめゆりの女生徒たちが看護要員として動員された後の様子が展示されています。病院壕のジオラマがリアルで、さっき旧海軍司令官壕を見た後だったので想像しやすかったです。

手鏡が展示されていて、「怪我で顔がぐじゃぐじゃになった患者から鏡を見せてくれと言われて困った」という女生徒の証言が忘れられません。

 

第3展示室 解散命令と死の彷徨

米軍が間近に迫った1945年6月18日夜、解散命令が出され、生徒たちは米軍の包囲する戦場に放り出されたそうです。民間人を使うだけ使って、いざとなったら守ってくれない日本軍って酷すぎますよね。

ここで印象的だったのは生存者の証言映像です。「先生に殺してと頼んだ」「友達に殺してと頼んだ」などという話が何度も出てきて戦慄を覚えました。

 

第4展示室 鎮魂

沖縄戦で亡くなったひめゆり学徒と教師の遺影227名が壁一面に飾られています。また、生存者の証言本もたくさん設置されており、どの話も目が離せませんでした。

多くの犠牲者が出た井原第三外科壕を再現した穴があったのですが、怖くてあまり直視できませんでした。

 

第5展示室 回想

中庭の花壇を眺められる場所です。ここでやっと平和な現実に戻り、さっきまで見た展示をゆっくり回想することができます。

 

第6展示室 平和への広場

2004年に新しく増設されたゾーンだそうです。世界中の人々と平和交流している様子の写真、世界各地にある平和博物館の紹介などがありました。

 

概要

住所:沖縄県糸満市字伊原671-1
電話:098-997-2100
利用時間:9:00~17:30(入館は17:00まで)
休館日:年中無休
ひめゆり平和祈念資料館公式HP: http://www.himeyuri.or.jp/JP/top.html

 

終わりに

「ひめゆり=女生徒」のイメージが強いですが、ここでは女生徒や教師だけでなく病院関係者も亡くなっていることを行ってみて初めて知りました。ひめゆりの悲劇だけでなく、一緒に亡くなった人々のことも広く伝えていくべきなのではないかと思いました。

終戦から時間が経ち生存者も高齢化を迎えている今、戦争の悲惨さを若い人たちが知って後世に伝えていかなければいけないと強く思います。

修学旅行で行ったことある人も、大人になってから行ってみたらまた違う視点で見ることができるのではないでしょうか。

 

次回は、「沖縄 平和学習③ 平和祈念公園」をお送りします。