2019年5月18日「旅する都民のときめきブログ」を改題
スポンサーリンク

【沖縄】平和祈念公園 沖縄戦激戦地で祈りを捧げる

沖縄地方

今回は、2019年2月10日(日)に行った「沖縄 平和学習③ 平和祈念公園」をご紹介します。

※沖縄旅行シリーズをご覧になりたい方は、「沖縄 避寒旅行 4泊5日 日程紹介」が目次になっているので参考にしてください。

 

平和祈念公園

沖縄戦終焉の地

平和祈念公園は本島南部の「沖縄戦終焉の地」である糸満市摩文仁の丘陵を南に望み、海岸線を眺望できる台地にあります。

公園内には、沖縄戦の写真や遺品などを展示した平和祈念資料館、沖縄戦で亡くなられた全ての人々の氏名を刻んだ平和の礎、戦没者の鎮魂と永遠の平和を祈る平和祈念像、摩文仁の丘の上には国立沖縄戦没者墓苑や、府県・団体の慰霊塔が50基建立されています。

国内外の観光客をはじめ、慰霊団、修学旅行生などが多く訪れる聖地となっています。

 

総評

感動レベル☆☆☆☆ 海が眺められて平和な光景が広がる公園が、かつて激戦地だったと思うと切ない・・・。    

リーズナブル度☆☆☆☆ 平和祈念資料館の入場料は500円以内です。

空いてる度☆☆☆☆ 休日でもそんなに混んでいませんでした。

撮影自由度☆☆☆ 平和祈念資料館内は撮影禁止でした。

子連れに向いてる度☆☆☆ 小学生以上なら平和学習にいい所だと思います。

 

体験記

平和祈念公園を選んだ理由

私は3回沖縄旅行の経験がありますが、戦跡関係の場所には行ったことがありませんでした。沖縄の歴史を見ていくうちに、こういう場所もちゃんと見ておかなければならないと思い、今回の旅行の日程に入れました。

 

平和祈念公園への行き方

バス:
那覇(バスターミナル)糸満(バスターミナル)線
球バス交通・沖縄バス89番糸満線に乗車し、糸満バスターミナルにて下車。
②乗り継ぎ/ 糸満(バスターミナル) ⇒ 玉泉洞線
琉球バス交通82番玉泉洞・糸満線に乗車し、平和祈念堂入口バス停にて下車後、徒歩5分程度。

車:那覇空港から約40分。

 

※私達の場合、ひめゆりの塔から平和祈念公園までは約3.5kmで、車で約5分で着きました。

 

平和祈念公園に着いたものの・・・

平和祈念公園に着いたのは16時過ぎ。

 

広大な敷地を全部見て回るのは無理なので(時間だけでなく体力的にも)、とりあえず平和祈念資料館だけは見たいと探しました。

 

「これか!?」と思ったら平和祈念堂という、お寺と美術館を兼ねたような施設でした。受付の人に平和祈念資料館の場所を教えてもらいました。

 

「なんか海の方に立派な建物があるね。リゾート系のホテルかな?」なんて言ってたら・・・

 

その建物がまさかの平和祈念資料館でした!!早速中へ入ってみましょう。

 

平和祈念資料館

館内は撮影禁止なので、パンフレット掲載の写真を用いて紹介したいと思います。建物は1階の未来を展望するゾーン(子ども・プロセス展示室)と、2Fの歴史を体験するゾーン(第1~5展示室)に分かれています。

 

2Fの海を展望できる所だけは撮影可でした。この美しい景色を見て、この地で眠っている霊たちが癒されたらいいなと思いました。

 

子ども・プロセス展示室

現在~未来について考えたり、平和について語り合うゾーンで、大きく3つのコーナーに分かれています。

18ケ国の子どもたちの学校や友達、遊びのことなどを知るコーナー、現在起きている戦争・紛争・人権問題・貧困問題などを取り上げているコーナー、展示物に触れながら、遊びを通して他人との共通性や多様性を認め合うきっかけづくりができるコーナーがあります。

次に、2F歴史を体験するゾーンを各展示室ごとに紹介します。

 

第1展示室 沖縄戦への道

明治維新で琉球王府が日本国に組み込まれる過程から、富国強兵のスローガンのもと日本が戦争に突き進み、沖縄が太平洋戦争の最後の主戦場になるまでの流れが展示されています。

 

第2展示室 鉄の暴風

沖縄戦の実相を住民の視点から描き、被災状況を立体地図や映像・実物などで展示しています。

沖縄戦において、米軍は空襲や艦砲射撃や砲弾を無差別に打ち、これら「鉄の暴風」は3ケ月に及び、軍民合わせて20数万人の犠牲者を出しました。

 

第3展示室 地獄の戦場

沖縄戦で住民が受けた惨劇を地下(ガマ)と地上(死の彷徨)で象徴的に展示しています。ガマのジオラマは怖くて中に入れないぐらいリアルでした。現実はまさに地獄絵図だったんだろうなと想像されます。

 

第4展示室 証言

沖縄戦の体験を、証言集と証言映像で展示しています。

生存者の証言は非常に貴重です。これらの資料は貴重なので大事に保管し、後世に残す場をどんどん作ってもらいたいです。

 

第5展示室 太平洋の要石

戦後の収容所生活、27年間の米軍統治、復帰活動、平和創造を目指す沖縄を展示しています。この展示を見ると、現在に繋がる沖縄と日本政府、アメリカとの関係って複雑なんだなと改めて考えさせられます。この問題は日本国民として、ずっと考えていかなければならない課題だと思いました。

 

見学後、周りを散策

17時ギリギリまで平和資料館を見学後、建物の反対側に出ました。

 

回廊が美しく、リゾート地のホテルのようです。

 

・・・と思ってたら、回廊前にこんな兵器の展示がありビックリしました。

 

概要

平和記念公園
住所:沖縄県糸満市字摩文仁444
電話:098-997-2765
沖縄県営平和祈念公園(指定管理者)HP: http://kouen.heiwa-irei-okinawa.jp/index.html

 

平和祈念資料館
住所:沖縄県糸満市字摩文仁614-1
電話:098-997-3844
利用時間:9:00~17:00(常設展示室への入室は16:30まで)
休館日:12月29日~1月3日、特別の事情により知事が休館を必要と認めた日
沖縄県平和祈念資料館公式HP: http://www.peace-museum.pref.okinawa.jp/index.html

 

終わりに

沖縄観光初日に、旧海軍司令壕、ひめゆりの塔、そしてここ平和祈念公園と3ケ所平和学習コースを回りました。

太平洋戦争中、日本本土にも空襲はありましたが、実際に戦場になったのは沖縄だけです。中央政府の思惑によって罪のない沖縄の多くの民間人が犠牲になったことは忘れてはならないし、その歴史を心に刻むためにこれらの施設に訪れるのはとても大切なことだと思います。みなさんも沖縄に旅行した際は是非足を運んでみてください。

 

平和学習コースの記事は今回で終了し、次回は、「沖縄 気分はギリシャリゾート 瀬長島ウミカジテラス」をお送りします。