今回は、東京からの日帰り旅行の定番 小江戸・川越をご紹介します。
川越とは
小江戸 蔵造りの町
川越は江戸時代から城下町として発展してきました。
「小江戸」「蔵造りの町」として有名で、昔の面影を感じることができます。
都心から約1時間で行けるというアクセスの良さからも、都民の日帰り旅行の人気観光地となっています。
総評
感動レベル☆☆☆☆☆ 江戸~近代にタイムスリップした気分になります。見どころ・お土産・グルメスポットも多く、1日中楽しめます。
リーズナブル度☆☆☆ 昔の街並みをそぞろ歩いたり寺社巡りがメインなので、そんなに出費はかかりません。
空いてる度☆☆ インバウンドとしても人気の観光地なので、休日は人の多さは覚悟して行った方がいいでしょう。
撮影自由度☆☆☆☆☆ 撮影禁止場所はなかったように思います。インスタ映えスポット多数。
子連れも楽しめる度☆☆ ちょっと大人向けの観光地かもしれません。歴史好きのお子様ならいいかも。
体験記
川越を選んだ理由
前回の高尾山同様、東京に住んでいると日帰りで行ける観光スポットとして川越の名前はよく聞いており、前から行ってみたいと思っていました。
行くなら暑くなる前にと思って、6月の晴天の日に行くことにしました。
川越への行き方
川越観光の中心地に行くには、西武新宿線の本川越駅で降りるか、東武東上線の川越市駅で降りて行くのですが、本川越駅の方が観光地に若干近いようです。
西武新宿駅から西武新宿線急行本川越行きに乗り所要時間は約1時間、片道運賃は500円で行けます。
始発から終点まで行くので、座れるし寝ちゃっても寝過ごすことなく目的地で降りることができます。
喜多院ゾーン→本丸御殿ゾーン→蔵造りゾーンの順に回っていきます。
私たちはなるべく色んな名所を回るようにしましたが、当記事では基本的な観光名所だけご紹介します。
川越大師喜多院
まずは川越大師喜多院にやってきました。
本川越駅から約1kmで徒歩約15分、イーグルバス小江戸巡回バス喜多院先回りコース(200円)というのに乗って約10分で行くこともできます。
大師(=弘法大師)の名前の通り、喜多院は天台宗の寺院で、徳川家の宝物や、一人一人の表情が豊かな五百羅漢がみどころです。
手入れされた庭が綺麗です。ツツジが見ごろでした。
この渡り廊下の感じが好きです。ここから庭を眺めるなんて風流ですな。
五百羅漢の入口を入ったところ。五百羅漢好きにはワクワクする瞬間です。
マイベスト羅漢。マッサージされてるのか、本当にリラックスされたお顔です。
川越氷川神社
次は川越氷川神社へ。
喜多院から氷川神社まで1.3kmで徒歩約16分、もしくは東武バス[名01]小江戸名所めぐり川越駅行(180円)で約10分で移動できます。
縁結びのパワースポット、インスタ映えのする神社としてよくTVなどでも取り上げられていることもあり、参詣客は多かったです。
境内に入る門をくぐると涼しげな風車がお出迎え。
釣り竿で釣るというユニークな鯛みくじ。可愛いですね。
また境内に併設されているむすびcafeがとてもオシャレでお薦めです。一休みにいかが?
川越定番 蔵造りの町並み
蔵造りの町並みの出発地点は、札の辻交差点を起点に本川越駅に向かって南方向に進んで行くのが良いかと思います。
氷川神社から札の辻は673mで徒歩約8分、バスだと東武バス[名01]小江戸名所めぐり川越行(180円)で3分で着きます。
まさに時代劇のセットのよう。浴衣着て歩きたくなりますね。
川越のシンボル、時の鐘。現在も1日に4回(午前6時・正午・午後3時・午後6時)鳴っているそうです。
川越まつりの主役、江戸系川越型山車。山車の構造は二層の鉾と人形からなる江戸型が発展したものだそうです。
今も残る明治時代の建物
小江戸でおなじみの川越ですが、江戸時代だけでなく、明治~昭和初期の香りが残る近代建築の宝庫でもあります。
色んな時代の雰囲気を楽しめるなんてとても贅沢ですよね。
洋風建物が並び石畳が敷き詰められた大正浪漫夢通り。車の交通量も少なくゆったり散策できてお薦めです。
大正7年築の旧国立八十五銀行本店です。明治11年に埼玉県内初の銀行として建てられました。
現在は埼玉りそな銀行川越支店として活躍しています。
大正4年築の旧桜井商店(輸入自転車販売)。現在はCAFE ELEVATOとしていい雰囲気出してますね。
昭和3年築に元武州銀行川越支店として建てられ、現在は川越商工会議所。川越のパルテノン神殿とも呼ばれているそう。
大正2年築の旧中野歯科医院。2002年に建築の土台はそのままに、外装・内装をにリニューアルし中成堂歯科医院として再生活用しているそうです。
2001年に伝統的建造物に指定され、2002年にはかわごえ都市景観デザイン賞に選ばれています。
概要
川越大師喜多院:https://www.kawagoe.com/kitain/
川越氷川神社:https://www.kawagoehikawa.jp/
小江戸川越観光協会:https://www.koedo.or.jp/
終わりに
川越は江戸時代の蔵造りの町だけでなく近代建築も楽しめるので、歴史好きやインスタ狙いの人には大満足の観光名所だと思います。
余裕がある人は、着物や浴衣を着て行けばより雰囲気を楽しめるのではないでしょうか。
頑張れば徒歩で回れますが、体力に自信がない人は観光地を巡るバス網が発達しているので安心です。
次回は、「犬好き大集合!!浅草橋 いぬ休み展」をご紹介します。