【Coccoライブ 12/13 東京国際フォーラム】セトリ 感想

2019年12月13日、東京国際フォーラムで開催されたCoccoのLIve Tour 2019″Star Shank”に行ってきました。

さゆりさん
当記事ではセットリストや感想、会場の様子をご紹介します。
目次

Cocco LIve Tour 2019 “Star Shank” 2019年12月13日 国際フォーラム

10thアルバム『スターシャンク』を冠したツアー

Coccoは2019年10月2日に10thアルバム『スターシャンク』をリリースしました。

初回限定盤A、初回限定盤B、通常盤と3種類あります。

 

Coccoは『スターシャンク』の名前の由来を公式サイトで発表しています。

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アクセサリー作りにおいて、
「シャンク」= 繋ぐという技術を教わりました。
それは、今まで無理だと諦めていた類いの物まで
作れるようになる新しい術(すべ)との出会いでした。
人生を照らすそんな小さな光を、ひとつづつ繋いで、
また一歩、その先へ進んで行けるということ。
何度も、何度も何度も。
結局、どうしたって止められない歌を
またあなたに届けさせてほしい。
「スターシャンク」
光を繋いで、みんなで生きていけますように。

Cocco

2019年12月にはアルバム名を冠した全国ツアーを開催することを発表。

【Cocco Live Tour 2019 “Star Shank”】
12月6日(金) 宮城・仙台PIT
12月9日(月) 愛知・Zepp Nagoya
12月13日(金) 東京・国際フォーラムホールA
12月19日(木) 大阪・オリックス劇場
12月24日(火) 広島・クラブクアトロ
12月26日(木) 福岡・Zepp Fukuoka

私は特にCoccoの初期の曲が好きなので、『スターシャンク』では久しぶりに根岸孝旨をプロデューサーとして参加していたことが嬉しかったです。

今回のライブで根岸さんはベーシスト・バンドマスターとして出演されていたのですが、そのお姿は想像とは違った渋いオジサマでした☆

会場の様子

今回のライブはCoccoファンの友人が「国際フォーラムのチケットが取れたから行く?」と誘ってくれたので行ってきました。

仕事を終えてから、有楽町にある東京国際フォーラムへ。

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12月の華金の夜はなんだか浮き足立った雰囲気。

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コンサート会場はホールAです。

私がここに来るのは、2018年11月に行ったYOSHIKI CLASSICAL以来。

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会場に入ると早速花輪たちがお出迎え。

中央の一番目立っているバルーンいっぱいの花輪は、ファン有志一同からのもの。

さすがファンだけあって、「スターシャンク」の世界観を見事に再現してますね。

今まで色んなアーティストのライブに行ってきましたが、ファンによる花輪は初めて見ました。

グッズについては私は買っていませんが、友人から「16:30に行ったけどすごい列で、『布物は全部完売です』と言われてガチャガチャするしかなかった」という情報を得ました。

さゆりさん
これから他の会場でグッズをお求めになる方は参考にしてください。

セットリスト

  1. くちづけ
  2. 花燗
  3. 強く儚い者たち
  4. Gracy Grapes
  5. Being Young
  6. スティンガーZ
  7. 夕月
  8. 極悪マーチ
  9. 2.24
  10. Come to me
  11. 音速パンチ
  12. 有終の美
  13. 暗黙情事
  14. 願い叶えば
  15. Raining
  16. 樹海の糸
  17. ドロリーナ・ジルゼ
  18. フリンジ
  19. 海辺に咲くばらのお話

 感想

今回私は前から4列目という(他のアーティストも含め)今まで行ってきたライブの中で一番の良席に、始まる前からテンションが上がりぱなし♪

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こんな良席を引き当ててくれた友人に感謝。

予定時刻より少し遅れた19:05に開演。

Coccoはギリシャ神話の女神のような真っ白い衣装で登場。

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衣装のイメージ写真。

曲に合わせて様々な色の照明が白い衣装に映り、青は悲しみ、赤は情熱・・・という風に曲に合わせて表情を変えていきます。

Coccoは初めの方は花冠を被って妖精のようでしたが、花冠を外した後髪を振り乱し歌う様は巫女のようでもあり、本当に憑依型のアーティストだな~と感心しながら見ていました。

2010年代に入ってからは歌手のみならず映画や舞台でも高い評価を得ているCoccoですが、見ているうちに途中からライブだけでなく演劇やバレエを見ている感覚に陥り、「歌に限らずあらゆるパフォーマンスの才能を持って生まれてきた人なんだな」と改めて実感しました。

↑黒木華とのW主演映画「リップヴァンウィンクルの花嫁」がオススメ。

 

前から4列目の席なのでCoccoの表情や仕草がよく見えて、ちょっと苦戦しながら口笛を吹く姿とか、はみかみながらダンスをする様がとてもキュート。

また、小走りでツリーチャイム(キラキラした音が出る楽器)を鳴らしに行く姿も微笑ましかったです。

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この度ツリーチャイムという楽器名を初めて知りました。

 

今日のMCで印象に残った合言葉をご紹介します。

「あっちゃんの”あ”はアイドルの”あ”。」
・・・調子に載っているのではなく、そう言い聞かせてステージに立つ自分を奮い立たせているという意味です。

 

「私はここにいるよ。いってらっしゃい。」
・・・Coccoが表舞台から下がってしまったり、ファンもちょっとCoccoを忘れて違うことに気持ちがいってしまう期間もあったり、お互いにどこかに行っても大丈夫。
また「Coccoが聴きたいな」と思ったらライブに来てくれたらいいし、私はいつもここで待っている、という意味だそうです。

Coccoにもプライベートがあるし、音楽活動以外にも女優や絵本作家、アパレルブランドを立ち上げたりとたくさんの才能を持っている人だから、ライブはコンスタンスじゃなくてもやりたい時にやってくれたらいいと個人的には思います。

↑Coccoのデビュー作となった絵本。絵もストーリーも素敵でした。

印象に残った曲

今回のライブで印象に残った曲を動画と共に振り返ります。

願い叶えば

『スターシャンク』は全体的にダークなサウンドが多いのですが、その中でも異彩を放つPOPな曲。

スタンドマイクで歌いながらダンスをするCoccoがとてもキュートでした。

強い儚い者たち

CM曲に起用されてCoccoが世間に認知された出世作。

爽やかなサウンドに反して実は残酷な歌詞っていうのがいいですね。

セットリストの後半に持ってくるのかと思いきやいきなり3曲目で演奏されたので、あまりCoccoを知らずにライブに来た人へのサービス?と思っちゃいました。(笑)

音速パンチ

『スターシャンク』の中でもドロドロな「極悪マーチ」「2.24」「Come to me」と続き戦後の焼野原でも見たような気分になった後の、いっきに明るい世界に転換した「音速パンチ」がとても良かったです。

ライブ後ファン仲間と話した時も、みんなこのギャップがいいと話していました。

舞台の真っ白い照明がくるくる回る中で、躍動感たっぷりに歌うCoccoは、「音速パンチ」リリース時のワクワク感を思い出させてくれました。

今までどちらかというと休止前の曲の世界観が好きだったんですが、今回のライブで「音速パンチ」もすごく好きになりました。

Raining

「Raining」も初期のCoccoの代表曲ですね。

リリース時の音源と比べて力強く歌っていたのが印象的で、もう「私は無力」と歌ってた少女ではないんだなとしみじみ思ったり・・・。

近くの席の方が感極まって泣いていましたが、確かにこの曲で泣いちゃう気持ち、わかる。

大好きでよくカラオケで歌っていた曲なので、私は自然に一緒に口ずさんでいました。

海辺に咲くばらのお話

10月18日のMステ出演時に歌われた曲なので、『スターシャンク』の中でもシングル的立ち位置な曲ですね。

とても美しい曲で聴くのを楽しみにしていたので「いつ歌うのかな?」と思っていたら、ラストに選ばれていました。

前曲「フリンジ」が終わった後、ステージ背面の壁ギリギリに幕が下り、その幕がスクリーンとなって、「海辺に咲くばらのお話」が始まるとCoccoがデザインしたばらの模様が浮かび上がってきました。

花模様をバックに歌うCoccoの姿はとても壮大で美しかったです。


Coccoとhide

hideが生前、Coccoをお気に入りだったのを知っていますか?

そんなご縁もあって、Coccoは『hide TRIBUTE IMPULSE』では「GOOD BYE」をカバーしています。

「hideの地元・横須賀のスタジオでレコーディングが行われた」というエピソードが素敵すぎます。

 

奇しくも、この東京国際フォーラム公演が行われたのはhideの誕生日の12月13日。

「hideちゃんも聴いてる?」と思いながらライブを鑑賞しました。

終わりに

Coccoライブ@国際フォーラムの感想はいかがでしたでしょうか?

当記事を見てCoccoのライブの様子が魅力が伝われば嬉しいです。

これからも多方面で活躍するCoccoを応援しましょう。

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この記事を書いた人

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