2021年正月の熱海旅行記事第三弾(三島も含めれば第四弾)は、熱海城です。
「熱海の観光地といえば、熱海城と秘宝館」というくらい、熱海城はメジャーな観光スポットではないでしょうか。(筆者の独断!?)
熱海城 絶景足湯にマッサージチェア・・・ここは本当にお城なの!?
熱海城ってどんな城?
城っていうから江戸時代くらいにできたのかと思いきや、熱海城は1959年(昭和34年)に建てられたんだとか。
海抜160m(地上43m)の山上に天守を模して造られた、外装6階・内部7階の鉄筋コンクリート造建築です。
小田原北条氏、歴代の名将たちが水軍の根拠地として築城を熱望しながらも果たし得なかった地。
(熱海城パンフレットより)
熱海城へは”湯~遊~バス”で行こう
車を運転しない旅行者が熱海観光するのなら、東海バスの”湯~遊~バス”がオススメです!!
湯~遊~バスは一日乗り放題なので、チケットを失くさないよう気を付けてくださいね。
熱海市内の主要観光地をバスで回ることができるので、土地勘のないビギナー旅行者も安心♥
また、湯~遊~バスのチケット提示で、各観光施設の入場料割引の特典も受けられるんです!!
※施設休館日および水曜日は販売していません。
受付のスタッフは、湯~遊~バスの使い方や熱海駅のバス乗り場、発車時刻などを丁寧に教えてくれました。
湯~遊~バスは黄色くて目立つのでわかりやすい!!
バスに乗ったら、海が見える左側の席に座りましょう。
バスから眺める海岸線の景色は最高で、思わず声が出ました。
バスの車窓から「寛一お宮の像」も見えました!
(謎の花柄は、ガラスに映ったスマホカバーの模様)
「あぁ、これがユニコーンの名曲「大迷惑」の”ボクがカンイチ、キミはオミヤ”か~!」と感慨深くなったよ☆
(『金色夜叉』じゃなくてそっち!?)
本当はこの日の夕方に「寛一お宮の像」をじっくり見に行くつもりだったのですが・・・。
寒さと暗さに負けて断念しました。(涙)
熱海城と猿回し
バスが険しい山を登り始めて数分・・・。
運転手さんの「間もなく左手に熱海城が見えてきます。」というアナウンスが。
おぉ、あれが熱海城か~。ワクワク♪
熱海城前の停留所で降りると・・・
目の前には美しい相模湾の眺めが!!
さぁ、早速熱海城に入ろう!とチケットを買おうとすると・・・
動物好きな夫が、「広場でやってる猿回しを見たい!」と言うではありませんか。(笑)
思えば、猿回しをちゃんと見るのって人生で2回目くらい・・・。
演者はまだ20代のお姉さんで、今まで男性がやるイメージだったので意外でした!
人間の手を借りることなく猿が自ら棒をするすると上りのにビックリしたし、平然と竹馬で歩く姿にも圧倒されました。
飛び移るだけでなく、
逆立ちして階段を降りるのにビックリ!!
ショーが終わると猿がおひねりを回収していくのですが、客からお札をひったくるように受け取っていく姿がなんともシュール・・・。
夫はツボにハマッたらしく、「熱海旅行であれが一番面白かった!」と言ってました。(笑)
6階 天守展望台で殿様気分
猿回し鑑賞が終わり、やっと本来の目的だった熱海城入場です。
湯~遊~バスのチケットをチケット売場で提示すると、割引があるのでお忘れなく!!
熱海城は6階建てなので、まずは最上階の6階までエレベーターで上がり、1フロアずつ降りて回ることにしました。
6階に着くと、真っ先に展望スペースへ。
空と海のグラデーションが素晴らしい!!
天守からは、熱海市街・初島・大島・相模灘を一望できます。
この景色を見れば、”一国一城の主(あるじ)”気分になれますよ♥
岬の突端にある七角形の建物は、今日のランチで狙っている「ヒル・トップ・テラス」というレストラン。
「やっぱり今日はここでご飯を食べよう!」と強く心に決めたのでした♪
5階 江戸体験の間
5階は、大名籠や千両箱が展示してあり、江戸時代にタイムスリップした気分になります。
超リアルな籠ですね。
衣装が用意されているので、殿様などになりきって写真を撮ることもできます☆
4階 浮世絵春画展
「浮世絵はともかく「春画」って・・・。
熱海城は親子連れも多いと思うけど、大丈夫!?
とりあえず、浮世絵コーナーはセーフですが、
「春画コーナー」は18歳未満立ち入り禁止です。
そして、撮影も禁止。
なんで熱海城にこんなコーナーを設けたのか謎。
2階 日本城郭資料展
城内で、日本国内のお城の資料を展示するのって、”あるある”ですね~。(経験者は語る)
マッチ棒で作ったお城のミニチュア。超力作!!
歌川広重作の「東海道五十三次」の各宿の浮世絵。
こうやって地名を追っていくと、「JR東海道線って、江戸時代の東海道とほとんど同じルートだな~。」って実感しますよ。
ゴジラとか顔ハメの甲冑パネルとか、記念写真にピッタリなセットも用意されてました。
どうやら、「昭和37年公開の東宝映画『キングコング対ゴジラ』の最終の決戦場が熱海城」というご縁があるみたいです。
赤い甲冑といえば「井伊の赤揃え」「真田の赤揃え」が有名ですが、熱海城と関係あるかどうかは謎です・・・。
1階 足湯とマッサージチェアしか覚えてない
1階に降りると、お城とは思えないある空間を発見!!
足湯・・・!?
自動販売機で足を拭くためのタオル(100円)も売っているから安心♪
おぉ~、これは眺めが良さそうだ♪
靴下を脱いで、お湯に足を浸します。
(今日タイツじゃなくて良かった)
見てください、この絶景♥
ジェット水流が気持ちよくて、極楽極楽♪
足湯だと服脱がなくていいし、カップルで一緒に入れるのも嬉しいですよね。
※お湯からは塩素のにおいがしたので、温泉ではなさそうでした。
そして足湯の後は・・・。
マッサージチェア!!(しかも無料!!)
えっと・・・ここってお城ですよね!?
スーパー銭湯じゃないよね!?
足湯の後のマッサージチェアを堪能していたのですが、すぐ満席になってしまったので数分で退席しました。
甲冑の展示を見ると、「あ、ここはお城だったんだ。」って現実に引き戻されますね。(笑)
馬具もあって、興味深かったです。
※熱海城には「トリックアート迷宮館」(別料金)も併設されてますが、私たちは入りませんでした。
B1階 遊びと無料ゲームコーナー
1階で終わりかと思いきや地下1階もあるということで、行ってみました。
なんと、これらのゲームが全部無料!!
無料ってすごくないですか!?
子どもにはパラダイスだし、大人も童心に戻って遊んじゃいそう。
小さいお子さんが遊べるスペースもあるので、パパ&ママも安心ですね♪
ヒルトップテラスで絶景ランチ
熱海城を出ると、「ランチはここ」と目を付けていたヒル・トップ・テラスへ。
店内で食べるのもいいですが・・・。
天気がいいので、絶景が望めるテラス席に決まり☆
メニュー食堂っぽい感じ。
他にはカレー、ピザ、ミートソーススパゲティ、各種ドリンクもありました。
テラス席からの眺め、やっぱりいいですね☆
日なたであったかいし風もなかったので、1月でも寒さを感じることなくランチを楽しめました。
テラスからは秘宝館も見えて、すぐ近くにあることがわかりました。
あの秘宝館は至近距離
食事を終えると、秘宝館に行ってみました。
実は夫が「熱海の秘宝館に行きたい」って、ずっと前から言ってたんですよね。(笑)
熱海城から秘宝館は坂を下りてすぐの所にあります。
あ~、TVで何度も見たことある建物だ・・・。
この昭和の場末感がなんともいえないですね。(笑)
入口に入ると、芸能人のサインがズラリ・・・。
鬼籍に入られた方もいらっしゃって隔世の感が禁じ得ないですね。
湯~遊~バスのチケットをチケット売場で提示すると、割引があるのでお忘れなく!!
残念ながら秘宝館の中は撮影禁止ですし、そもそもブログに載せられる内容ではありません。
気になる方は、実際にその目でお確かめください♥(※18歳未満は入れません)
秘宝館の感想は、「バカバカしくて笑える。」って感じですかね~。
付き合いたてのカップルとかは気まずくなるかもしれないので、やめた方がいいかも!?
秘宝館の裏口は、アタミロープウェイのあいじょう岬駅に直結していました。
感想
熱海城は昭和に建てられたお城ということで歴史はありませんが、絶景を眺められるロケーションなので行く価値はあります。
他のお城には普通ないであろう施設がもりだくさんで、ここだけで一日過ごせそうな勢いです。(笑)
日々の生活に疲れた大人は絶景足湯とマッサージチェアに癒され、お子様はゲームコーナーで思いっきり遊んでみてはいかがでしょうか。
やはり熱海城は熱海観光のテッパンと言えるでしょう。
概要
所在地:静岡県熱海市曽我山1993
電話番号:0557-81-6206
営業時間:9:00~17:00(入館は16:30迄)
定休:無休
料金:大人1000円、小中学生500円、4~6歳350円
(トリックアート迷宮館とのセット券:大人1700円、小中学生900円、4~6歳650円)
駐車場:100台
駐車料金:500円(1回)
アクセス :JR熱海駅から車で約10分
JR熱海駅から熱海港・後楽園行きバスにて約10分「後楽園」下車→アタミロープウェイ利用約3分→頂上駅より徒歩約3分
JR熱海駅より湯~遊~バスにて約15分→熱海城下車
ホームページ:http://atamijyo.com/
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終わりに
熱海城レポ、いかがでしたでしょうか?
次回は、起雲閣をレポートします。