前回記事では、語学学校のクラス分け発表と初めてできた友達の話をしました。
今日は、やっとフランス語語学学校の本格的な授業初日です。
2009/01/08 今度こそまともな初授業
クラスメイトの大半はアラブ系
私のクラスはフランス語の習熟度が下から2番目のクラス。
10人中6人以上がアラブ系のクラスメイトなので、休み時間はフランスというより中東にいるのではないかという錯覚に陥ります。(笑)
アラブのクライメイトの男女比は同じくらいですが(夫婦も2組あり)、特に男性達のキャラが濃くて面白いです。
その中でも、天真爛漫な弟キャラのカリムはすごく目立つので一番に覚えました。間違いだらけのフランス語でも気にせずに、表情とジェスチャーでカバーして喋りまくってるところは見習うべき点です。
そして、彼は金持ちで育ちが良さそうなお坊っちゃまオーラが漂っているので、淳一くんと「サウジの王子」と勝手にあだ名を付けました。(笑)
そして、カリムとはまた別の、アラブ系男性の後日エピソード。
2人づつグループになって、相手に色々質問して書き出すという授業があった時のこと。
私はリビア人男性(30代後半・既婚・5児の父)とペアを組むことになりました。
名前とか年齢とか職業とか家族構成とか好きなものとか一通りの質問が終わって、ちょっと雑談モードになったから、
「イスラム教徒は4人まで妻が持てるけど、あなたは4人妻を持ちたい?」 というベタな質問をしたら、
「君を第2夫人にしようか?」というこれまたベタな答えが返ってきました。(笑)
複数の夫人を養って平等に愛するのは大変だから、実際にイスラム圏の男性で複数の奥様を持てるのって王族とか一部の金持ちだけで、一般の人は一夫一妻が多数派らしいですね。
担任は親日家
私たちのクラスには、男性と女性の先生計2人の担任が付くということがわかりました。
男性の先生は午後の授業で初めてお会いしたのですが、どうやら親日家らしくて、教室の壁にJR西日本製のカレンダーが貼ってありびっくりしました。
また、豚の貯金箱を「静粛に」って言う時に机を叩くのに使っていて面白かったです。
放課後はお買い物
今日はSOLD(ソルド=sale)ということで、放課後ブーツを買いに行きました。(荷物になるので日本からは持って行かなかったのです)
トゥール中の靴屋さんを回り、その中でサイズはピッタリでデザインもまずまず、100ユーロのブーツを見付けて買いました。
↑イメージはこんな形の黒。
でも今は路面が凍結しててヒールは危ないし、寒くてスカート履く気しないし、このブーツが活躍する日がいつ来るのであろうか・・・。
(このブーツとても頑丈で、帰国後も10年近く愛用してました。さすがフランス!!)
私は極度の寒がりなので、渡仏してから防寒第一の服装ですが、クラスメイトに「そのニット帽似合ってるね。ボンボンが可愛い」って褒められたので良かったです。(笑)
重装備でなんとか寒さを乗り切ります。
↑こんなデザインのベージュでした。
A bientot!(アビヤント=またね)
noteで小説書いてます
フランスでの生活を題材にして、noteで恋愛小説を書いています。
小説なので、脚色も加え現実の話とは変わってきていますが、その違いも楽しんでいただけたらと思います。
フランス生活に興味のある方、恋愛小説が好きな方は是非読んでみてください。
次回予告
やっぱりまだまだ冬の服が足りないので、1人でトゥールを抜け出し隣町の某有名ファストファッション(日本にもあります)のお店に遠征することにしました。
そこで人生初の経験をしたので赤裸々にお話ししたいと思います。
お楽しみに☆