今回は、ぐるっとパスで無料で見学できる東京都庭園美術館についてリポートします。
2018年6月5日(火)に行った時の記事です。
東京都庭園美術館
東京都庭園美術館とは
1933年朝香宮鳩彦王(今上天皇の大叔父)が建設した朝香宮邸が、戦後様々な変遷を経て、1983年東京都庭園美術館として公開されました。
鳩彦王と王妃の允子内親王(明治天皇の第八皇女)は1922年から1925年までの3年間フランスに滞在中アールデコの美しさに魅せられ、帰国後自邸の建設にもその様式を取り入れました。フランス人デザイナーのアンリ・ラパンを招聘したり、国内でも一流の技師・職人を集め、東京に芸術の粋を極めた建物を作らせました。
現在は、旧朝香宮邸の本館の他に、新館、日本庭園(茶室有り)、西洋庭園、ミュージアムショップ、レストランが敷地内にあります。
2015年には、本館・茶室・正門等が国の重要文化財に指定されました。
総評
感動レベル☆☆☆☆☆ 日本にあるアールデコ様式の本格的建築物。内装も最高!!
リーズナブル度☆☆☆ ぐるっとパスだと無料、ない場合入館料は展覧会によって異なります。
空いてる度☆☆☆ そこそこ人はいましたが、写真撮るには問題ないくらい。
撮影自由度☆☆☆ 本館は平日のみ撮影可能!!写真を撮りたい人は是非休日に行きましょう。
子連れも楽しめる度☆☆☆ 非日常が味わえるのでお子様でも楽しめると思います。庭は広いしね。
体験記
東京都庭園美術館を選んだ理由
元々そこまで美術館に縁がなかった私も、ここだけは実は2回も行ったことあります!!
(ぐるっとパスで無料とはいえ)この度3回目に当美術館に赴いたのは、私が大のアールデコ好きで旧朝香宮邸の建物がお気に入りだからです。
国内で本格的なアールデコの建物は珍しいと思うので、都内で身近に行ける当美術館の存在は超貴重です。
東京都庭園美術館への行き方
都営三田線(もしくは東京メトロ南北線)の白金台駅で下車し1番出口を出ます。
目黒通りを約600m西に進むと右側に東京都庭園美術館が見えてきます。(隣には、自然教育園があります。)わかりやすいので迷わずに行けます。
アールデコの世界へようこそ。
いよいよ本館の入口に入ります。
両脇に狛犬を置いてるのが和洋折衷っぽい。
入口のタイルからして凝ってますね。
入るとすぐに出迎えてくれるルネ・ラリックのガラスレリーフ扉。
次室(つぎのま)の香水塔。当時はいい香りがしたんだろうなぁ・・・。
大食堂。細長い窓から見える庭の眺めがまた良い。
大食堂の暖炉。ここはヨーロッパなのかと見紛うくらい・・・。
大食堂の壁面のレリーフが私好みすぎる。
階段も素敵。2階に上がってみましょう。
ベランダ。チェスボードの床がヨーロッパのお城みたい。庭の眺めが良いです。
バルコニーの床のタイルの模様が綺麗です。優しい色。
屋上にあるウインターガーデン。温室として使われていたそうです。確かに屋上ってあったかくなるっていうもんね。
本館の見学が終わったら、次は新館に移動しましょう。
新館見学も楽しみ♪
新館入口のこういうすりガラス好きです。ワクワクしますね。
私が行った時期、新館では「鹿島茂コレクション フランス絵本の世界」(2018年6月18日に終了)という企画展をしていました。
写真はこの部分しか撮影できませんでした。
概要
住所:東京都港区白金台5-21-9
TEL:03-5777-8600
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休 館 日:第2・4水曜日(祝日の場合は開館し、翌日休館)、年末年始
URL: https://www.teien-art-museum.ne.jp/
終わりに
やっぱり何度行っても東京都美術館はいいです。
私的には所蔵作品というより、建物を見に行くという感じです。昔ながらの洋館が好きな人、アールデコが好きな人は是非行ってみてください。
敷地内にあるレストラン「Du Parc」も気になるので、次回行ってみたいです!!
次回は、浜離宮庭園をお送りします。