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【早稲田】漱石山房記念館 漱石が晩年住んだ家の跡地

2020 2/09

今回は、ぐるっとパスで無料で見学できる新宿区立漱石山房記念館(以下「漱石山房記念館」と表記)についてレポートします。

さゆりさん

2018年5月16日(水)に行った時の記事です。

目次

漱石山房記念館

漱石終の棲家「漱石山房」

漱石は明治40年から大正5年に亡くなるまでの9年間をこの漱石山房で過ごしました。

漱石山房には彼を慕う門下生が集まり、漱石の死後も彼らが集まるサロンになっていましたが、昭和20年の空襲で焼失し跡地は公園と区営住宅に姿を変えました。

時を経て平成23年区営住宅の移転を機に、新宿区は漱石山房を再現した建物と公園を組み合わせて漱石記念館を建設することを決めました。

漱石山房記念館では、漱石の文学作品はもちろんのこと、漱石に関する資料を展示した常設展や、漱石や漱石とのかかわりのある人物や文学についての企画展示を行っています。

吾輩は文豪である。

夏目漱石は日本を代表する文豪の一人です。漱石の作品『こゝろ』は国語の教科書に載っていたし、昭和59年から平成16年までは千円札の肖像でおなじみだったし、日本人で彼を知らない人はいないでしょう。帝国大学卒業、高校や大学の教師(講師)、イギリス留学、朝日新聞に入社して作家に専念・・・と知的エリート層の人生を送っています。この記念館の展示で知ったのですが、執筆の時は怖いけれど、普段は子どもと遊んであげる優しいお父さんだったようです。ここに来て人間・漱石の一面も知ることができて良かったです。

改めて漱石の名作を読んでみませんか?




総評

感動レベル☆☆☆ なんといってもできたのが平成29年林芙美子記念館を見た後だと隔世の感を禁じ得ないです。漱石の家というよりは資料館と思った方が良いですね。

リーズナブル度☆☆☆☆ ぐるっとパスだと無料。なくても300円なので安いです。

空いてる度☆☆☆☆☆ 貸し切りとまではいきませんが、空いてます。

撮影自由度☆ 中はほぼ撮影禁止でちょっと物足りないかも。隣の漱石公園は自由に撮影できます。

子連れも楽しめる度☆ あまり子ども向けではないです。漱石好きとか、文学少年・少女だったら楽しめるかな~という感じ。

体験記

漱石山房記念館を選んだ理由

前記事林芙美子記念館でも話しましたが、この日の夜友達と高田馬場で会う約束をしていたので、高田馬場を通る西武新宿線沿線のぐるっとパスの対象施設「林芙美子記念館」「いわさきちひろ美術館・東京」それから高田馬場から東西線で一駅の「漱石山房記念館」を選びました。(いわさきちひろ美術館・東京は近くまで行ったのに、当日休館で入れませんでした・・・。)

東西メトロ東西線早稲田駅から徒歩約10分

高田馬場から東西線で一駅の早稲田駅で下車し1番出口を出ると、漱石山房記念館の表示があるので安心です。住宅街をまっすぐ歩くだけだし、この建物は新しくて目立つので迷うことなく見つけられます。

1階 導入展示

建物に入るとすぐにいい感じのブックカフェが見えますが、今日は時間がないので利用できませんでした。

ロッカーに荷物を預け、入場手続きを済まし、館内の展示鑑賞を始めます。

1階の導入展示には、漱石山房を紹介したDVD上映コーナー漱石の人生を紹介したパネル展示があり、まさにこれから漱石を知ろうとするのに格好の資料となっています。

入場手続きをする受付の横にミュージアムショップがありますがそれは最後の楽しみにして、漱石山房再現展示室に進みます。

漱石山房再現展示室のみ撮影可だったので、下に写真を載せます。

当時の漱石山房を忠実に再現していて、建物だけでなく当時庭に植えられていた芭蕉の木もちゃんとあります。(2枚目の写真に写っている南国にありそうな木)

 

この奥に階段があるので、2階の展示室に移動します。

2階 作品紹介など

2階の廊下の壁に、漱石の残した言葉が短冊形のプレートで貼られていてとてもかっこよかったです。できることなら忘れないように写真を撮りたかった・・・。せめてその名言集がミュージアムショップにあればと期待していましたがありませんでした。

2階の展示は、漱石の初版本、漱石の門下生の紹介、漱石の絵なども展示されていました。漱石が絵も描いていてしかも上手かったのは意外でした。一番印象的だったのは漱石のデスマスクが残っていたことです。

もっとゆっくり見たかったのですが、閉館の時間が迫っていたので慌てて退出しました。

漱石邸の庭の跡が公園になっています

記念館の右側に小さな漱石公園があります。

入口に漱石の胸像があり、とてもわかりやすいです。

公園に入ると道草庵という小さな小屋があり、その中にも漱石に関するパネル展示がありました。

山房記念間の裏側には、夏目家が飼っていた『吾輩は猫である』のモデル猫”福猫”文鳥犬を合葬した通称”猫の墓”と呼ばれている石塔が建てられています。空襲で焼失しましたが、昭和28年に再興されたそうです。

概要

住所:東京都新宿区早稲田南町7
TEL:03-3205-0209
開館時間:10:00~18:00
休 館 日:月曜日(祝休日の場合は開館・翌日休館)、年末年始(12/29~1/3)

URL: http://soseki-museum.jp/

終わりに

漱石が住んでいた跡地に、漱石の記念館を建てるという発想はとてもいいと思うのですが、広さの割に展示物が少なかったのとほとんど撮影禁止なのが残念でした。

こんなに有名な文豪なのだから、もっとミュージアムショップのグッズも充実させてほしいなと思います。

でもカフェの雰囲気は素敵なので、近所だったらカフェのみの利用もいいんじゃないかなと思います。

さゆりさん

次回は、旧岩崎邸庭園をご紹介します。

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この記事を書いた人

1979年生まれ。
兵庫県出身、現在は東京で夫と2人暮らし。
執筆家。

音楽、旅行、歴史、東京での生活をこよなく愛す。
特技は、合気道二段と仏語検定準2級。
宅建合格者だが宝の持ち腐れ。
趣味は、ライブとカラオケ。
極度の寒がりのため、冬だけ南国に住むのが夢。

ライター実績:旅行サイト「トリップパートナー」、松本市行政サイト「はぐまつ」。

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