今回は、ぐるっとパスで無料で見学できる江東区中川船番所資料館(以下、「中川船番所資料館」と表記)についてリポートします。
2018年5月29日(火)に行った時の記事です。
中川船番所資料館
中川船番所資料館とは
船番所とはいわば船の関所で、江戸を出入りする船を取り締まる幕府の機関です。この中川船番所資料館は、江戸時代実際に船番所があった跡に建てられ、中川のすぐほとりにあって現実味があります。
当資料館は船番所を再現したジオラマが目玉で、他には河川交通や江東区の歴史や文化の資料の展示、江戸和竿という釣り具も展示されています。
総評
感動レベル☆☆☆ 船番所を再現しているセットがよくできていて、時代劇ごっこがしたくなります。
リーズナブル度☆☆☆☆☆ ぐるっとパスだと無料、なくても200円です。
空いてる度☆☆☆☆☆ ほぼ貸し切り状態でした。
撮影自由度☆☆ 場所の再現セットは撮影できますが、資料は撮影NGでした。
子連れも楽しめる度☆☆☆ 時代劇が好きなお子様なら楽しめるかも!?
体験記
中川船番所資料館を選んだ理由
江東区エリアの都営新宿線&大江戸線沿線は、ぐるっとパスで無料で行ける施設が、中川船番所資料館、芭蕉資料館、深川江戸資料館(同じ江東区による運営なのでテイストが似ている)と3ケ所もあり、1日でまとめて行こうと思い立ったのが理由です。
まずは一番東にある中川船番所資料館から行くことにしました。
川の近くにあるのがリアルで良い
最寄り駅の都営新宿線の東大島駅で下車するのですが、なんと駅のホームが中川の上にあって面白いです。川の上のホーム体験は、東急田園都市線の二子玉川駅以来でした。
駅を出て川沿いに南に歩くと、5分ぐらいで中川船番所資料館に着きます。
見晴らしがいいので、迷うことなく目的地に着くことができました。
エレベーターを降りるとそこは時代劇の世界
1階の受付でぐるっとパスを提示すると無料で入場できます。
まずはエレベーターで3階に降りるよう案内されます。
3階に降りると・・・そこは江戸時代にタイムスリップしたよう。
船番所のジオラマが私達を迎えてくれます。
船番所の代官(っていうのかな?)の物真似とかしたくなりますよね。
許されるのならば船に乗って写真を撮りたい。
ジオラマは撮影自由なのですが、3階と2階の江東区の河川交通や歴史、文化の資料展示は残念ながら撮影禁止でした。その中でも、洪水と闘ってきた住民の苦労エピソードが印象的でした。
地域行事の法被を着て記念撮影コーナーがあったからパチリ☆
2階には、昭和の30年代の日本の家庭を再現したコーナーがありました。
TVの上の日本人形、私の実家にもあるわ。(笑)
1階には、江戸和竿の展示コーナーもありました。私達夫婦は釣り未経験者なのでよくわからなかったけど、釣り好きが見たら楽しいんだろうなと思いました。
概要
住所:東京都江東区大島9-1-15
TEL:03-2626-9091
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休 館 日:月曜日(祝休日は開館し、翌日休館) 年末年始(12/29~1/3)、12/17~20、展示替期間、保守点検等、臨時に休館することがあります。
URL: https://www.kcf.or.jp/nakagawa/
終わりに
3階分の展示ですが、建物自体が小さいのですぐに見終わります。
再現ジオラマが凝っているので、時代劇が好きな人や江戸時代のセットを見たい外国人にはいい所だと思います。
河川交通や江東区の歴史や文化にも詳しくなれるので、江東区民で地元のことをもっと知りたいという人にもいいと思います。
次回は、江東区芭蕉記念館をお送りします。