【恋愛と結婚、相手の男性に求める条件の違い】恋愛コラムニスト対談

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Sayulist(さゆり)、恋愛系記事始めました。
目次

Sayulist(さゆり)、恋愛系記事デビュー

2018年7月から当ブログを始めて2年弱・・・今までは、音楽や旅行、歴史など趣味をメインに書いてきました。

そんな折、2020年3月21日にnoteデビュー。

Sayulist(さゆり)のノートはこちらhttps://note.com/sayulist

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その中でも、自身のフランス留学体験を題材に書いた長編恋愛小説『フランス恋物語』を開始後、”開始後2ケ月と18日で3万PVを達成”というヒットを記録!!

『フランス恋物語』目次はこちらhttps://note.com/sayulist/n/n7586385212fa
『フランス恋物語』登場人物紹介はこちらhttps://note.com/sayulist/n/n445149c3caa5

応援してくださっている皆様、ありがとうございます!!

・・・すると周りから「さゆりさん、ブログでも恋愛系記事イケるんじゃね!?」と持ち上げられ、勢いに乗って当ブログでも新分野に挑戦してみることにしました。

”恋愛コラムニスト”さかもとみきさんと豪華対談企画

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さて、そんな私の「恋愛系記事第一弾」は、友人で”恋愛コラムニスト”さかもとみきさんという豪華ゲストを迎えた、対談企画です。

さかもとさんは、マイナビウーマンの恋愛記事を連載されたりと、恋愛コラムニスト、プロライターとして多方面で活躍されています

さかもとみきさんのプロフィール~

さかもとさんのブログ:

「坂本、脱藩中。」sakamotodappantyu.com

さかもとさんが『フランス恋物語』の推薦文を書いてくれました:娘がヨーロッパに留学するといったら読ませたい!note長編恋愛小説「フランス恋物語」Sayulist(さゆり)

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さかもとさん、お忙しい中ご協力いただき、本当にありがとうございました。

では、早速本題に入っていきましょう。

【テーマ】恋愛と結婚、相手の男性に求める条件の違い

・・・もうこれね、婚活女子の中での永遠のテーマではないでしょうか?

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幾多の恋愛の荒波を乗り越え、現在は幸せを手に入れた二人が、自身の体験を踏まえ赤裸々本音トークを展開します。

~対談メンバー紹介~

年齢 結婚歴 子どもの有無 恋愛・結婚相手で条件は変わるか?
Sayulist(さゆり) アラフォー 既婚(バツ1) なし ほとんど変わらない
さかもとみき アラサー 既婚 2児 180度変わった

※既婚者という共通点以外はバラバラなので、多様な意見が聞けそうですね。

「恋愛と結婚、相手の男性に求める条件の違い」を中心に、経験者だからこそわかる、幸せな恋愛&結婚へのアドバイスをお伝えします

恋愛中&婚活中の男女のみなさん、是非参考にしてください!!

人によってこんなに違う!!恋愛相手の条件

面食いですが何か!?

さかもと:
今回の議題について考えてたんですけど、自分の恋愛はダメ男に尽くすタイプでした。
その時は”相手のために”という雰囲気を出してましたが、今思えば全然自分のためだったんだなって。
大人になり人の恋愛相談のアドバイスをするようになって、気付きましたね。

さゆり:
私は逆のタイプで自分が女王様気質だから、自分に尽くしてくれる人しか選ばないです。
「私の良さがわからない人には興味がない」っていう、すごい傲慢な感じですが・・・。(苦笑)

さかもと:
いやいや羨ましいです。
そういうストレートな方がわかりやすいなと。
自分を振り返ってたらこじらせてたなと思います。
相手を選ぶ一番の条件は、顔でしたっけ?

さゆり:
恋愛でも結婚でも、相手に対して”顔を見て幸せと思えるかどうか”は重要です。
誰もが認めるイケメンというわけじゃなくて、あくまで自分にとって好みの顔かどうか。
その人に抱きしめられた時や、寝顔見た時に幸せと思えるかどうかがポイントです。

さかもと:
旦那さんとの写真見てたら、幸せそうだなと思いました。

さゆり:
ありがとうございます。彼は可愛らしくて癒し系な人です。

さかもと:
昔から癒し系が好きだったんですか?刺激を求めたりとかはないですか?

さゆり:
刺激は求めないです。
昔は癒し系というか、爽やか系がタイプでしたね。ミスチルの桜井さんみたいな。
小学生の時から『りぼん』とかの少女漫画の読みすぎで、かっこいい人じゃないとダメになってしまって、その影響は大きいですね。

↑昭和の少女マンガにありがちなシーン、その1。

↑10代の時(90年代)、X JAPANなどのヴィジュアル系バンドにハマッていながら、「好きなタイプは?」と聞かれたら「ミスチルの桜井さん」と答えていました。
(V系アーティストは鑑賞用ですから・・・)

桜井さんは、今でも好きなタイプです☆

~さかもとの恋愛アドバイス~

「早いうちに恋愛の免疫を獲得しよう」

少女漫画を見て育って、女子高育ちなどで生身の男子と付き合わないと、大人になってから苦労するんですよね。

さゆりさんみたいに生身の男子ともちゃんと付き合って、気高く生きられるタイプだったらいいんですけど。

自信が伴ってなくて、メンタルだけ少女漫画で成長した女性は、挫折します。

失敗を恐れず、10代のうちに生身の異性と接しておきましょう!!

ストライクゾーンは広めで!!

さかもと:
さゆりさんが恋愛を始める時は、大体第一印象で決まるんですか?

さゆり:
もう、相手を見て3秒で「この人とデキるかデキないか」って決まっちゃうんです。
だからデキない人はもう無理みたいな。(笑)

さかもと:
(爆笑)
私は逆で「ナシじゃないかな」っていうので、イケそうだったら割とストライクゾーン広いんですよ。
むしろ雑食っていうか。カラスみたいなタイプ。

さゆり:
可能性は広い方がいいですよね。
私は若い時にバカみたいに爽やか系にせばめてて、今思えば失敗したなと思います。
もっと色んなタイプの人と付き合えば良かったなと。

さかもと:
私はすっごいカッコイイ人とか、めっちゃ憧れるけど見てるだけで満足してました。
大学のめちゃくちゃカッコイイ人の取り巻きの一人みたいな。

↑昭和の少女マンガにありがちなシーン、その2。

さゆり:
私も無理そうだったらすぐに諦めて次行きます。
イケメンでいいなと思っても、付き合えなきゃ意味がないって思ってるから。
片思いしている時間がもったいない。

さかもと:
(爆笑)
その潔さは感じますね。
『フランス恋物語』読んでても、すごい思いきりがいい女性だなと思って。

~さゆりの恋愛アドバイス~

「片想いはほどほどに」

実らない片想いは、貴重な時間を無駄にします。

しばらく様子を見て無理めの恋なら諦めて、次の相手を探しに行きましょう。

また、下手に自分の好みを決めつけて、相手の範囲をせばめる必要はありません。

食事くらい行ってみれば、新たな発見があるかもしれませんよ。

恋愛相手→結婚相手で条件を変えた例

結婚相手に求める条件は?

さゆり:
普通女性って結婚相手の条件に経済力を求めると思うんですけど、私は家庭環境が恵まれててお金に困ったことがないので、「なんとかなる」って思っちゃうんですよね。
今住んでるマンションも親が買ってくれたので、別に男性に求めなくてもいい。
その分、自分は好みとかに特化して選んでもいいのかな?という感じです。

さかもと:
すごいな!!めちゃめちゃ恵まれてますね。
今の世の中、女性って全部取りしたいじゃないですか?
生活の安定もほしいし、ときめきもほしい。
でも実際、ときめきだけだと経済的にやっていけないとか、そういうのが結婚のハードルの一つになってたり。

さゆり:
そうですよね。

結婚相手の条件を真逆のタイプに変えた理由

さかもと:
過去に、私の付き合ってた人は大体仕事やめてたんで。
「あ、これじゃ結婚できないな」と、25歳ぐらいの時に気付いて。
私の気持ちを満たすための脳のバグなんだなと思って。
私の場合、不幸自慢のスパイラルの中にいたので。
「こんなことしても耐えてる自分」とか、「こんなことされてもまだ好きな気がする・」・・そういうので心の振り幅を測って、好きだと思ってた。
「可哀想な自分が好き」の極み、みたいな恋愛ばかりいっぱいしてたんで。

さゆり:
よく気付きましたね。自分が間違えていたってことに。

さかもと:
朝クラブから帰って、仕事行って、家に帰ってマックの差し入れして、帰りパン買って・・・ていう生活をしてたら、「本当、自分何やってるんだろ?」って思ったし、これがずっと続いていくと思うと、あ、私そんなに甲斐性ないなって気付いたんですよ。
「このままじゃ幸せにもなれないし、結婚もできないな」と思って、それくらいから行く合コンも、銀行員とか公務員に切り替えたんですよ。
それまでクラブとかバーで知り合う友達しかいなかったから、どこを歩いてもダメ男しかいないテリトリーにいたんで。

さゆり:
(笑)
畑が全然違いますね。

さかもと:
そうです。漁場変えました。

さゆり:
(爆笑)
えらいですね。

さかもと:
あと、その時に自己分析もしました。就活の時みたいな感じで。
条件を3つ考えた(※「元ダメンズウォーカーの結婚相手の条件」で後述)のと、自分が一緒にいて楽なタイプを考え直しましたね。
恋愛だと心の高まりとかヒリヒリする感じとか、全然連絡なくても待ってる切なさというのを大事にしてたんですけど、それだと消耗しかないから。
そこで、恋愛と結婚で相手の条件を切り替えた感じはしますね。
「結婚は一緒にいて楽」・・・一言で言うと、自分にとって都合のいい人がいいなと思って。

さゆり:
私も今の夫と結婚した一番の決め手は、「一緒にいて居心地が良かった」ということでしたね。

さかもと:
恋愛はヒリヒリ感とかも大事ですけど、結婚は日常とか落ち着きという側面が必要だと思いました。

~さかもとの婚活アドバイス~

「結婚相手に刺激はいらない」

恋愛の時には夢中になった”スリル”や”ヒリヒリ”といった感情は、結婚生活では自分を消耗させるだけ。

危険な香りのするヤバめな男性は早いうちに卒業して、結婚相手には、「一緒にいて楽」な男性を選びましょう。

~さゆりのダメ男回避アドバイス~

「こんな男に要注意!!」

加藤ミリヤの「SAYONARAベイベー」に出てくるような男とは、絶対付き合ってはいけません。

「あ、今気になってる彼、この男と言動が似てるかも!?」と思ったら、連絡先を消して即逃げましょう!!

まぁ私、この歌大好きですけどね。(笑)

【結婚相手の条件①】元ダメンズウォーカーの場合

血液型、兄弟構成、仕事

さかもと:
私は結婚相手の条件を、3つ決めてました。
A型、長男、働いてる。

さゆり:
それだけ?別に年収いくら以上とかじゃないくて?
まぁ、「働いてる」は、普通だと思いますけど。(笑)

さかもと:
私の周り本当に働いてないとか、付き合ったら仕事辞める人バンバンいて、土壌が悪すぎて。
この3つだけを満たせば、もうちょっとマシになれるかなと思って。

さゆり:
なんで長男なんですか?
普通長男ってイヤがられるじゃないですか?

さかもと:
私が3人姉兄弟の一番上なんですよ。
で、弟タイプと付き合うと、お姉ちゃんと弟になるんですよ。
だから弟タイプはイヤだなと思って外しました。

さゆり:
なるほど。
じゃ、今の旦那さんはいかにも長男タイプなんでしょうか?
年上ですか?

さかもと:
そうですね。でも基本的に優しいです。
年は1歳上ですね。

さゆり:
あと、A型の理由は、なんでですか?

さかもと:
私、B型の元カレにすごく振り回された時期があって。
B型の人って天才肌だったり読めない行動をしたり、すごい突き抜けるところもあるじゃないですか?
そういうところが自分になくてすごく惹かれて。
でも、思い出してみたらすごく好きだった時期もあったけど、別れてみたら何も残らないことに気付いたんですよ。
こんな相手を理解しようとしたこととか、頑張ってたことが全然自分の身にもならないし、ただ振り回されて終わったなって。
やっぱりB型の男は疲れるからやめようと思って。
自分的には、”典型的なA型っぽい人”が楽みたいです。

さゆり:
なるほど。私の元カレはA型とO型が多かったですね。
あんまりB型とかAB型は記憶にない。
血液型を条件にする人は初めて聞きましたが、経験談を聞くとなかなか信憑性がありました。
ちなみに私も長女ですけど、自分の場合はどちらかというと意のままに男性を操りたいから、弟タイプや年下ばっかり選んでました。(笑)

さかもと:
(笑)わかりやすいですね。

さゆり:
今の夫は2歳上なんですけど、三人目の末っ子で超甘えん坊で。
私がお母さんみたいになっちゃってますね。
私も甘える時はしっかり甘えるのでいいんですが。(笑)

さかもと:
へぇ、そうなんですね。
タイプ的にかみ合ってるんですね。

さゆり:
そうですね。本当に不思議なもので。
でも、自分がしっかりできてる時はいいけど、自分が弱った時はあんまり頼りにならないなっていうのはありますよ。
だから病気にはなれないですね。(苦笑)

~さかもとの婚活アドバイス~

「過去の失敗を教訓に、譲れない条件を3つ挙げる」

恋愛の時の失敗を繰り返さず、どうしたら自分が幸せになれるか考えて、結婚相手を探そう。

それが、血液型でも、兄弟構成でも、過去の経験は生きてくるはず。

一度自分の過去をゆっくり洗い出して、譲れない条件を3つ考えてみよう。

【結婚相手の条件②】田舎の箱入り娘の場合

初めは純愛だったはずが、気付けば上京の手段になっていた

さゆり:
1回目の結婚は、「実家から出たいのと、東京に行きたくて結婚した」という理由が大きかったから、そりゃうまくいかないよなっていう。(苦笑)

さかもと:
えぇ~!?

さゆり:
大学進学の時は上京することにビビッて関西に留まっちゃって、実家を出るチャンスを失くしてしまったんですよね。
親が子どもに依存して離してくれなくて。
そんな中、たまたま23歳の時に遠距離恋愛で東京の人と付き合うことになって、それがちょうど大阪でイベントコンパニオンの仕事を始めたタイミングと重なって・・・。(※この時、東京でイベントコンパニオンの仕事したいと、上京を強く願うようになった)
親が「結婚以外は実家を出るな」という考えで、彼とは付き合い初めた時から「結婚しよう」という話になってたから、あぁもうこの方法しかないなと。
途中から、「この人ちょっと会わないかもしれないな」という思いもあったんですけど、「他に手段がないからとりあえず出ちゃえ」みたいな。
「ダメだったら離婚してもいい」くらいの気持ちで、26歳で結婚しました。

※写真はイメージ図です。

さかもと:
なるほど。

さゆり:
だから1年半ぐらいで別れたんですけど。(苦笑)

さかもと:
割と早く・・・。

さゆり:
もう全然ダメでしたね。
向こうは、どっちかというと、私の一番嫌いな”THE 男尊女卑”なタイプだったんで。
彼は多分私の前に一人しか女性と付き合ったことがなくて、恋愛に対して自信がないんですよ。
で、私がモテるのが許せないみたいで、太ってるとか言って貶めようとするんです。(※当時身長161cm、体重48kg)

さかもと:
それは早めに逃げた方がいいですね。

さゆり:
結婚前は、遠距離恋愛ということもあったし、もうちょっと大事にしてくれてたんですけどね。
恋愛偏差値が低い人って崇めてくれると思ってたんですけど、いざ結婚して夫という上の立場になったら手のひら返したように偉そうになって・・・。
そういった経験が、私が結婚で改姓したくないとか、日本の家父長制そのものに抵抗感がある理由です。

さかもと:
ほぉ・・・。

さゆり:
今の夫は若い頃モテて遊んでたみたいだし、恋愛経験も多いみたいだがら、そういうのが全然なくて。
恋愛偏差値が同じくらいじゃないとダメだなと思いました。

~さゆりからの婚活アドバイス~

「アナタと彼、恋愛偏差値はどのくらい?」

恋愛偏差値は、自分と同じくらいの人と結婚した方がいい。

あまりにも差がありすぎると、歪みが出て上手くいかない。

【再婚相手の条件】バツイチ女性の場合

結婚願望ほぼナシだった私が再婚した理由

さゆり:
28歳で離婚しました。
「やっと離婚できた!東京で一人暮らしができる!遊べる!」という喜びが大きすぎて、その時は再婚願望ゼロでしたね。
とにかく自由なのが嬉しくて嬉しくて・・・。
元々大学進学の18歳で一人暮らし希望だったので、「10年遅れでやっと青春を取り戻した!!」みたいな。
その反動で、29歳でフランス留学しちゃったし。(笑)

さかもと:
なるほど。
フランスに行った原動力はそれだったんですね。

そうなんですよ。
10ケ月で帰国しましたが、実家にいたら海外留学は絶対行けなかったので、本当に出て良かったなと。
その後、今の夫とは33歳で知り合って、すぐに意気投合して付き合い始めました。
「今までにないくらい相性のいい人だな」とは思いましたが、相変わらず結婚願望もなくて、半同棲でいいやと。
もし、一緒に暮らすとしても同棲か事実婚でいいと思ってたんですね。

さかもと:
じゃ、今の旦那さんと結婚したきっかけって何だったんですか?

さゆり:
本当にご縁とタイミングで・・・。
日本人の男性って恋愛に淡泊というか、仕事してたら「彼女と会うのは週1くらいでいい」っていう人が多いと思うんですけど、今の夫は付き合ったら、ずっと一緒にいたいというタイプで。
1年近く毎日どちらかが泊まりに行くという生活をして仲良く過ごせてたから、「あ、これなら一緒に住んでも大丈夫かな」と思って。
その時でも私は同棲か事実婚でいいと思ってたんですが、彼の方は「結婚したい」と言ってて。
そんな時、私の親が「今の彼とずっと東京で一緒に住むつもりなら、消費税が8%になる前にマンションを買ってもいいよ」と言ってきたんです。
「それじゃ、結婚した方がいいよね」と話し合って、トントン拍子で結婚が決まりました。

↑イメージ図。

さかもと:
すごいトントン拍子ですね。

さゆり:
あとは、私は絶対名字を変えたくなかったんですが、彼が「変えてもいい」って言ってくれたのも決定打でした。
(※後に夫は私の両親と養子縁組し、実質的な婿養子となりました)
一回離婚を経験すると自分の姓に愛着を持ったし、「また離婚するかもしれない」という可能性も考えて、もう二度と変えたくないという思いが強くて・・・。
(※一度離婚を経験すると、離婚へのハードルがめちゃめちゃ低くなります)

さかもと:
名字って1回変えただけでも、めちゃめちゃ消耗しますもんね。

さゆり:
「結婚したから変わりました」と「離婚したから変わりました」と言うのとは、全然違うんですよ。
私が離婚した時はまだ28歳だったので、保険証を見た歯医者さんに「ご結婚おめでとうございます」と言われて、「違います。離婚です。」って言った時の、相手の気まずい顔と言ったら・・・。
「なんで女だけ婚姻歴というプライベートが、名前で晒されるの?」って、本当にイヤになりました。

さかもと:
確かに。

さゆり:
それは離婚経験者の女性(と一部の男性)にしかわからない苦労だと思うんですね。
改姓を理由に結婚をためらっている人は多いと思うので、早く日本の法律を選択制夫婦別姓に変えてほしいと思っています。

さかもと:
なるほど。そういうのもあるんですね。

さゆり:
だから今の夫には、そういう点でも感謝しています。
本当にすべての条件が揃ってご縁があったんだなと思いました。

ご縁といえば、出雲大社。(夫とは結婚後に行きました)

さかもと:
じゃ、結婚の条件って、今の旦那さんは、名字と、居心地と、タイミングが合ったから?

さゆり:
本当にそうですね。

さかもと:
条件も自分でちゃんとある程度持っていれば、それをクリアすれば成立するって感じですよね?

さゆり:
そうですね。

さかもと:
じゃあ今、みんなが悩んでいるのは、結婚の条件が合わないのかな?

さゆり:
そうじゃないですか?
もしかしたら、本当に自分には何が大事なのかすら、わかってないかもしれないし。
私は1回失敗したからこそ、「これは絶対外せない」というものに気付くことができました。

~さゆりの婚活(対・離婚歴のある相手)アドバイス~

「相手が離婚歴のある人の場合は、再婚を急かさない」

離婚歴がある人は、結婚のいいところも悪いところもよくわかっています。

相手が本当に再婚を望んでいるのか、そのための条件は何なのかをしっかり聞いて、それを飲めるのか確認しましょう。

もし、自分の思い描いた未来とかけ離れていたなら、その人は運命の相手ではないのかもしれません。

どうしても自分が結婚したいのなら、別れて次の人を探した方がいいのかも・・・。

【リアル体験談】子どもの結婚観を左右する両親の存在

さかもと:
多分さゆりさんみたいなタイプだと、男の人ラクだと思いますよ。
自分の好きなこととかしてるし。
ほら、結構趣味のない女の人っているじゃないですか?

さゆり:
多いですよね。彼氏が趣味みたいな。

さかもと:
そう。なんか大丈夫かな?って思いますよね。
子どもが生まれたら、子どもがそのまま趣味になっていんでしょうけど。

さゆり:
でも子どもにしてもウザイじゃないですか?自分が成長してくると。
私、母親が専業主婦でそんな感じだったから本当に重くって。

さかもと:
なるほど。
女性ってそれ(家族以外に熱中できる仕事や趣味など)を持てるか持てないかで、結構変わってくる気がする。

さゆり:
母は私にとって反面教師なので、あぁはなりたくないですね。
専業主婦はイヤだとか。
未だに母親の締め付けがすごくトラウマになってて、もしかしたら今はそこまで厳しくないかもしれないけど、やっぱり目を気にしちゃうところがあって、。
母親には絶対小説やブログ書いてるなんて言えないし。(苦笑)

さかもと:
そう思うと結婚って、自分の親が見本になってたり反面教師になってたり・・・という側面もあるかもしれないですね。
うちとは逆だなと思いました。
うちは放牧主義でしたから。

さゆり:
羨ましい。お母さんは仕事してたんですか?

さかもと:
モロ共働きで、あんまり家にいなくて、趣味ばっかりしてた両親で。
だから全然自分の好きなことをしていいし。
お父さんは消防士だったので、誕生日とか正月とかお盆とかそういう休み関係なく。
今の夫も海上保安官なので。
親がそんな公務員だったから、そういう人ばっかりを求めてたのか、警察官とか自衛官とかそういうのを渡り歩いて海上保安官になったので、友達には国守る系ばっかり狙うね」って。(笑)

さゆり:
いざとなったら、サバイバル力ある人大事ですよね。

さかもと:
そうですよね。
私、お父さんめっちゃ大好きだから、ファザコンだったから、お父さんみたいな人がいいなと思って。

さゆり:
へぇ。私も自分の父親結構好きです。
子どもに甘くて、ほったらかしてくれる父親だったから。
とにかくほったらかしてくれる人がいいです。
何よりも自由を求めるので。

さかもと:
めっちゃわかりますわ。

~さゆりの円満家庭アドバイス~

「家庭以外にもやりがいを見付けて」

結婚しても、子どもを持っても、家庭以外に熱中できるもの(仕事や趣味など)を持とう。

自分では「家族に尽くす良妻賢母」のつもりでも、夫や子供には”重い””ウザイ”と思われているかもしれません。

家庭以外でも活躍する場を持った妻・母親はキラキラと輝いて、まぶしく見えるはずです。

【結論】いっぱい恋して経験を積もう

メンヘラ彼氏は時間と労力を消費するだけ

さゆり:
あと、心身共に強い人がいいですよね。
元カレにメンタル弱い人がいて大変だったので。

さかもと:
わかります。
うちもすごい引き摺った元カレが、気持ちの上がり下がりが激しい人で。
ケンカしたら1時間半ぐらいなだめないといけなくて、めちゃくちゃめんどかった。
その時はそれが普通だから何も感じてなかったけど、別れた後何してたんだろう?みたいな。

さゆり:
わかるわかる!!
私の元カレにもいました。
意味のわからないことで、いきなり怒りだしたりとか。
『え、そんなことで怒る!?』みたいな。
本当に時間と労力の無駄でしたね。

さかもと:
大人だから、自分の機嫌、自分で取れる人がいいですよね。
地雷がどこかわからなかったり。

さゆり:
そうそう。顔がタイプすぎてなかなか別れられなかったけど、別れて良かった。
その後、普通の人と付き合うと、いかにその人がめんどくさかったかって、よくわかりますよね。

さかもと:
そうなんですよ。
悪い人と付き合って、得られるメリットって「次の人がよく感じられる」っていうこと。
なんか人として当たり前のことが、こんなに心地いいんだみたいな。

さゆり:
そうそう!!
そういう意味ではプラスなのかなって。
「もう二度とメンヘラと付き合うか!」っていう自戒を込めて。
さっさと別れて相手をチェンジした方が早いですよね。

恋愛の失敗から学習し、最良の結婚相手を見付ける

さかもと:
そういう恋愛を経てないと、やっぱり結婚相手が選べなかっただろうなと思いますね。
だからバンバン恋愛はした方がいいですね。

さゆり:
うんうん。失敗を重ねて、それを反面教師にして。
そうじゃない人を消去法で求めていって、最後に最大公約数を得られると。

さかもと:
そうですね。若い時ってパワーもあるし、変な自信もあるし、頑張れる。
でも頑張っても無理だったら、やっぱり無理なんですよね。
運命だろうがなんだろうが、無理なものは無理。

さゆり:
そうそう。そこから得られるものだけ得て、もう用が済んだらさようならで。
「はい次行こう」っていうのがいいと思います。

さかもと:
結婚って日常だから、日常をいかに平穏に過ごすか。
「ただ淡々と家族運営していく上でどうか?」という視点で見ると、相手の条件は自ずとわかってくるかと思います。

さゆり:
結婚するとなかなか別れられないですからね。

さかもと:
好きとか勢いだけじゃ、埋まらない物もありますからね。
好きで乗り超えられると思っているのは本当に若いうちだけ。

さゆり:
家族関係とか。お互いの仕事のタイミングとか。

さかもと:
結婚って、パワーバランスとかお金とかすごく大事だなと思ってて。

さゆり:
我が家も今は親のお金でなんとか生活してますが、これからどうなることやら・・・。
私は結果的に子どもは授からなかったけど、今の状況を思えばいなくて良かったと思ってます。

さかもと:
めっちゃ幸せそうでいいと思います。
今の時代、恋愛も結婚も、「自分にとっての幸せは何か?」を自分でしっかりと考えて決めなきゃダメですね。

~さかもとの婚活アドバイス~

「恋愛の失敗を糧に幸せな結婚を手に入れる」

ダメンズとの恋愛を経験したからこそ、まともな男性のありがたみがわかる!!

失敗を恐れず、若いうちにバンバン恋愛をしておこう。

婚活中女子は、「家族運営していく上でこの人はどうか?」という視点で、結婚相手を探そう。

~さゆりの人生アドバイス~

「何が幸せな人生かは、自分自身が決める」

未婚、離婚、再婚、不妊・・・人生何が起こるかわからないものです。

今の時代、”結婚、出産してこそ幸せ”という価値観は絶対ではないし、もちろん人生のゴールでもありません。

あなたは本当に恋愛したいですか?

結婚したいですか?

子どもがほしいですか?

「周りがそうしているから」

「親がうるさいから」

「わからないけど、なんとなく」

自分の気持ちに蓋をして、流されていませんか?

一度ゆっくり考えてみてください。

「何が幸せか」を決めるのは、自分自身です。

終わりに

恋愛系記事の第一弾、”恋愛コラムニスト”さかもとさんとの対談はいかがでしたでしょうか?

さかもとさんとは、「前から恋愛について語ってみたい」と憧れていたので、今回対談という形で実現して感無量です。

私たちの経験が、恋愛や結婚に悩む読者のみなさんの参考になれば嬉しいです。

恋愛系記事第二弾があるかどうかは未定ですが、またいい企画があれば挑戦してみたいと思います。

Sayulist
最後に、さかもとさん、ありがとうございました。

この記事を見て「恋愛相談したい!」と思った方は、さかもとさんまでどうぞ。

さかもとさんのブログ:

「坂本、脱藩中。」sakamotodappantyu.com

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この記事を書いた人

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