【庚申塔】東京23区内にあるお気に入り庚申塔を紹介

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東京23内にたくさんある、私のお気に入りの庚申塔をご紹介します。
目次

東京23区内にあるオススメ庚申塔

庚申塔(こうしんとう)とは

庚申塔(庚申塚ともいう)とは、中国の道教由来の庚申信仰に基づいて建てられた石塔のことで、庚申講を3年18回続けた記念に建てられることが多いです。

庚申塔の石形や彫られる仏像、神像、文字などは多数ありますが、申は干支で猿に例えられることから「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿を彫ったり、村名や庚申講員の氏名を記したものが多いです。

仏教では庚申の本尊とされる青面金剛像が彫られることもあり、神道では猿田彦神像が彫られることもあります。道標を彫り付けられ、街道沿いに設置されたものも多いです。

なぜ庚申塔に惹かれるのか?

私は大学生の頃から寺社巡りが好きになり、色々見ているうちに金属や木でできた仏像より庭に立っている石仏の方が好きなことに気付きました。(厳密に言うと仏様以外の像もあるのですが、ここでは石仏と表記します)

石仏の中でも、道に突然現れる庚申塔はユーモラスで癒される存在です。

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東京23区内でも気になる庚申塔を写真撮影しているので、その中でもお気に入りのコレクションを少しづつ紹介していきたいと思います。

馬喰坂上庚申塔群

馬喰坂を上り切ったところに4基あります。

見上げるような高さにあるので、自然と仰ぎ見る形になり有難みが増すような。(写真は撮りにくいですが・・・)

ちなみに後ろは墓地で、庚申塔初心者だと墓地の一部と勘違いしてしまいそうです。

住所:東京都目黒区目黒三丁目21
アクセス:バス停 田道小学校から徒歩10分

藤の庚申

馬喰坂の北西、なべころ坂緑地公園の角、藤棚の下に二基の庚申塔が並んでいます。春には美しい藤の花を咲かせるそうです。

左側の庚申塔には、貞享元年、日、月、雲、青面金剛立像(合掌型六臂)、足元に三猿が彫られています。右脇には、庚申講中為兩親二世安樂也と銘記されています。

前の道は古くから庚申道と呼ばれ、道沿いにさまざまな庚申塔が並んでいたのだとか。素晴らしい!!

住所:東京都渋谷区渋谷三丁目4番7号
アクセス:バス停 田道小学校から徒歩10分

目黒区は庚申塔信仰が盛んな地域だったらしく、散歩してるとよく庚申塔に出くわしてニンマリしてしまいます。今からご紹介する馬喰坂上庚申塔群藤の庚申は近くにあるのでまとめて行ってみてください。この辺りは庚申塔の宝庫でオススメです。

目黒区HPによる庚申塔の紹介:https://www.city.meguro.tokyo.jp/gyosei/shokai_rekishi/konnamachi/koshinto/meguri/index.html

恵比寿南三丁目交差点角 道しるべ庚申塔

右は、道標であって墓石ではありません。安永8年建立。正面に「南無阿弥陀佛」、右脇に「右 ゆうてん寺道」、左脇には「左 不動尊みち」そして下部には蓮の花が彫られています。昔から祐天寺や目黒不動尊はあったんだな~と当たり前のことに感動

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だから寺社や史跡巡りが好きなんです。

住所:東京都渋谷区恵比寿三丁目11番17号
アクセス:JR・東京メトロ各線恵比寿駅から徒歩15分

豊榮稲荷神社(渋谷)

戦後の区画整理に伴い、渋谷駅近くに鎮座していた田中稲荷神社と道玄坂上に鎮座していた豊澤稲荷神社を合祀、現在地に遷座する形で建立されました。

境内右手には、十一基の庚申塔が並んでいて壮観です。

これらの庚申塔は、江戸時代に中渋谷村・中豊沢村・宮益町など金王八幡神社を中心とする地域に住んでいた人々が建てたものです。

それぞれ、貞享、延宝、宝永、享保、元禄、元文の時代に建立されており歴史の変遷が見られますね。

住所:東京都渋谷区渋谷三丁目4番7号
アクセス:JR・東京メトロ各線より徒歩5分

庚申橋供養碑(恵比寿)

供養碑は、寛政11年建立。上部の青面金剛像の他、四面全てに橋講中世話役や万人講及び、個人の名が多数刻まれています

それらの地域をみますと、渋谷はもとより麹町、赤坂、芝、麻布、四谷、大久保、池袋、市ヶ谷方面から、目黒、中野、世田谷、荻窪といった広い範囲に渡っており、江戸時代庚申橋を通る道は重要な交通路であったことがわかります。

個人的には、今まで見た庚申塔の中でこれが一番好きです。綺麗なピンク色、優しい体の丸み、均整の取れた腕・・・

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一時期この写真を待ち受けにしていたぐらい好きです。

見てて温かい気持ちになります。

住所:東京都渋谷区渋谷区東三丁目17
アクセス:JR・東京メトロ各線恵比寿駅から徒歩5分

神霊山金乗院(こんじょういん)慈眼寺(目白)

真言宗豊山派の寺院で、江戸三十三観音第十四番札所です。山号は神霊山。

江戸三大不動・江戸五色不動(目黒不動、目白不動、目赤不動、目青不動、目黄不動)の一つ、目白不動尊を祀っていることで有名なお寺です。目白駅から離れていますが、目白という地名はここから来ているんですね。

「俱梨伽羅不動庚申」と称する庚申塔石仏。

この庚申塔の主尊は不動明王なんですが、その姿は仏様ではなく不動明王が持っている剣に巻き付いた降魔の俱梨伽羅龍だそうです。

力強くて凄まじい感じが好きです。

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足元の三猿とのほんわかした雰囲気との対比もいい。

住所:東京都豊島区高田2丁目12番39号
アクセス:JR山手線目白駅より徒歩約25分/都電荒川線・学習院下停留場より徒歩約5分/地下鉄副都心線・雑司が谷駅より徒歩約5分

根津神社(根津)

根津神社はつつじの名所として有名ですね。その境内にある乙女稲荷神社と駒込稲荷神社の間に庚申搭はあります。

3面6賢の青面金剛像が彫られています。この庚申塔は複数のものが背中合わせに1つの塔のようになっているのが面白くて、見てて飽きませんでした。

住所:東京都文京区根津一丁目28番9号
アクセス:東京メトロ千代田線 根津駅・千駄木駅(各駅とも徒歩5分)/東京メトロ南北線 東大前駅(徒歩5分)/都営地下鉄三田線 白山駅(徒歩10分)

終わりに

庚申塔特集をご覧になって、少しでも庚申塔に興味を持っていただけたら嬉しいです。

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みなさんも道を歩く時、昔から旅人の道しるべだった庚申塔に想いを馳せてみてください。

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この記事を書いた人

1979年生まれ。
兵庫県出身、現在は東京で夫と2人暮らし。
執筆家。

音楽、旅行、歴史、東京での生活をこよなく愛す。
特技は、合気道二段と仏語検定準2級。
宅建合格者だが宝の持ち腐れ。
趣味は、ライブとカラオケ。
極度の寒がりのため、冬だけ南国に住むのが夢。

ライター実績:旅行サイト「トリップパートナー」、松本市行政サイト「はぐまつ」。

恋愛小説「フランス恋物語」がお薦めなnoteも、是非ご覧ください。
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