今回は、東京を離れて「しまなみ海道 生口島 絶景と出合える耕三寺」をお送りします。
2016年06月20日に行った時の記事です。
しまなみ海道の島・生口島(いくちじま)
生口島の特徴
しまなみ海道は、広島県尾道市~愛媛県今治市間を結ぶ全長約60キロメートルに及ぶ西瀬戸自動車道の愛称です。瀬戸内海の6つの島を9本の橋で渡り、車や自転車で回ることができます。
今回は、しまなみ海道の島の中でも最も私が惹かれた生口島(いくちじま)の旅をご紹介します。
総評
感動レベル☆☆☆☆☆ 「未来心の丘(みらいしんのおか)」が今までに見たことない風景で本当に感動した。また行きたい!!
リーズナブル度☆☆☆ 交通費、入場料などかかりますが、それだけの価値はある。
空いてる度☆☆☆☆☆ 空いてますよ。
撮影自由度☆☆☆☆ 撮影禁止の場所はあまりなかったような気がします。
子連れも楽しめる度☆☆☆☆☆ 海を渡るのも楽しいし、見所もたくさんあるし、親子で楽しめると思います。
体験記
生口島を選んだ理由
何気なく見た広島のガイドブックを見た時に耕三寺の「未来心の丘」の写真に一目惚れ。次に姫路に帰省した際に絶対に寄りたいと思いました。
姫路→福山→尾道→生口島
姫路駅から新幹線に乗り福山駅でJR山陽本線に乗り換え。福山駅から4駅で尾道駅に到着します。
尾道から生口島まで公共交通機関を使った移動方法は、フェリーとバスがあります。まずはフェリーで向かうことにしました。
尾道港からシトラス号というフェリー(1050円)に乗って生口島の入り口である瀬戸田港へと向かいました。約40分の船の旅です。
潮聲山耕三寺(ちょうせいざんこうさんじ)
瀬戸田港に着いたら、早速今回の旅の大本命である潮聲山耕三寺に向かいます。
港から徒歩10分ぐらいで着きました。
潮聲山耕三寺は、実業家・耕三寺耕三(こうさんじこうぞう)が母親へ感謝の気持ちを込めて建てた浄土真宗本願寺派のお寺です。
国登録有形文化財の指定を受けた15棟の堂塔を見ることができます。
日光東照宮を模した建物とか超本格的です。(他に平等院もありました)
全長350mの洞窟で極楽と地獄の世界観をあらわした千仏洞地獄峡(せんぶつどうじごくきょう)は圧巻です。
未来心の丘(みらいしんのおか)
耕三寺を巡った最後に、ガイドブックで一目惚れした未来心の丘(みらいしんのおか)に来ました。
一面真っ白の神々しい世界。
この広さ5,000平方メートルにもおよぶ白い大理石の庭園は、彫刻家・ 杭谷一東(くえたにいっとう) 氏によるものです。大理石はイタリアから取り寄せたそうです。
なんとなくギリシャを思い出して、丘から見下ろす瀬戸内海がエーゲ海に見えました。(笑)
未来心の丘にあるカフェ・クオーレが超オススメなので内部をご紹介しましょう。
窓からは瀬戸内海が臨めます。
私が”今まで行ったカフェのベスト5”に入るくらいのロケーションで、ずっといたくなる素敵な空間でした。
平山郁夫美術館
耕三寺を出た後は、お隣の平山郁夫美術館へ。
この美術館は瀬戸田町出身の画家・平山郁夫の作品を展示している美術館です。代表作の一つ「仏教伝来」の陶板画や、瀬戸田町の風景の絵など初期作品を鑑賞できます。
シルクロードの遺跡が好きなので、旅する気持ちで見てワクワクしました。
美術館内のカフェでティラミス風ジェラートを頼んだら、とてもアーティスティックなものが出てきました。すごく凝ってますね!!
生口島→尾道
平山郁夫美術館を出る頃には疲れたので、生口島を後にして今夜泊まる尾道へ戻ることにしました。
帰りはダイヤのタイミングが合った路線バスを使ってみました。しまなみ海道を利用して島を3つぐらい渡ります。
晩御飯は、ホテルの近くの尾道風お好み焼きを食べました。朝ドラ「てっぱん」で取り上げられてたのが尾道風お好み焼きなんだそうです。
関連記事:翌日は尾道観光しました。
概要
終わりに
耕三寺の未来心の丘とカフェ・クオーレの写真、気に入っていただけましたでしょうか? あそこは何度でも行きたいと思うくらい私のお気に入りの場所です。
私が行ったのは生口島の一部ですが、少しでもこの島に興味を持っていただけたら嬉しいです。
次回は、翌日の尾道観光をレポートした「尾道 猫&寺社巡りざんまい旅行」をお送りします。