前回記事では、ツアーで引率されたフェズ名物の土産物屋・陶器&モザイクタイル工房をご紹介しました。
前回記事: ツアー推薦の土産物屋 陶器&モザイク工房
今回も、ツアーで案内されたフェズの布製品店をご紹介します。2019年4月9日の記録です。
ツアーで引率される土産物屋
ツアーだと、観光以外にもお薦めの土産物屋に行くのも必ず行程に含まれていますよね。
このスケジュールは賛否両論ありますが、買うのは強制ではないので気に入らなければ買わなければいいし、
・その土地の名産品を知ったり、そこで働く職人さんの様子を見ることができる。
・職人さんの仕事ぶりを見れば、それだけの価値がある商品だと納得もできる。
という利点があるので、私は結構いいんじゃないかと思います。
今回のモロッコツアーでもたくさん土産物屋見学をしたので、今回はフェズの布製品専門店体験をお話しします。
前回記事の陶器&タイル工房のモロッコ人説明スタッフは日本語が堪能でしたが、今回紹介する布製品屋の説明スタッフも日本語が上手で、日本人客をたくさん相手にしているんだな~というのがよくわかりました。(面白さはやっぱり前回の人がピカイチでしたが☆)
(添乗員さん曰く、今回のツアー内の土産物屋セレクトはHISによるものではなく、モロッコ人ガイドさんお薦めの店だそうです・・・。)
布製品専門店
サボテンシルク!?
布製品といえば羊毛や綿が思い浮かびますが、今回のお店はモロッコ名物「サボテンシルク」と呼ばれる布製品の専門店だそうです。
原材料のリュウゼツラン。(←ネットで調べた)この繊維で作ります。
土産屋の説明スタッフは「サボテンシルク」と言っていましたが、リュウゼツランは「単子葉植物 ユリ目 リュウゼツラン科」なので、厳密に言うとサボテン(双子葉植物離弁花類 サボテン目 サボテン科)の仲間ではないそうです。まぁ、ちっちゃいことは気にするな!それ!ワカチコワカチコ!!
・・・ゆってぃのネタはそのくらいにして、体験記に移りたいと思います。
体験記
モロッコ人ガイドさんの導きで店内に入ると、まずは「サボテンシルク」の説明を聞きます。
機織りの実演。昔ながらの方法で、足で動かしています。
他にも、リョウゼツランから繊維の糸を剥がして触らせてくれたり、2人がかりで大きな布を広げて「テーブルクロスやベッドカバーになる。洗濯機OK!!」と説明してくれたり、サボテンシルクのPRに余念がありません。
確かに、「こんな綺麗な色の布のテーブルクロスやベッドカバーがあれば家の中が華やいでいいな~☆」と思いました。
頭にスカーフを巻く実演もやってくれて、後日行くサハラ砂漠遊覧時砂予防に被った方がいいということで、ここで買っていく人もいました。(私はスカーフを持ってきていたので買いませんでしたが)
スタッフの説明が一通り終わったので、店内の商品を見て回ります。
店内は色鮮やかな布製品で埋め尽くされ、その色彩に目を奪われます・・・。
私が5年前に知った存在・・・それはカーテンのタッセル。
モロッコのタッセルも実は有名なんですよ~。
タッセルをアレンジしたキーホルダー。お土産にピッタリ☆
ここでバッグを買いました
今回のモロッコ旅行出発の際、大昔に買った普段使わない手提げバッグを持って行ったのですが、劣化しすぎて革がボロボロめくれるので・・・
駅のゴミ箱に捨ててきてやったぜ~、ワイルドだろぉ~!!(次はスギちゃん)
・・・という訳で、たまたま持ってきていた200円のランチバッグ(byダイソー)を急遽手荷物として代用していたのですが、さすがにキャパに限界を感じたので、このお店に来たのも何かの縁だと思い現地調達することに。
そして、選んだのがこれ!!
壁に展示してあったこの形のバッグを気に入って色違いをいっぱい持ってきてもらって、その中から配色が気に入ったこの子にしました。
日本円OKということで、7500円と言われたのを値切り、最終的に5000円で購入。シュクラン!!(←アラビア語でありがとう)
ツアー仲間の評判も良かったし、見れば見るほど気に入ったので、このバッグに出合えて本当に良かったと思います。(帰国後、ピンクタッセルは外しましたが・・・)
終わりに
いかがでしたでしょうか?
みなさんも、モロッコには「厳密にはサボテンじゃないけどサボテンシルクと呼ばれる布製品がある」「タッセルが有名」・・・というのをなんとなく覚えていただければ幸いです。
次回はフェズのお土産屋さんシリーズ最終回で、フェズ名物・革製品店をご紹介します。