【イラン】テヘラン ゴレスターン宮殿 豪華絢爛すぎる宮殿

こんにちは!

当記事では、イランのテヘランのゴレスターン宮殿をご紹介します。

Sayulist
2023年11月4日に行ってきました。
目次

イラン テヘラン ゴレスターン神殿

テヘランとは

テヘランは、イランの首都で同国最大の都市です。

アルボルズ山脈の南麓、標高約1200メートルの高原にあり、行政・経済の中心地となっています。

1795年にカージャール朝のアーガー・モハンマド・ハーンがテヘランに遷都。

20世紀初頭パラヴィー朝時代になると道路網の整備と高層ビルの建築が進められ、現在の街の形となりました。

テヘランは、イランの文化的中心でもあり、多数の博物館、美術館、宮殿、文化センター、高等教育機関を擁する。宗教的中心でもあり、イスラム教のモスクのみならず、キリスト教の教会やユダヤ教のシナゴーグも各所にみられます。(住民の大多数はシーア派イスラム教徒)

人口869万人、都市圏人口は1,367万人であり、世界有数の大都市圏を形成しています。

ゴレスターン宮殿とは

ゴレスターン宮殿は、テヘランの歴史地区の中心部にあります。

サファヴィー朝時代(1501〜1736年)の建造物がベースとなり、拡張と増築の末19世紀にガージャール朝の王の邸宅兼政庁として改築されました。

ガージャール朝時代に、王の趣味が反映されたヨーロッパ調の特徴的な装飾が施されています。

現在は主に8つの構造物からなり、うち7つの建物が博物館として使用されています。

中心部には庭園が広がり、全体を門のある外壁が取り囲んでいます。

ペルシア語で「バラの園」を意味するゴレスターン宮殿は、伝統的なペルシア美術・建築と西洋の建築技術の融合を顕著に示す建造物群で、近代化のさなかの19世紀ペルシアを代表する芸術的傑作です。

ガージャール朝の権力と技術、芸術性の高さを示すとともに、現代のイランに新たな芸術の形や創造力をもたらしました。

このような点が評価され、2013年に世界遺産に登録されました。

ゴレスターン宮殿 体験レポ

宮殿の外観

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まず外観の様子をお伝えしたいと思います。

庭園のアーチっていいですよね~。

現在修復中のところもありました。

 

庭園の水がちゃんとあることを見つけて、一同感動・・・。

なぜかというとイランは水不足で、イスファハーンのザーヤンデ川の水が堰き止められて枯れていたり、数々の庭園の泉の水がなかったのを見てきた後だったで、「ここの宮殿は観光に気合が入っている!」と感じたからです。

壁のタイルも庭園のお花も綺麗で、イランの人々がいかにバラを愛しているのかがうかがえます。

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次は宮殿内にある主な博物館をご紹介します。

タフテ・マルマル

ガイドさんに一番に案内されたのはここでした。

受付部分だけでも豪華だったのですが・・・。

入ってすぐの鏡の間に度肝を抜かれました。

とにかく豪華絢爛・・・。

イランの王様の財力ハンパない!!

ここの一番の目玉は19世紀に造られた大理石の王座で、「ペルシャ芸術の中でも最高峰」ともいわれているそうですが・・・。

部屋の豪華さに圧倒され注意して見ることなく出てきてしまいました。(汗)

タラーレ・アスリ

次に入ったのがこちら。

1階はイランの文化を紹介する展示品が並べられていました。

昔の衣装や絵画の展示は、当時をイメージしやすいですね。

武具も展示されていたり。

ステッキのデザインが可愛かったので撮影しました。

 

1階部分の鏡の装飾に引き込まれてしまいました。

 

階段を上がって2階の大広間へ。

 

薄いグレーの壁紙と白い模様とシルバーの装飾の組み合わせがとても気に入りました。

厳かでピュアで、豪華なんだけど控えめっていうか。

そしてなんといっても可愛い。

飾られている壺は日本の物もあるのかな~なんて思ったり。

これは隕石って聞いたような気がする。(多分)

 

こちらの部屋は、ヨーロッパからの使節団を迎えるために造られた応接の間だそうです。

当時の王様がヨーロッパの文化に憧れてこういう内装になったとか。

 

他にも「象嵌(ぞうがん)の間」もあり、陶磁器や皿などのコレクションが展示されていました。

その中でも鮮やかなグリーンが印象に残ったこのアンティークセットを撮影。

 

階段を降りて1階に戻ります。

モザファレンシャの墓

ガイドさんの話で王様の墓とは聞いていたのですが、写真撮影に夢中になり詳細は忘却の彼方へ・・・。

後日ネットで「ゴレスターン宮殿 墓」で検索すると「モザファレデンシャ」というワードが出てきたので、そのまま名前を記載しておきます。(間違っていたらすみません)

ガイドさんの話では、「もうこの下に王様の遺体はない」と言っていたような気がするようなしないような。

 

すぐ隣に噴水の出るところがありましたが、水は出てない状態でした。

民俗学博物館(アブヤーズ宮殿)

宮殿を博物館として使っていて、ペルシャの民族衣装や生活用品が展示されています。

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数が多かったのですが、その中でも個人的に印象的に残ったものだけ撮影してきました。

 

イラン男性の社交場、チャイハネ(喫茶店)の様子。

最近日本でもシーシャのお店がありますが、水タバコの文化って中東ならではって感じですね。

 

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イランの民族衣装の展示コーナーがあり、日本人の感覚からすると驚くものがありました。

目の部分が覆われているのでめちゃ見づらそう。

女性の顔や体を隠すのって「美しいものを夫以外の男性に見せるな」というイスラムの教えからきているそうですが、中途半端に見せると逆にそそられるんじゃないかと思うのは私だけでしょうか・・・。

 

これ、後ろ姿じゃなくて正面ですからね。

何も見えない!!

特別な儀式の時だけならまだわかりますが、これで日常を過ごせと言うのはキツイ。

(説明文読めないからわからないけど)

 

次は衣装がどうのではなく、マネキンの顔が小林幸子ソックリだと思って撮影。(笑)

ツアー仲間に行ったら「似てる!」って言ってた。

 

肩パッドが横に突き出ているのはなぜでしょう?

 

なんかドラクエに出てきそうな武具。

 

呪物っぽいけど、ユーモラスな表情。

 

宗教的行事か王の儀式で使われた何か?

ゴレスターン宮殿 概要

所在地:Tehran District 12 Panzdah-e-Khordad St Fifth Khordad Avenue Arg Sqr،Iran

電話番号:+982133113335

開館時間、休業日、入場料金などは変動の可能性がありますので、施設にお問い合わせください。

終わりに

豪華絢爛なゴレスターン宮殿はいかがでしたでしょうか?

今までフランスなどの宮殿はたくさん見てきましたが、鏡を使うゴージャスさはここが一番だったかもというのが個人的な感想です。

ヨーロッパ文化にも造詣の深い中東の王様気分を味わってください。

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この記事を書いた人

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