「にんげんだもの・・・。 みつを」
日本人なら誰もが一度は呟いたことのある言葉じゃないでしょうか?
今回は、そんな相田みつを作品の宝庫・相田みつを美術館に行ったレポートをお送りします。
2018年5月11日(金)に行った時の記事です。
相田みつを美術館
日本人の心に鋭く刺さる多くの言葉を残した、詩人でもあり書家でもある相田みつを(1924-1991)。書籍などに印刷されたみつをの詩は世に広く知られていますが、父の残した直筆の「書」も観てほしいという長男・相田一人氏の思いから、1996年に相田みつを美術館は設立されました。(相田一人氏は館長)
またここ有楽町の他にも、みつをの出身地・栃木県に「相田みつを那須ギャラリー」もあります。
総評
感動レベル☆☆☆☆ 人生に疲れた時、ここは心のオアシスとなることでしょう。
リーズナブル度☆☆☆☆ ぐるっとパスがあれば無料。通常料金は800円です。
空いてる度☆☆☆☆☆ ストレスなくゆっくり鑑賞に浸ることができます。
撮影自由度☆☆ 撮影できる箇所は限られています。
子連れも楽しめる度☆ よほど早熟な子でもない限り、お子様にはつまらないかもしれません。
リピートの可能性☆☆☆ またみつをの言葉が聞きたくなった時、行きたいと思います。
体験記
ぐるっとパス第一号に相田みつを美術館を選んだ理由
それは同じ有楽町に「B’z展」があり前から気になっていたので、一緒に行こうという目論見があったからです。(夫も私も世代なので)事実、相田みつを展からB’z展(無印良品があるビル)の会場は歩いて5分くらいの距離でした。(※B’z展は6/15(金)で終了しました)
いざ入館
今まで何度も行ったことのある国際フォーラムの地下1Fだったので、迷わずすぐに到着しました。
チケットカウンターでは、初めてのぐるっとパス購入です。2,200円×2人分で4,400円也。
みつを美術館は写真撮影できるゾーンが限られていて、入口に入ってすぐのみつを氏の写真(一番上に掲載のもの)と、井戸は撮影可ということで、早速撮りました。
下の写真は井戸を覗き込んだもので、時間によって「逢」→「ゆ」→「水」と変化していって見てて飽きませんでした。
みつをの作品
この度初めてじっくりみつをの作品をしっかり見たのですが、ちょうど仕事を辞めて色々悩んでた時期だったので個人的に心に沁み入るものがありました。あと、「書」も味わいがあって奥が深いな~と思いました。
撮影可だった作品を掲載します。
みつをが愛した散歩道 八幡山古墳群
通路はみつをが日々散策したという八幡山古墳群をイメージしたデザインが施されており、私も古墳好きなのでワクワクしました。
最後はカフェでひと休み
作品を一通り見終わると、最後にカフェとミュージアムショップが控えています。私たちはカフェ唯一の客としてゆっくり休ませてもらいました。コーヒー(ホット・アイス)・紅茶(ホット・アイス)・オレンジジュースは200円、ハーブティー3種(ホットのみ)は300円です。小さい鯛焼きの下の”逢”盆は、ミュージアムショップでも販売されていました。カフェは撮影可だったので写真を載せます。
ミュージアムショップも見ましたが、迷い過ぎて結局何も買いませんでした。ここは撮影不可でした。
概要
住所:東京都千代田区丸の内3-5-1 東京国際フォーラム地下1階
TEL:03-6212-3200(代表)
開館時間:10:00~17:30(入館は17:00まで)
休 館 日:月曜日(祝休日の場合は開館・振替休日なし)
URL: https://www.mitsuo.co.jp/museum/index.html
みつをの世界をもっと知りたい方は
自宅でじっくりみつをの世界に浸りたい方は、これらの詩集はいかがでしょうか?
終わりに
初めての相田みつを美術館、ほとんど知識がない状態で行ったので新たな気づきや学びが多かったです。悩みながらも人生を力強く生きるヒントが隠されているかも!?
「つまづいたっていいじゃないか にんげんだもの」
次回は、井の頭自然文化園をお送りします。