前回記事では、老夫婦の田舎の別荘に強制連行され一泊した話を書きました。
翌日トゥールの家に戻りました。
2009/01/04 トゥールの街散策
さゆりはいえのかぎをてにいれた(ドラクエ風に)
トゥールに戻った日の翌日みんなで朝御飯を食べていたら、
ムッシューに合鍵を渡されました。
「やった~、これでやっと自由に外出が出来る!!いいお天気だし今日は散策日和だ~♪」
心は躍ります。
トゥールの街の風景
地図で家の場所を聞いて、用意が出来たら出発です。
家のすぐ近くに、分かりやすい公園があって良かった。
池にはアヒルやカモがいて、とてものどかな風景。
この銅像、ちょっと怖いんですけど。
路地ひとつひとつに名前が書いてあって、建物が整然と並んでいるから、方角さえ把握してれば迷わないことを確信。
フランス銀行。
私が通うことになる、アンスティテュ・ド・トゥーレーヌ。
冬休み中だからか、人はまばら。
バッチリ日本料理店も見付けました!!
トゥール駅の近くにもメリーゴーランドがありました。またラルクのMV「Blurry Eyes」を思い出したことはいうまでもない。
フランスのポストは黄色です。
トゥール美術館。大司教の館を改装したもの。
プリュムロー広場にある、トウール名物・木組み造りの家。15世紀頃の建物だそう。
極め付けは、馬車との遭遇!!
色々あるカトリック建築物
フランスにあるカトリックの建築物の名前は色々ありますが、代表的な物はカテドラル(=大聖堂)とエグリーズ(=教会)です。
・cathédrale:司教〔主教〕座聖堂(司教座のある教会)、大聖堂
・église:教会
この両者の違いは、町のカトリックの総本山がエグリーズ、その他大勢のカトリック教会をエグリーズ・・・みたいな感じで私は解釈しています。
カテドラルは国、エグリーズは市町村が、所有・維持・修理するのが原則だそうです。
それから、もう一つ出てくるのが、バジリック(=聖堂)。
・basilique :教皇の教書でバジリックと名乗ることを許された教会。
教会史的に重要である教会、聖人の遺骨や聖遺物が安置された教会、巡礼の中心地、宣教の重要な拠点の教会などに、バジリカの称号が付与されるそうです。
ここではトゥールのカテドラルと、エグリーズ、バジリカを紹介したいと思います。
トゥール大聖堂
大聖堂といえばゴシックですが、トゥール大聖堂はゴシック様式の傑作として知られています。
12~16 世紀と長い年月をかけて建造されたため、様々な時代の様式が取り込まれた建築が特徴です。
大聖堂は 3 世紀に亡くなったトゥールの司教の名前にちなみ、聖ガシアン大聖堂とも呼ばれています。
人との対比を見てください。いかに大きいかがわかりますよね。
この渡り廊下みたいなの歩けるんじゃないかと錯覚してしまう。(※歩けません)
気になる内部はまたいつかご紹介したいと思います・・・。
サン・テティエンヌ教会
すみません。外の写真は撮っているものの、当時中に入った記憶がありません。
今ネットで調べると「イギリス系教会」としか情報が出てこないのですが・・・カトリックじゃないってこと!?
詳しい方、情報お待ちしてます。
サン・マルタン聖堂
現在のサン・マルタン聖堂は 19 世紀の建造で、ネオ・ビザンチン様式が特徴です。トゥールの中心部にあります。
この聖堂は、聖人サン・マルタンの墓の上に建てられています。中世時代には、スペインへの巡礼者が多く立ち寄る場所でした。
この内部についても、また後日ご紹介したいと思います。
トゥールはとにかく人が優しい!!
地図を見ながら歩いてたら、老婦人に「どこを探してるの?」って声を掛けられたり、自転車に当たりそうになったら、「すみません」となぜかフランス人に日本語で謝られたり、色々と人の出会いも面白かった1日でした。
しかも、今夜の晩御飯は、マダムのご厚意で手巻き寿司!!
(イメージ写真)
こんなに早く白米にありつけるとは・・・。(涙)
明日から学校が始まるので頑張ります♪
A demain!!(アドゥマン=また明日)
noteで小説書いてます
フランスでの生活を題材にして、noteで恋愛小説を書いています。
小説なので、脚色も加え現実の話とは変わってきていますが、その違いも楽しんでいただけたらと思います。
フランス生活に興味のある方、恋愛小説が好きな方は是非読んでみてください。
次回予告
いよいよ次回は、語学学校初登校の日です。
お楽しみに!!