岡山旅行のレポートとして、倉敷美観地区の大原美術館、そして有隣荘と大原家本邸をご紹介しました。
今回は、同じく倉敷美観地区のアイビースクエアをご紹介します。
アイビースクエア
成り立ち
アイビースクエアは、1889年に建設された倉敷紡績創業の旧工場で、1973年に改修され観光施設として再生されました。建物は2007年に経済産業省より「近代化産業遺産」に認定されています。
広場を囲むように、ホテル、レストラン、多目的ホール、倉紡記念館、児島虎次郎記念館などの各種施設が配置されています。
ちなみに、アイビースクエアの由来となった赤レンガの外壁を覆う蔦は、工場であった頃に内部の温度調節のために植えられたそうです。
所在地:岡山県倉敷市本町7-2
アイビースクエア公式サイト: https://www.ivysquare.co.jp/
体験記
倉敷は今日も雨だった・・・
↑言いたかっただけです。「晴れの国、岡山」なのに、なぜ雨に当たたったのかな~。(涙)
元ネタは長崎だしね。
この日は昼過ぎから雨でしたが、このアイビースクエアに行った夕方が一番ピークでした。
広場
私達はホテル側の東正面玄関から入って、広場へ抜けました。
雨に濡れる広場も、それはそれで美しかったですが・・・。
「モネの邸宅があるフランスジヴェルニーから大原美術館に睡蓮の株分け→それを更にアイビースクエアに株分けされた」とのことですが、少し葉っぱが見える程度でした。
どちらかというと、鯉や亀の方が気になる。
当時の面影が残る通路。
愛美工房
愛美工房では、陶芸を気軽に楽しんでいただける陶芸教室を開催しています。観光客向けの講座はもちろん、地域の人が継続して通えるコースも設けているそうです。
ポストかと思って近くに行ってみたら、和風トーテムポールでした。
アイビー学館
アイビー学館は、1889年倉敷紡績所創業当時の混打綿室を改装したイベント・展示スペースです。
繊維の町「倉敷」にスポットをあてた展示即売会を定期的に開催しており、一般への貸出も行っているそうです。
ここから出ました。このアイビースクエアの入口が、なんとも趣があっていいですね~。
傘を持って立っている人の後ろが、アイビー学館の入口です。
中では、服をはじめとしたあらゆる繊維用品が販売されていました。倉敷はデニムも有名。洋服好きの夫は興味津々でした。
洋館(旧:オルゴールミュゼ)
アイビー学館の隣には下見板張りの木造の洋館があり、1889年に倉敷紡績工場の事務所として建てられたものだそうです。
この洋館はオルゴールミュゼとして使われていましたが、2018年9月30日で閉店したそうです。(惜しい!!)カフェ併設のアンティークオルゴールを集めた博物館で、コンサートも開かれていたそうです。閉店する前に行けば良かったな。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
雨のせいで精力的に回ったり写真を撮ることができずアイビースクエアの魅力を書ききれなかったのが残念ですが、とにかく美観地区に行ったら必ず立ち寄ってほしい独特の雰囲気のあるスポットです。
次回倉敷に行くことがあれば、倉紡記念館、児島虎次郎記念館にも行ってみたいです。
次回は、「日本一の高さにある現存天守」が自慢の、備中松山城をご紹介します。
※私は国内のホテル予約はいつもじゃらんを使っています。今回泊まった倉敷のホテルもじゃらんで予約してアタリでした☆ 是非参考にしてください。