工藤静香【FU-JI-TSU】【MUGOん・・・色っぽい】レビュー

さゆりさん
さゆり

今回は、工藤静香のシングル曲4th「FU-JI-TSU」、5th「MUGOん・・・色っぽい」の2曲をご紹介します。

 

まずは、この2曲の作詞を担当した中島みゆきの紹介からどうぞ。

 

目次

工藤静香 4th&5thシングル曲

工藤静香の4枚目と5枚目のシングルは、初めて作詞者に中島みゆきを迎えることで大きな転機を迎えました。中島みゆきはどんな人なのか、まずはその紹介から始めましょう。

シンガーソングライター:中島みゆき

中島みゆきは、1975年のデビューから現在に至るまで、ずっと第一線で活躍しているシンガーソングライターです。

 

一番好きな曲「時代」です。サザンオールスターズや一青窈など、たくさんのアーティストにカバーされています。

 

自身だけでなく他のアーティストへの提供曲も、5つの年代にわたってオリコンシングルチャート1位を獲得しているという、稀代のヒットメーカーです。

 

キーパーソン:渡辺有三

中島みゆきと工藤静香を繋げたのは、当時2人が所属していたポニーキャニオンのプロデューサー・渡辺有三です。彼が工藤静香に「中島みゆきと松任谷由実と竹内まりやなら誰が一番好き?」と聞かれ、「中島みゆき」と答えたことがきっかけでした。(もともと工藤静香は中島みゆきのファンだったそう)

 

また、その頃工藤静香の全ての曲を作曲していた後藤次利も、昔中島みゆきのバックバンドを務めていたり、編曲やプロデューサーとして組んでいた音楽仲間でもあったという縁もあり、この度の中島みゆき作詞提供という流れになりました。(もちろんこの2曲の作曲も後藤次利です)

 

さゆりさん
さゆりさん

いくら歌手本人に実力があっても、売れるためには周りのバックアップはもちろんのこと、タイミングやご縁も大事ですよね。工藤静香は渡辺有三プロデューサーのお蔭で、「中島みゆきに作詞してもらう」という転機に恵まれました。

 

各曲紹介

中島みゆきを作詞家に迎えた2曲「FU-JI-TSU」「MUGOん・・・色っぽい」を紹介します。どちらも変わったタイトルですが、気になるそのいきさつもお話しします。

中島みゆきの詞と工藤静香の歌はとても相性が良く、この2曲で工藤静香はいっきに歌姫の頂点まで駆け上がります。その大躍進ぶりを見てみましょう。

 

4th「FU-JI-TSU」

画像

ジャケットでは黄色の薔薇を持っていますが、雑誌等の新譜紹介のサンプル盤の画像では赤い薔薇だったそうです。

成績

1988.06.01リリース。25.3万枚。オリコン週間1、ザ・ベストテン3位、歌のトップテン3位。

好調にセールスを伸ばし、オリコンではデビュー曲「禁断のテレパシー」以来3作ぶりに1位を獲得しています。(パチパチ)

富士通!?

この「FU-JI-TSU」という曲名、当時小学生だった私は英語がわからないし、日本語の「不実」も知らないし、でもさすがに富士通のわけはないし・・・ずっと謎でした。

タイトルのエピソードは、中島みゆきがタイトルを考えた時に「不実」と言う言葉はさすがに重いなとアルファベット書きにしたらFUJITSU(富士通)とカブッちゃって、スタッフの提案で“-”を入れて「FU-JI-TSU」に決まったそうです。

曲解説

街中で元カレとバッタリ遭遇(お互い新しい相手を連れてる状態)→主人公:思わず声をかけちゃう→元カレ:「初めて会ったような不思議顔」というまさかの対応→主人公:「それはないんじゃない?」と憤る・・・というストーリーです。(笑)

日常にありそうな修羅場の1コマを、後藤次利のドラマティックな作曲と工藤静香の力強い歌声で壮大な世界に仕上げています。

曲調はAメロ・Bメロは明るいのに、サビで一転雲行きが怪しくなり・・・と思ってたらまた間奏で明るく戻って小休止という、このジェットコースターのような緩急が堪らない

 

前曲までとは変わって、この曲では明るい色のフリフリのアイドルの衣装で、歌番組を見る楽しみが増えました。

ドロドロした歌の世界と可愛いルックスとのギャップがまたいいですね。

 

プロデューサーの渡辺有三はデビューから5曲目までのシングルの戦略は練っていて、「バラードは年1回でいい(前曲の「抱いてくれたらいいのに」がバラードだった)。次の2曲はお調子もので行こう。ゲイバーで歌われたり、有線で1位を取るような曲。・・・ものの見事に当たりました」と語っています。

 

5th「MUGOん・・・色っぽい」

画像

大人びて色っぽい18歳。仕事も順調で、だんだん風格が出てきましたね。

成績

1988.08.24リリース。54.1万枚。オリコン週間1位、ザ・ベストテン1位、歌のトップテン1位。

売上は初の50万枚越えを達成し、各ランキングの1位を総ナメ、『第39回NHK紅白歌合戦』に初出場、遂に歌姫としてトップに立ちました!!

 

カネボウ化粧品のCM曲

この曲がカネボウ化粧品のイメージソングに選ばれ、工藤静香本人がCM出演したのを覚えている人も多いのではないでしょうか?

 

化粧品のCMに選ばれるということは、「美貌・知名度・女性人気」の3条件をクリアしたということですね。ファンとしてこんなに嬉しいことはありません。

 

画像

このポスターが欲しくて、母親に「いつも買ってる化粧品屋さんで、なんとか貰えないか頼んできて~」と言った記憶があります。(結局ダメでしたが)

 

曲解説

プロモーション広告用のコピーが「ん、色っぽいで、この言葉をタイトル名・楽曲内に使うという縛りがあったため、中島みゆきはタイトルを決めるのに苦労したそうです。

歌の内容は、「好きな人がいるけど内気で話しかけられない。でもいつか、言葉を交わさなくても目と目で通じ合える素敵な関係になれたらいいな。(はあと)」という乙女なTOO SHY SHY GIRLのお話です。

 

00:57小声でか弱く「遠い場所から」→1:00力強く「何度も話しかけてるのに~」とメリハリ付けて歌うところが好き。2:00で歌詞を間違えるというハプニングもご愛敬。

 

さゆりさん
さゆり

キャッチーなメロディ、工藤静香史上最もアイドルらしい可愛い衣装、いよいよ頂点に昇りつめたという高揚感・・・全てが好きでした。

 

2009年 再びCM曲として

味の素の「パルスイート」という甘味料のCMに選ばれ、セルフカバーした「MUGOん・・・色っぽい」で、約20年ぶりにCM曲として復活しました。

 

セルフカバーは嬉しいけど、やっぱり聴きなれたオリジナルの方がいいなと思ってしまいますね。料理をする手さばきも慣れたもので、いいお母さんしてるんだなというのが伝わってきます。

 

関連記事

工藤静香コンサート体験レポ

【工藤静香コンサート 2019】たましんRISURUホール セトリ 感想

【工藤静香コンサート 2019】日本青年館  セトリ アドリブ曲 感想

工藤静香の「おニャン子~ソロ全盛期」を、私のファン回想歴と共に解説

小学生も魅了した、初期の工藤静香回想録【きっかけ編】

工藤静香を支えた作家・プロデューサー【曲解説付】

工藤静香【黄砂に吹かれて】【くちびるから媚薬】レビュー

工藤静香シングルレビューまとめ

歌詞深読み考察

「黄砂に吹かれて」歌詞の意味を考察

LINEオープンチャット

「LINEオープンチャット 工藤静香ファンコミュ」参加者募集のお知らせ

終わりに

さゆりさん
さゆり

「FU-JI-TSU」と「MUGOん・・・色っぽい」のレビュー、いかがだったでしょうか?

中島みゆき作詞の曲が静香の歌にハマってますね。

化粧品のCMに選ばれたり、紅白歌合戦に出場したりと、世間に認められた活躍ぶりがうかがえます。

工藤静香の快進撃はこの後もまだまだ続きます。

2thアルバム『静香』。全5曲全て中島みゆき作詞。名曲「証拠を見せて」「裸爪のライオン」は必聴♪ 「MUGOん…色っぽい」は収録されていないので、他のアルバムで聴いてくださいね。

サユリストおすすめグッズ

○クリスマスグッズ ○年末年始グッズ

関連記事

目次