当記事は、重度の花粉症患者が劇的に症状が改善された体験談です。
※完治ではありません。
重度の花粉症の症状が劇的に改善された理由
重度花粉症患者の体験談
私が花粉症と診断されたのは、2006年。
その後、アレルギー体質は年々悪化していき、2016年にアレルギー検査を受けてみると、スギとヒノキの数値が飛び抜けて高く出ていました。
他の項目がほとんど一桁なのに対し、「スギ200」「ヒノキ72.9」って何!?
花粉症の3大症状といえば、くしゃみ・鼻水・鼻づまりですが・・・
私の場合特に鼻水がひどく、接客業なので勤務中はマスクもできず、隙を見て鼻をかむのが大変でした。
また目がかゆくて、いつもしているマスカラが付けられない時もあって辛かったです。
また花粉症の恐ろしさは、その症状だけではありませんでした。
花粉症が悪化した結果、私は急性副鼻腔炎→後鼻漏→咳が止まらないという負のスパイラルにはまってしまったのです。
急性副鼻腔炎
花粉症の鼻づまりが原因で、副鼻腔に膿が溜まる急性副鼻腔炎になってしまいました。
TVでSMAP(当時)の木村拓哉さんが「虫歯じゃないのに歯茎が痛くて、病院に行ったら副鼻腔炎だった」と話してて、全く同じ症状だったので耳鼻科に行ってみたらビンゴでした。(キムタクありがとう・・・)
後鼻漏と咳
急性副鼻腔炎が原因で後鼻漏も併発してしまいました。
後鼻漏とは、ドロッとした鼻水が喉に落ちる症状です。
口の中が気持ち悪いですし、声が掠れてしまうのも不快です。そして、一番辛いのは、後鼻漏による咳です。
夜は咳で何度も目が覚めますし、昼起きてる時も咳き込むことが多く、医師に処方された咳止め薬を持ち歩いていました。
私がやった花粉症対策あれこれ
私も花粉症や後鼻漏に負けているわけにはいきません。
花粉対策グッズやクリニックなど、私が花粉症対策で試したことを全てご紹介します。
マスク
やはり花粉症グッズとして一番に思い付くのはマスクじゃないでしょうか?
私はあまりマスクが好きではなく初めは全然してなかったのですが、症状がひどくなるとそれどころじゃないと思いマスクを着け始めました。
眼鏡
私は視力がよく今まで眼鏡とは無縁の生活を送ってきたのですが、目のかゆみが本格的になったので遂に眼鏡デビューすることになりました。
JINSで、花粉カット率最大98%がウリの「JINS 花粉Cut MOIST」という眼鏡を購入しました。
花粉やPM2.5から目を守るために、フレームの上部と側面に透明のレンズが付いていて、目の周りにフィットする設計となっています。
※ただ、マスクとWで使うと曇るのであまり使ってません…。
アイボンAL
目のかゆみ用に、洗眼薬「アイボン」を購入し、朝起床時と夜のお風呂上りに使っていました。
抗ヒスタミン成分配合で、目の中の異物(花粉、ほこり等)をまるごと洗い流します。洗うと目がスッキリして目のかゆみもなくなるので、花粉の時季は愛用しています。
鼻うがい
鼻うがいは、鼻腔内の花粉などの異物を洗い流すのと、粘性のある鼻水を流すという、2つの効果があります。
初めて使う時は鼻がツーンとするのが心配でしたが実際はそんなことはなく、慣れればどうってことなかったです。
サーレSという粉を37度くらいのぬるま湯で溶いて生理食塩水を作り、ボトルに入れて使います。
(耳鼻科で自分で生理食塩水を作る方法の紙をもらいましたが、めんどくさいので私はサーレSを愛用しています)
初めに附属されていたサーレSを使いきったら、サーレSだけ購入することができます。
耳鼻科に通院
花粉症の症状が始まると、やはり耳鼻科のお世話になりますよね。
ちなみに、「舌下免疫療法」をやっている医師に私もその治療法を受けられるか聞くと、「あなたのようなスギ以外にも色々アレルギーを持っている人には効果がない」と却下されてしまいました。
処方された薬
ザイサル:抗ヒスタミン薬。容量は1日1回1錠で、夜寝る前に飲めば1日効きます。
セレスタミン:抗ヒスタミン薬。ザイザルが効かない時、1錠飲みます。よく効く薬ですが、ステロイド含有のためしょっちゅう飲めません。
フスコデ:咳止め薬。これを飲むと咳が鎮まるのでお守り代わりに持ち歩いてました。
他にも、カルボシステイン(気道粘液調整)、クラリス(抗生剤)、キプレス(気管支拡張)、漢方薬のツムラ辛夷清肺湯エキス顆粒も処方され飲んでいました。
アレジオン点眼液。朝メイクをする前や、目にかゆみを感じた時に点眼しました。
鼻のレーザー治療
2010年か2011年だったと思うのですが、鼻のクリニック東京で鼻の粘膜をレーザーで焼く手術を受けました。
手術はちょっとビビっていましたが、鼻の粘膜に表面麻酔をするだけで注射はなく、焼くのも痛みはなく思ったより苦痛はなかったです。
ただ、自分の鼻を焼く臭いが焼肉の臭いに似てて「ウワッ」と思ったことが印象に残っています。日帰りでき、体への負担も少なかったです。
効果は、次のシーズンとその翌年のシーズンは症状が軽減された記憶があります。昔すぎてあまり覚えてなくてすみません。
鼻のクリニック東京
初診専用電話:0570-054187( 8:30~17:00 )
住所:東京都中央区京橋 1-3-1 八重洲口大栄ビル
鼻のクリニック東京公式サイト: https://nose-clinic.jp/?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=GlisA
後鼻漏に効果的 6スポット治療
不快な症状の後鼻漏を治したくてネットで色々調べた結果、日本で2ケ所しかない「6スポット治療」を行っている耳鼻科のうちの一つ、青山セントラルクリニックに通い始めました。(※2018年4月末で6スポット治療の初診新規受付は終了したそうです)
青山セントラルクリニック
電話:03-6303-0818
住所:東京都品川区小山台1-24-1 石井ハイム1階
青山セントラルクリニック公式サイト: https://www.aoyama-c.org/
この6スポット治療はなかなか痛いものなのですが後鼻漏に大きな効果があったので、2016年~2017年症状のひどい時は週1~2回通っていました。
しかし完治には至らず、そのうち対症療法ではなく自分の体を根本から変えるものはないかと考えるようになりました。
そんな時、私はある鍼灸院と出合ったのです。
劇的な改善を見せた鍼治療
その鍼灸院は「もりぐち鍼灸院」という名前で、渋谷区本町(最寄り駅:初台)にあります。
「鍼灸院」と名前がありますが、実際の施術は、視診と触診、頭部に1~2本の鍼を刺すだけで、今はお灸はやっていないようです。
この鍼が0.12ミリととても細く、本当に全然痛くないので、鍼が初めての人も安心して受けられます!!
詳しい治療法や施術料金、口コミ等は公式HPや以下のサイトを参考にしてください。
もりぐち鍼灸院公式サイト: https://www.moriguchi-cl.net/
エキテン: https://www.ekiten.jp/shop_73545/
しんきゅうコンパス: https://www.shinq-compass.jp/salon/detail/892
私が初めてもりぐち鍼灸院に行ったのは2017年3月7日で、その前夜鼻水と咳で眠れないくらいだったのが、たった1回の施術で嘘みたいに軽くなったことに驚きました。
その後、3月14日、3月23日、4月6日、4月15日と通いましたが、どんどん自分の体の自然治癒力が高まっているのを感じ、2018年と2019年は花粉症の症状でもりぐち鍼灸院に通ったのはそれぞれ1回づつでした。(他の症状で通ったことはありましたが)
森口先生もHPで「症状を緩和」と言っていて完治とまではいきませんが、花粉の時季の薬はザイサルだけで十分効いているので自分の体質改善を実感しています。仕事中はマスクなしでもほとんど鼻水が出ませんし、目のかゆみも気になりません。
また、花粉の時季以外もアレルギーが原因でお風呂や就寝時など体が温まるとじんましんが出るという症状もあったのですが(この時もザイサルを飲んでいました)、もりぐち鍼灸院で施術を受けてからはその症状もなくなりました。
もちろんこれは私の経験・感想であり、全ての人に当てはまるとは限りません。
しかし、薬を飲んでもあまり効果がない方や、薬に頼らないで治したい方などは試してみる価値はあると思います。
この記事を読んで興味を持たれた方は、上記で紹介したサイトをご覧になって検討してみてください。
もりぐち鍼灸院
開院時間:10:00~19:00(土曜は18時まで)
定休日:水曜・日曜・祝日
電話:03-3375-4591
住所:東京都渋谷区本町2丁目43-4
※今回の記事掲載については、森口先生から事前に許可を頂いています。
※実際に施術を受けて効果がなかった場合も、こちらでは責任を負いません。
終わりに
以上が、私の花粉症治療経験談でした。
現在日本人の4割が花粉症だともいわれていますが、同じような症状で苦しむ方の参考になればと思い、今回記事にさせていただきました。
皆さんの花粉症の症状が少しでも改善されることを願っています。
次回は、「やっぱり猫が好き!! 旅先や日常で出会った猫 写真集」をお送りします。