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【上映継続決定】沢尻エリカ出演映画「人間失格」がおすすめな理由

2019 11/19

沢尻エリカが逮捕されてしまいましたね。

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美貌も演技力も兼ね備えた女優で大好きだったのですが、とても残念です。

沢尻エリカといえば、出演している映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」はどうなるのでしょうか?

目次

沢尻エリカ出演「人間失格 太宰治と3人の女たち」上映継続決定

この記事は、映画のネタバレもありますのでご注意ください。

どんな映画?

天才作家・太宰治は妻子のある身で恋の噂が絶えず自殺未遂を繰り返し、文壇から疎まれていた。

その一方、ベストセラーを連発することで時代の寵児でもあった。

太宰は作家志望で近づいてきた静子の文才に惚れこみ激しく愛し合い、また未亡人の富栄に対しても救いを求めていく。

2人の愛人に子どもが欲しいと言われるという状況の中、それでも夫の才能を信じる妻に叱咤され、太宰は自分にしか書けない「人間に失格した男」の物語執筆に取りかかるが・・・。

太宰治と、その妻・愛人・最後の女との関係を軸に、累計1200万部以上を売り上げたベストセラー『人間失格』の誕生秘話を映画化したフィクションです。

映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」公式サイト:http://ningenshikkaku-movie.com/

キャスト

太宰治:小栗旬
津島美知子:宮沢りえ
太田静子 :沢尻エリカ
山崎富栄 : 二階堂ふみ

佐倉潤一 : 成田凌
太田薫 : 千葉雄大
伊馬春部 : 瀬戸康史
三島由紀夫 : 高良健吾
坂口安吾 : 藤原竜也

スタッフ

監督:蜷川実花
プロデューサー:池田史嗣
脚本:早船歌江子
音楽:三宅純
主題歌:東京スカパラダイスオーケストラ「カナリヤ鳴く空 feat.チバユウスケ」(cutting edge / JUSTA RECORD)

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蜷川実花監督は、映画「さくらん」「ヘルタースケルター」などの映像美が評判ですよね。

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「太宰治の物語を作るのなら太宰治役は小栗旬しかないと思っていた」というほどの思い入れがあったそうです。

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今回の太田静子役抜擢も、「ヘルタースケルター」で沢尻エリカの演技を評価してのことでしょうね。

この写真からも、強い2人の信頼関係を感じます。

 

「主題歌の声は誰?カッコイイ!!」と思っていたら、

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元THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのボーカルで、現在はThe Birthdayなどで活躍しているチバユウスケだったとは!!そりゃかっこいいはずだわ。

スカパラのサウンドに乗せて、オシャレな大人の世界です。

沢尻エリカ逮捕で上映はどうなる!?

11/18朝のニュースでは、「明日(11/19)までは予定通り公開して、その後については協議中」という報道でした。

さゆりさん

元々この映画を観るつもりだった私たち夫婦は、11/18の夜に映画館に行ってきました。

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この時点では「上映中止になるかも?」という駆け込み需要があったからか、月曜日なのに4分の3ぐらい席は埋まっていました。

11/19の夜に、「配給側は、予定されている公開スケジュールは変更しないと発表」というニュースを見ました。これで一安心ですね。

上映映画館

11/19の0:00時点で、公式ホームページ掲載の上映映画館はこちらです。

北海道 シネマ太陽帯広 11/15~
北海道 シネマアイリス 11/22〜
青森 シネマヴィレッジ8・イオン柏 上映中
岩手 一関シネプラザ  11/1~
宮城 チネ・ラヴィータ 11/8~
東京 新宿ピカデリー ~11/21
千葉 イオンスペースシネマ野田 11/16~
茨城 笠間ポレポレホール 11/16~
大阪 大阪ステーションシティシネマ 上映中
兵庫 豊岡劇場 11/15~
和歌山 ジストシネマ田辺 11/15~
和歌山 和歌山 ジストシネマ御坊 11/15~
和歌山 ジストシネマ南紀 11/15~
広島 八丁座 12/6~

太宰の小説『人間失格』はどんな話?

さゆりさん

映画のタイトルにもなってるぐらいなので、どんな作品か簡単に説明します。

『人間失格』は太宰自身の一番売れた作品で、5,326,000部売れたそうです。

新潮文庫では、夏目漱石『こころ』を抜いて1位!!(※1998年時点)

「他人の前では面白おかしくおどけてみせるばかりで、本当の自分を誰にもさらけ出すことのできないと」いう男の、幼少期から青年期までの人生を自身の視点で描く・・・という話です。

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体裁上は私小説形式のフィクションですが、主人公の語る過去には太宰の人生を反映したと思われる部分が見られ、自伝小説ではないかと言われています。

太宰の死により、真偽については謎が多いですが・・・。

 

そういえば、同名映画で生田斗真バージョンもありましたね。こちらの方がしっくりきました。

沢尻エリカが演じた太田静子はどんな女性?

沢尻エリカは、太宰の愛人・太田静子を演じました。

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太宰は静子の文才と女性としての魅力に惹かれ、静子は太宰の子を産み認知させています。

ところで、太宰治のベストセラーの一つ『斜陽』はご存じでしょうか?

『人間失格』には及びませんが、3,265,000部売れたそうです。

『斜陽』は戦後の没落華族を描いた話で、当時「斜陽族」という言葉が流行するくらいブームとなりました。

『斜陽』の主人公・かず子は静子がモデルと言われており、話の後半は静子の日記が題材になっています・・・。

私も『斜陽』を愛読しており、

さゆりさん

なんで太宰はこんな女心がわかるの!!すごい!!

と思ってましたが、そりゃ女性の日記を元にしてたらそうなりますよね。

 

静子自身も太宰の死後、『斜陽日記』を発表。

娘の治子も作家となり、母の思い出をつづった『心映えの記』で第1回坪田譲治文学賞を受賞しています。

感想(※ネタバレあり)

以下の記事は、どんな映画だったか知りたい人、もう映画館で観るのを諦めた人はご覧ください。

私が個人的に感じた不満点・良かった点両方書きますので、参考にしていただければと思います。

※ここからネタバレもあるので、知りたくない方は飛ばしていただくようお願いします。

不満点

①恋愛部分だけ取り上げすぎ

私はすごい太宰ファンというわけではありませんが、それなりに太宰の作品は読み自分の中での人物像があるので、この映画には裏切られました。

愛人が2人もいたら色恋に溺れるというイメージなのかもしれないけれど、太宰はもっと内省的で一人でじっくり悩む時間もあったはずです。

でも、この映画にそういった描写はまったくありませんでした。

『人間失格』って酒と女に溺れた話だけではないので、このタイトルを映画に付けちゃダメだと思いました。

これだと『家庭人失格』レベルぐらい。

 

②キャスト 年齢・イメージのギャップ

小栗旬は役作りで減量したそうですが、やはり私がイメージする太宰に比べると若くて健康的すぎます。

太宰は結核の他に薬物中毒や精神病にも蝕まれていてそれも自殺願望の中核にあったと思うんですが、この映画は結核アピールだけでしかもその咳からは重篤感が伝わってこなかったです。

太宰の男性としての魅力って”病的な儚さ・脆さ・危うさ”だと思うのですが、小栗版・太宰にはそれがなくて昔の時代のチャラいパパにしか見えませんでした。

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主人公以外だと、宮沢りえが小栗旬より10歳ぐらい上の姉さん女房に見えましたが、実際は美知子は太宰の3歳下なので違和感がありました。

それから、高良健吾が三島由紀夫役で出てて映画だと太宰と同年代ぐらいに見えましたが、実際は三島の方が16歳下だから設定的にどうなんだろ?と思いました。

良かった点

①映像美が綺麗

蜷川実花監督といえば、鮮やかな色彩が特徴ですよね。

この映画でも、日本の美しい風景を贅を凝らして演出しています。

季節の花々や祭りのシーンなど四季折々の背景が次々と出てきて、特に外国人ウケはいいんじゃないかと思いました。

 

②”3人の女”の色

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上の写真のように3人のカラーが決まっていて、彼女たちの衣装や背景を彩っていたのが印象的でした。

ずっと見ているうちに、色でそれぞれのキャラを表しているのがよくわかります。

美知子(宮沢りえ)・・・清廉さ、正しさ、凛とした佇まいを象徴する藍色

静子(沢尻エリカ)・・・愛らしさ、明るさ、若さ、幸せを表すピンク色

富栄(二階堂ふみ)・・・実直、泥くささ、逞しさ、地味、渋みを想起させるカーキ色(からし色の衣装もあった気が)

なんか富栄だけあまりいい表現がないような・・・。(ごめんなさい)

この色が象徴するように、美知子は理想的な良妻賢母を、静子は自由奔放で夢見がちなお嬢様を、富栄は一番惨めなメンヘラキャラとそれぞれの役割を演じました。

 

④心中の真相が明らかに!?

そして、この映画の気になるテーマは、「どうして2人は心中したのか?」。

それは、富栄の他の2人に対する嫉妬と勝ちたいという意地から来たものでした。

・美知子は正妻としての地位と3人の子どもがいて、しかも『ヴィヨンの妻』のモデルとして太宰の作品として後世に残る。

・静子は「太宰に最も愛された」という自負と、認知してもらった子ども、『斜陽』のモデルとして太宰の作品として後世に残る。

・一方、富栄は太宰の子どもができない、自分をモデルにした作品も出来そうにない。

そこで、メンヘラな富栄が出した答えが、「他の2人ができないことをやる=太宰のために死ねる」「太宰と心中して、最後の女として名前を残す」ということでした。

この映画では、太宰は心中の日を延ばそうと富栄に言ったり、入水した後も意識が戻って「あれ?」っという顔をしたり、本当は死にたくなかったんだなというのが伝わってきます。

実際、「太宰が死ぬのをためらった跡があったのではないか」という証言が残っています。

この事件は当時から様々な憶測を生み、富栄による無理心中説、狂言心中失敗説などが唱えられていた。
津島家に出入りしていた呉服商の中畑慶吉は三鷹警察署の刑事に入水の現場を案内され、下駄を思い切り突っ張った跡があったこと、手をついて滑り落ちるのを止めようとした跡も歴然と残っていたと述べ、「一週間もたち、雨も降っているというのに歴然とした痕跡が残っているのですから、よほど強く”イヤイヤ”をしたのではないでしょうか」、「太宰は『死にましょう』といわれて、簡単に『よかろう』と承諾したけれども、死の直前において突然、生への執着が胸を横切ったのではないでしょうか」と推測している。

中畑は三鷹警察署の署長から意見を求められ「私には純然たる自殺とは思えぬ」と確信をもって答えた。
すると署長も「自殺、つまり心中ということを発表してしまった現在、いまさらとやかく言っても仕方がないが、実は警察としても(自殺とするには)腑に落ちぬ点もあるのです」と発言した

ーWikipediaよりー

というわけで、この映画をオススメする理由は以上3点と、沢尻エリカの美しい姿を拝めることです。

沢尻エリカを応援します

この映画を観て、改めて私は女優・沢尻エリカの魅力を再確認しました。

沢尻エリカが演じる静子は、愛らしくも強くもあり、そして何より幸せそうで、とてもチャーミングでした。

さゆりさん

「ずっとこの人を見ていたい」・・・そう思わせる魅力が、沢尻エリカにはあります。

元々私が沢尻エリカを好きになったのは、2007年頃のSALAのCMでした。

この完璧な美貌とメルヘンチックな世界観が絶妙にマッチして、乙女心に強く訴えかけるものがありました。

ルックスが私好みだし、演技力も評価が高いし、型にはまらない強気そうな性格も好きです。

罪をしっかり償って更生し、またいつか女優として復帰してほしいなと思います。

終わりに

沢尻エリカ出演の映画「人間失格 太宰と3人の女たち」の感想はいかがだったでしょうか?

映画に興味をお持ちになったら、是非映画館で観てくださいね。

さゆりさん

上映継続が決定して良かったです。

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この記事を書いた人

1979年生まれ。
兵庫県出身、現在は東京で夫と2人暮らし。
執筆家。

音楽、旅行、歴史、東京での生活をこよなく愛す。
特技は、合気道二段と仏語検定準2級。
宅建合格者だが宝の持ち腐れ。
趣味は、ライブとカラオケ。
極度の寒がりのため、冬だけ南国に住むのが夢。

ライター実績:旅行サイト「トリップパートナー」、松本市行政サイト「はぐまつ」。

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