2019年7月7日THE YELLOW MONKEYのライブ@さいたまスーパーアリーナに行ってきました。
ライブのセットリストや感想、前回行った6月11日の横浜アリーナとの違いを書いていきたいと思います。
2019/07/07 イエモンライブ@さいたまスーパーアリーナ
ライブツアーのテーマは?
今回のライブツアーのテーマは「THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2019 -GRATEFUL SPOONFUL」です。
スプーンといえば、「楽園」の「スプーン一杯分の幸せをわかちあおう」という歌詞が思い浮かびますね。(笑)
2019年4月17日発売のアルバム『9999(フォーナイン)』を引っ提げたツアーということで、当アルバム曲中心のラインナップになります。
このDVD付きの『9999』がオススメです。正直、CDよりDVD流してる時間の方が長いです。(ごめんなさい)
セットリスト
さて、2019年7月7日のさいたまスーパーアリーナのセットリストはどうだったんでしょうか?
私は6月11日のイエモンライブ@横浜アリーナも行ってきたので、その違いが気になるところです。
私は『9999』の曲より昔の曲を聴きたいと思っていた不届き者なのですが、セットリストがどういう配置になっていたのか見てみましょう。
01. 天道虫
02. ALRIGHT
03. Love Communication
04. Love Homme
05.楽園
06. Love Sauce
07. Stars
08. パール
09. Changes Far Away
10. SO YOUNG
11. Balloon Balloon
12. 追憶のマーメイド
13. Titta Titta
14. LOVE LOVE SHOW
15. SUCK OF LIFE
16. I don’t know
アンコール
17. Horizon
18. バラ色の日々
19. 悲しきASIAN BOY
20. この恋のかけら
6月11日の横浜アリーナと同じく、『9999』の曲とそれ以外の曲と半々ずつで、昔からのファンも満足のセットリストでした!!
6月11日の横アリライブで吉井さんが、「今回のメニューは、ダイヤ・ハート・クローバー・スペードと4種類のメニューがあって、今日はハートの日です。」と言っていました。
会場でもらったフライヤーに各マークが載ってました。
会場の様子
JRでさいたま新都心駅に向かいます。埼京線で十条駅を通り過ぎる時、「あ、吉井さん地元の駅だ☆」といちいち反応したり。(笑)
この日の開演は16時でしたが、私が駅に着いた時は15時を過ぎていたので駅はたくさんの人で溢れかえっていました。今日一緒に見る友達とは座席集合にしました。(その友達とは横アリも一緒に行ったので、比較の話ができて嬉しいです)
七夕に似つかわしくない雨が心配でしたが、さいたま新都心駅に着いた時は止んでいて、会場までは傘をささずに歩くことができました。
さいたまスーパーアリーナ前の広場に着くと、ライブ会場で今まで見たことのない看板に遭遇。
多分物販コーナーとかそういうのだろうと思って、私は物販買わないのでいつもならスルーなのですが、ブロガーの使命感で見に行ってみました。
ちなみに、看板に書かれている”TYM30”は「THE YELLOW MONKEY 30th ANNIVERSARY」の略です。ファンじゃないとさっぱりわかりませんよね。
”イエモン”という呼称が定着しているバンドですが、ファンクラブ的には”TYM”を浸透させたいらしい・・・。(正直、ファンの私でもピンと来ない)
9999ツアーの物販のラインナップ。
被災地への「バラ色募金」をするとピックが貰えます。(さいたまでは時間がなくて行けなかったので、これは横アリのもの)
タワレコは、2019年の春に全国でタワモンカフェ開催したし、今年はイエモンとお付き合いがありますもんね。雨の中ご苦労様です・・・。
さすがさいたまスーパーアリーナを満員にするバンド、会場前は人でいっぱい。
入場するにあたり、未だ不慣れなWEBチケットを出すのにあたふるする私・・・。ちなみに、さいたまスーパーアリーナ行ったのは2018年12月の宇多田ヒカル以来なんだけど、あの時もWEBチケット見にくくて苦労したなぁ。
今回もちゃんと入場できました。
会場前のチェックに時間かかって、ゆっくり花輪を見る時間がなかったですが、とりあえず大好きな綾野剛の花輪を見られたので満足です。
綾野剛は2016年7月10日のさいたまスーパーアリーナ公演を見に来てたそうなので、今日も来てないかなと妄想したり。(はあと)
友達とは無事座席で会えました。
今回私達の座席は、ヒーセ側の前よりのスタンド席で、前回の横アリの花道4列目ほど神席ではなかったものの、ステージより高い位置で全体を俯瞰して見られたので良い席でした。
特にキーボードの鶴谷崇さんの動きがよく見えて、いつもはスタンディングで弾いてるけど、キーボードパートが難しそうな「SO YOUNG」などは座って弾いていたりして、興味深かったです。
6/11の横アリでは演奏されなかった曲
2種類のライブメニューを体験できた者として、ここでは6月11日の横アリで演奏されなかった曲をピックアップしてご紹介したいと思います。(※以下、掲載の写真は過去のライブ写真です)
アルバム『9999』の曲
「ALRIGHT」・・・前回で聴けなくて残念だな~と思ってたら、まさかの2曲目登場で大興奮!!この曲を聴くと、2016年のイエモン再集結を聞いて胸が躍った感動が一瞬にして沸き起こります。
「何よりもここでこうしてることが奇跡と思うんだ」とのところでウルッときました。
「Stars」・・・吉井さんがデヴィッド・ボウイのことを想いながら作った曲だそうです。洋楽に疎い私はデヴィッド・ボウイの曲を聴いたことがないので何も語ることができません。(汗)デヴィッド・ボウイ好きの方には「おぉ!!」と思う曲なんでしょうね、羨ましい。「学生 パパママ お姉さんセレブリティ」という歌詞が出てくると「LOVE LOVE SHOW」冒頭の”おねえさん・・・”を連想しちゃって、吉井さんずっとおねえさん好きなのね、と勝手に妄想。(笑)
「HORIZON」・・・この曲はイエモンには珍しい優しい曲調のバラードなので、前回聴けなくて「大事にとってあるんだな~」と思ってました。今回はアンコール明けに演奏され、独特の世界観に癒されました。
「HORIZON」は、ギターのエマが初めて作詞を手掛けたのと(※今までは全部吉井さん)、吉井さんのファルセットがたくさん聴けるという特徴があり、今後イエモンの新たな可能性を感じさせる曲です。
昔の曲
「Love Communication」・・・5thシングル。私が初めてイエモンを知った思い出の曲。この曲では、私達側の花道に吉井さんが来るわ、ステージ端にはエマがギターソロで来るわ、「どっちを見ればいいの?」という嬉しい悩みが生じるという思い出ができました。(笑)ファンもノリノリでボルテージは上がりまくり☆
「楽園」・・・11thシングル曲。この曲が出た1996年は「僕らは大事な時間を意味もなく削って」いましたが、2019年現在は「いつか僕らも大人になり老けて」ゆきました・・・。約20年歳を取っても、メンバーやファンと一緒に「楽園」を一緒に歌えることをとても幸せに思います。吉井さんがライブで「楽園」を歌う時はいつもアドリブが多いのに、今回は原曲通りだったのが印象的でした。
「Love Sauce」・・・イエモン5thアルバム『FOUR SEASONS』収録曲。すみません、私この曲そんなに聴いてなくて、曲が始まって聴いたことはあるな~と思いつつ、サビが来るまでタイトル思い出せませんでした。(汗) マニアックな選曲でビックリ。
「Love Sauce」は初めてヒーセが作曲した曲。
「パール」・・22thシングル。「宇宙で最も暗い夜明け前 パールをこぼしにハイウェイに飛び乗る」という歌詞にピッタリの、ステージの壁に満点の星空がキラキラと輝き、七夕の夜の思い出に残る1曲となりました。
「SO YOUNG」・・・18thシングル。6/11の横アリでは「JAM」の位置付け的曲なのかと推測。この曲を聴くと、1999年PUNCH DRUNKARD TOURの最終公演である横アリのラスト曲で、吉井さんが歌い終わった時、なんとも言えない表情でギターを外した姿を思い出します。
「追憶のマーメイド」・・・7thシングル。6/11の横アリでは「熱帯夜」的位置付けの曲と推測。若さゆえの欲望に勝てない青年の葛藤を、人魚とのロマンチックな恋物語に昇華させているところが素敵です。
「LOVE LOVE SHOW」・・・12thシングル。6/11の横アリでは「SPARK」的位置付けの曲と推測。吉井さんはこの曲をライブで歌う時毎回ノリノリで色んなアドリブが飛び出し、それを聴くのがファンの楽しみでもあります。
今日のアドリブというか替え歌は・・・
①「知らない遊びをしよう」→「知らないホテル、いや遊びをしよう」・・・過去のライブで「知らないホテルへ行こう」と歌っていたこともあるのですが、今回は言いかけてやめたのか、やめたふりまで計算に入れていたのか、真相は吉井さんのみぞ知る。
②「私はあなたの馬」→「私はあなたのエマ」・・・吉井さん、どれだけエマちゃん好きなの。(はあと)
作詞・作曲は吉井さん本人だし、ファンも楽しんでいるので、これからも自由に歌ってくれるのを楽しみにしています。
吉井和哉語録
吉井さんは歌でアドリブを入れたり、MCも面白いことをたくさん言って、毎回ライブに来るファンを楽しませてくれます。
ライブに行ったからこそ聞ける、そんな貴重なお言葉をここでお伝えしたいと思います。
①「(さいたまスーパーアリーナの略称”たまアリ”にかけて、『たまありますか~?』」とファンに問う。・・・思わず言いたくなっちゃう感じが微笑ましいですね。
②「SUCK OF LIFE」のアドリブ。・・・ゲイの恋愛の歌で「女はケモノさ 君には必要ない」という歌詞があるのですが、今日のライブでは「女はケモノさ 俺たちには必要ない、いや、ちょっとある」と歌ってて爆笑でした。思わず吉井さんの本音が出ちゃったんですね。(”俺たち”はうろ覚えなので間違っているかもです・・・)
③「菊池兄弟に無茶ぶり」・・・途中でヒーセの機材トラブルが発生し、吉井さんは場を繋ぐために、エマを踊らせた後、アニーに「最近のモノマネやってよ」と言っていました。(アニーには断られていたが)
また、ヒーセに「大丈夫?カツラ?」と言ってたのも面白かった。
菊池兄弟の反応が面白かったです。
④「エマか、エマ以外か。」・・・メンバー紹介にて。歌舞伎町のカリスマホスト・ローランド語録「俺か、俺以外か。」のアレンジです。あまり反応が良くなかったのにも関わらずもう1回言ってました。吉井さん的には気に入ってたんですね。
⑤「お前たちには吉井和哉がいる。(少し経ってから)お前と言ってすみません。」・・・解散前の尖っていた頃の吉井さんだと考えられない発言ですね。年と経験を重ねてたいそう腰が低くなったと思った瞬間。他にも、「お足元の悪い中、ありがとうございます」というロッカーらしくない発言にも笑いました。
⑥「みなさんも恥ずかしいでしょうし、別に周りに僕たちのこと宣伝しなくていいです。宣伝は私たちでしますから」・・・同じ発言を横アリでもしてました。自虐ギャグなんだろうけど、大御所の自信の表れなんですかね。多分、いくら売れても、バンドの根っこにある「見てはいけないもの」「恥ずかしいもの」みたいな部分を消したくないのかな~なんて思いました。
⑦「再集結にまつわるエピソードで懺悔」・・・「バラ色の日々」の長めのイントロをBGMに、吉井さんがファンへのメッセージを言うのが恒例となっているのですが、吉井さんがいきなり「懺悔があります」と宣言。
「再集結のきっかけは、2013年7月7日に吉井和哉がロンドンのハイドパークで見たローリングストーンズのライブに感動して、その日にメンバー全員に『僕と一緒にバンドやってください。』と一斉送信した。」
と公に発表していましたが、吉井さんが観たローリングストーンズのライブは7月13日だったそうです。どうしてもドラマチックなものにしたくて七夕に脚色しちゃったようです。
とまぁ、今回も吉井さんは発言でも色々楽しませてくれました。ファンサービス旺盛な方ですね♪
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イエモンのライブアルバム。吉井さんはライブのアドリブ歌唱が多いのですが、それがまた秀逸でファンの楽しみになっています。(笑) これを聴いて、原曲との違いを楽しんでみてください。
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終わりに
イエモンライブ@さいたまスーパーアリーナのレポ、いかがでしたでしょうか?
イエモンのライブチケット、地方ではまだ販売されているそうなので、興味のある方は是非行ってみてくださいね。