今回の記事は、2019年4月11日に行った映画のロケ地で有名なアイト・ベン・ハッドゥの記録です。
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アイト・ベン・ハッドゥ
映画のロケ地で有名
アイト・バン・ハッドゥは、ワルザザードから西33kmにあります。モロッコ名物の日干し煉瓦の古いクサル(要塞化された村)の一つで、他のクサルに比べて保存状態は格段にいいそうです。
小川のほとりにある丘の斜面に建つこの村は、巨大な門や高い城壁、銃眼が配置された搭などがいくつも建てられ、難攻不落の要塞を思わせます。
その現実離れした不思議な村の姿は映画のロケ地として重宝され、「アラビアのロレンス」「ソドムとゴモラ」「ナイルの宝石」「ハムナプトラ2」「プリンス・オブ・ペルシャ/砂の時間」などの舞台になっています。(私はそれらの映画を見ていませんが・・・)
アイト・ベン・ハッドゥ遠影。
ラルクMVでモロッコに目覚めた場所
なんでモロッコに行きたいと思ったのか?
今まで色んな人に「なんでモロッコに行きたいと思ったの?」と聞かれましたが、その答えはズバリ・・・
ラルク・アン・シエルの「風の行方」MVのロケ地で、その世界観に魅せられたから!!
それが、ここ「アイト・ベン・ハッドゥ」だったのです。
L’Arc~en~Ciel「風の行方」
では、MVの撮影の様子をどうぞ。
メンバー全員集合写真。
1994年当時のhydeさんはロングヘアで中性的な美貌が魅力でした☆
もともと画家志望だったから絵もとても上手い、素敵☆
地元の人達と一番打ち解けてそうなギターのkenちゃん。
木彫りの猫をあげたりして、いいあんちゃんっぽい。
リーダーでもあるベースのtetsuya。(当時はtetsu表記)
この当時一番V系っぽいいでたちだったことは否めません。
ドラムのsakura。
現地の人っぽい黒装束、民族楽器っぽい太鼓、最後にはロバにも乗るというモロッコに寄せたパフォーマンスが素晴らしい。
ちなみにこのMV動画は「Siesta 〜Film of Dreams〜」内に収録されています。
「風の行方」MVの他にも、ロングヘアのお美しいhydeさんのイメージ映像などもあって、目の保養になりますよ。
「風の行方」はメジャー1stアルバム『Tierra』に収録されていますが、その他の曲も名曲揃い!!
「風の行方」のライブ映像も素晴らしいです。
アイト・ベン・ハッドゥ体験記
そんな訳で、思い入れがありすぎのアイト・ベン・ハッドゥへいざ行かん!!
対岸から橋を渡ります。
入場口。どうやら無料の様子。意外…。
民族衣装の地元民の方、風情があっていいですね。
ピノキオの鼻を思い出すのは私だけでしょうか。
村内には、こんなオサレカフェもあります。
早朝なので、お土産屋さんもまだ準備状態。
パラソルが和傘っぽくて懐かしく思える。
あ~、MVで見たアングルだ~!!嬉しい!!
この犬が人懐っこくて、ずっと私達ツアーに付いてきて可愛かった。
(狂犬病の予防接種してないから、触ってはいけないとのこと)
この階段を昇りきると、天国に繋がってそう・・・。空が青い。
この穴もMVで出てきた~!! わ~い!!
その穴から村を眺めた図。ここから外敵を撃ってたのかな?
城壁に入ると小高い丘があり、てっぺんに建物が見えます。
残念ながら、建物の扉は閉まっていて中には入れませんでした。
引き返し中。あ~何もかもがMVで映っているように見える。
小屋の中では村民の暮らしの道具が展示されていました。
この子が人懐っこすぎるから、アップで写真を撮りました。(くれぐれも狂犬病には注意)
名残惜しいけど、アイト・ベン・ハッドゥにさよならを言います。
入場口前にイイ感じのカフェがあったので、個人旅行なら寄ってたと思います。
終わりに
ここで言いたいことは、「子どもの時は無理でも、思い続ければ願いは叶うんだよ」ということです。
アイト・ベン・ハッドゥ、そしてラルクよ、大いなる感動をありがとう・・・。
次回は、マラケシュに移動して、「現代の地上の楽園 マジョレル庭園」をご紹介します。