【モロッコ】カサブランカ ハッサン2世モスク(HISツアー8日間)

モロッコの旅もいよいよ最終日、13回続いたモロッコ旅行記もこれで最終回です。

関連項目:シャウエンの青の世界でリアルに迷子になる

フェズ 古代と現代が交錯する街

サハラ砂漠 ラクダに乗って隊商気分

アイト・ベン・ハッドゥ 映画のロケ地で有名

今回の記事は、2019年4月12日に行ったカサブランカハッサン2世モスクをご紹介します。

 

目次

カサブランカ ハッサン2世モスク

カサブランカってどんな街?

「カサブランカ」という名前は、1515年にポルトガル人によって「白い家」という意味で名付けられました。1907年にフランス軍に占領されてからは外国人の住民が増え、ヨーロッパの影響を強く受けるようになりました。

第二次世界大戦後の1956年にモロッコがフランスから独立し、その後カサブランカはモロッコ最大の都市として繁栄し、モロッコの商業・金融の中心地としてだけでなく、アフリカ有数の世界都市にまで発展しました。(モロッコの首都はラバトだが、国内の人口はカサブランカが一番多い

 

ムハンマド5世国際空港。通称:カサブランカ空港。(モロッコの空港なのに、モロッコの通貨ディラハムが使えないという不思議な空港でした)

 

カサブランカの名を世に知らしめたもの

といえば・・・

 

『君の瞳に乾杯』でお馴染みの、映画「カサブランカ」ですよね!!

 

昔の作品のDVDって安い!!

 

もしくは、日本人で昔の歌謡曲を知っている人だと沢田研二「カサブランカ・ダンディ」でしょうか?(歌詞に出てくる”ボギー”が、映画「カサブランカ」主演俳優の愛称だそう)

 

1979年紅白歌合戦より。この頃のジュリーは本当にカッコイイですね☆

 

「カサブランカ・ダンディ」収録のベストアルバム。私も持ってますが名曲揃いでお薦めです!! 

 

・・・話が飛躍してしまいましたが、カサブランカの紹介はこのくらいにして次に進みたいと思います。

 

ハッサン2世ってどんな人?

ハッサン2世(1929.7.9.~1999.7.23.)は、モロッコの前国王 (在位 1961~99)です。
(カサブランカ空港名にも冠されるムハンマド5世は父現国王のムハンマド6世は長男

 

フランスのボルドー大学で法律を学び,父・ムハンマド5世前国王とともに独立運動を指導しましたが,1953年コルシカに,次いでマダガスカルに流刑となりました。

1955年帰国を許され,陸軍司令官となり、1956年3月モロッコ独立後,1957年王太子,1960年副首相兼国防相,1961~1963年首相となった。この間,1961年国王の死により即位。65~67年再び首相を兼任。 72~73年アフリカ統一機構 OAU議長。2度クーデターが起きましたが、どちらも未遂に終わり助かるという経験をしています。

1960年代から1990年代までの独裁政権期は「指導の時代」と呼ばれ、反体制派の人々は暗殺されたり行方不明になったりしたそうです。ハッサン2世は民主制議会を維持しており、1991年には数百人の政治犯を釈放しました。1999年に崩御したことにより、長男のサイディ・ムハンマド王太子が国王に即位し現在に至ります。

 

体験記

カサブランカ唯一の観光名所

添乗員さん曰く、「カサブランカは仕事をしに行く所で観光する所はほとんどない。唯一あるのがここハッサン2世モスクだそうです。

ハッサン2世が、北アフリカを象徴するモスクを目指し、1986年から8年の歳月をかけモロッコ全土から数多くの職人を集め建設させました。モスクの礼拝堂には約2万5000人、敷地には約8万人を一度に収容することができます。

総工費推定US8億ドルとも言われ(実際はもっと凄い!?)、贅の限りを尽くしたという言葉がピッタリのこのモスク、見ないわけにはいきません!!

 

2015年には映画「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」のロケ地として注目されました。

 

ハッサン2世モスクは、モロッコ国内で唯一、ガイドツアーを利用すれば異教徒も入場できるモスクだそうです。(ただし、日本語のツアーはなし

残念ながら、私達の行程にそのガイドツアーは含まれてなかったので内部には入れず(トイレは借りられましたが)、ただただ外観写真を撮るのみでした。

 

ツアーバスの車窓から眺めた図。

 

バスを降りて、モスクに近づきます。まずは左側から見学しようかな・・・。

 

ここがモスクの左端です。トイレの入口もこの辺りでした。

 

左に目をやると、そこは大西洋です。海風が気持ちいい。

 

少しづつ、中心部のミナレットに近づきます。

 

ハッサン2世モスクは、国内最大級のモスクで・・・

全長210メートルのミナレットは世界一の高さを誇ります。

 

タイルの小片で模様を作り上げるゼリージュと呼ばれる技法がとても美しいです。

 

アーチの中の天井も気になるので見てみましょう。

 

モノクロの万華鏡の世界・・・。

 

モスクの中が気になるけど、入れないジレンマ・・・。

 

なんかもうよくわからないけど、とにかくスゴイ。

 

イスラム建築の中の噴水って、なんかオアシスみたいで好きです。

 

内部を観たい人は・・・

『地球の歩き方』のサイトで、ハッサン2世モスクの内部の写真を公開しているのでご覧ください。

https://tokuhain.arukikata.co.jp/marrakesh/2018/08/no91casablancamosquee_hassan-i.html

 

これを見て「いつかモスク内部に入ってみたい!!」と思った方は、先ほど言いました異教徒でも入れるガイドツアーを利用しましょう。

私も、「このためにもう1回モロッコ行くのもありかな」なんて思いがよぎりました。(笑)

 

終わりに

いかがでしたでしょうか?

13回に及ぶモロッコ旅行記、最後はカサブランカのハッサン2世宮殿でおしまいです。

最終日まで異国情緒のある、美しい建物に魅せられた旅でした。

8日間という限られた行程なので、私はモロッコの一部分を見たに過ぎませんが、アイト・ヴェン・ハッドウ、シャウエン、フェズ、マラケシュ・・・行きたい所は全部行けたので満足です

この旅行記を見たみなさんが、モロッコに興味を持って行ってみたいな~と思ってくだされば、こんなに嬉しいことはありません。

 

次回は”祝!令和元年”ということで、「京都ゼスト御池 京都と皇室の軌跡 ~平成から令和へ~ パネル展」をお送りします。

 

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この記事を書いた人

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