2019年5月18日「旅する都民のときめきブログ」を改題
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四谷 東長寺 水の苑が美しいモダン寺

城・神社・寺・教会・公園 など

私は寺社巡りが好きで都内でも色々回っているのですが、今回は四谷エリアにある水苑がある珍しいお寺、東長寺をご紹介したいと思います。

 

萬亀山東長寺

平成元年 開創400年記念事業により大幅リニューアル

萬亀山東長寺は曹洞宗寺院で、文禄3(1594)年、雪庭春積大和尚により開創され、慶長7年(1602年)に百人組の武士土肥孫兵衛が開基となり創建されました。

江戸時代に興隆を極めましたが、明治元年火災に遭い、その復興後も第二次大戦の東京大空襲により再び堂宇を失ってしまいました。以後、東長第三十二世禅嶽興準大和尚と檀信徒の努力により本堂、書院、庫裡と、順次再建されていきました。

開創から約400年経ち、現在の伽藍は、東長第三十三世慈嶽和夫大和尚発願のもと、「開創400年記念事業」として平成元年に竣工したものです。禅宗の伽藍配置にならい、7つのお堂が適所に配置されています。また、街を歩く人が一時の静寂を得ることを願い、境内に水苑を造り、心安らぐ空間としました。

山門左にある可愛いお地蔵様に癒されます。

 

総評

感動レベル☆☆☆☆☆ 初めて見た時、「こんなお寺見たことない!!」と感動しました。   

リーズナブル度☆☆☆☆☆ 無料です。

空いてる度☆☆☆☆☆ 私以外誰もいませんでした。

撮影自由度☆☆☆☆☆ 撮影自由です。

子連れも楽しめる度☆☆☆ 独特の雰囲気にお子様も喜ぶのではないでしょうか? 夏は水に入らないように注意しましょう。

 

体験記

東長寺に行った理由

四谷エリアを散歩していたら通りがかり、立派な山門と内部の広い水苑に惹かれて入りました。

 

東長寺の行き方

東長寺の住所が新宿区四谷なので四谷と言ってますが、エリア的には新宿と四谷のちょうど境目です。

・丸の内線新宿御苑前から約570m、徒歩約8分
・丸の内線四谷阿三丁目駅から約700m、徒歩約10分

 

立派な山門

私は新宿御苑前駅から東長寺に向かいました。

 

外苑西通りの向かいから眺めた図。道路が坂なので斜めに見えます。

 

早速山門に入ってみましょう。

 

ワクワク・・・。

 

美しい水の苑

本堂正面の廻廊に囲まれた空間には、一面に水を張り、本堂前庭とし、「水の苑」と名付けました。水の苑は、この世を構成する要素である水、地(石)、火、風、空という五つの要素から成り立っています。

 

水の苑現れる!!左から時計回りで廻廊を回ってみます。

 

本堂前も通れるので行ってみましょう。

 

本堂前から山門を眺めた図。本堂を覗くと法要中でビックリしました。

 

これ飛び石かな?乗ってもいいのかな?なんてよく見ると・・・。

 

石に一つ一つ檀信徒の名前が刻まれてる!!これは乗れませんね。

 

山門側に戻りました。

 

廻廊の壁画

水苑の廻廊には、釈迦の人生やその教えを描いた漆の壁画があります。この壁画は、中国の現代美術家、蔡國強が独自の解釈で原画を制作し、輪島の漆職人たちが伝統的な技術で仕上げたものです。

時計回りで壁画の写真を撮って行ったので1枚づつ紹介したいと思います。仏教は詳しくありませんが、壁画を見て自分なりの解釈を書きたいと思います。

 

浄飯王と摩耶夫人が結婚し、釈迦が産まれました。2人は新婚時代、自転車の二人乗りをしていたのか!?

 

太陽がかかった山と、BOEING747の文字、そして街。下には新幹線が走っています。現代の科学技術を表現しているのでしょうか。

 

どこかの星から見た地球と紙飛行機。釈迦の前世は宇宙人だった!?

 

山村の上にはUFOらしきものが。右端に法輪が見えます。

 

左:法輪→仏の教え。仏法が人間の迷いや悪を打ち破り追い払うのを、古代インドの戦車のような武器(輪)にたとえていったもの。

右:仏足跡→釈迦の足の裏の形を表面に刻んだ石。インドの初期仏教では仏がそこにいることを示すしるしとして用いたが、のち礼拝の対象とされた。

 

釈迦は出家を決意し、牡丹の園のような王城を出て旅に出ました。

 

釈迦の修行の旅は続きます・・・。

 

釈迦の修行の様子。雑巾がけと勤行は欠かしません。

 

沙羅双樹=釈迦の入滅を表します。

 

左は弁財天と蓮の花があるから極楽浄土で、右の通勤ラッシュはこの世の地獄を表しているのかなと解釈。おしまい。

 

出口

水の苑で仏の世界にどっぷり浸かった後は、山門をくぐり外界に戻ります。

 

入る時は気付かなかったけど、床に凝った彫が施されていました。

 

エレベーター付き鐘楼!!

鐘楼は2001年に建立され、鐘には世界の安寧を祈願する僧や檀信徒の名が刻銘されています。歳末法要後の除夜の鐘をは、檀信徒だけでなく一般参詣者も衝けるようになっています。

 

エレベーターも付いていて、バリアフリー対応。

 

墓地と繋がっているので反対側からも見えます。

 

多宝塔も近代的

多宝塔は当山檀信徒の総墓であり、没後33回忌を過ぎた方々の合葬墓です。祖霊として昇華されたご先祖を祀り、供養しています。

 

多宝塔もコンクリート造りで新しさを感じます。

 

中には2体の仏像があり、天井から降り注ぐ光が後光のようです。壁には壇信徒の名前が刻まれています。

 

こども食堂やってます

最近「子どもの貧困」や「孤食」なんて問題をよく聞きますが、東長寺ではそんな子どもたちに食事を提供するこども食堂を定期的に行っています。

「困っている人を助けるというお寺本来の機能を果たしていて、素晴らしい試みですね。

 

子どもだけでなくパパママも参加可能だそう。ここで新たなコミュニティが生まれそうですね。

 

こども食堂の会場であるカフェきあん

 

地下にも施設はありますが・・・

地上を1階とすると、水の苑や本堂は2階、1階に書院、食堂(じきどう)、地下1階に観音堂、千手堂、地下2階に開山堂、羅漢堂があるそうですが、檀信徒でない私は勇気がなく中に入ることができませんでした。

 

その先が気になる地下への入口。いつか一般の人も参加できそうな行事があれば行ってみたいと思います。

 

概要

住所:東京都四谷4-34
代表電話番号:03-3341-9746(午前9時〜午後5時)
開門時間:午前9時〜午後5時
公式HP: http://www.tochoji.jp/

 

 

終わりに

いかがでしたでしょうか?

平成元年にできただけあって近代的でオシャレなお寺ですね。そして何より水の苑が美しく心癒されます。ベンチもあるので、天気のいい日はしばらく水を眺めてぼーっとしていたくなります。

水の苑は一般開放されているので、新宿御苑や四谷に来たついでに是非お立ち寄りください。

 

次回は、「東京でアジア旅行気分を味わう」をお送りします。