2019年5月18日「旅する都民のときめきブログ」を改題
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飛鳥山 紙の博物館 パピルスから現在の製紙業まで 紙の歴史が丸わかり

ぐるっとパス

今回は、ぐるっとパスで無料で見学できる紙の博物館についてリポートします。2018年7月8日(日)に行った時の記事です。

 

紙の博物館

 紙の博物館とは

みなさんは、「王子製紙」っていう会社名聞いたことありますよね?

北区は王子製紙の前身である抄紙会社が設立された地で、昭和25年に王子製紙王子工場跡地に製紙記念館ができました。

時代と共に紙の博物館と名前は変わり、平成7年首都高速中央環状線建設に伴い飛鳥山公園内に移転し、現在に至ります。

 


紙業界の競争があって、現在の製紙技術の発展があるのですね。

 

総評

感動レベル☆☆☆「紙の博物館」って、ありそうでないので新鮮でした。

リーズナブル度☆☆☆☆ ぐるっとパス持参で無料、ないと300円です

空いてる度☆☆☆☆☆ 休日でも空いてました。

撮影自由度☆☆☆☆☆ 館内を自由に撮影することができます。

子連れも楽しめる度☆☆☆☆ 私達の生活に欠かせない紙について学べるのは社会科見学に最適だし、小学生向けの展示コーナーもありわかりやすくていいと思います。

 

体験記

 紙の博物館を選んだ理由

先日友達とイエモンファンの吉井さんゆかりの地ツアーで飛鳥山公園に初めて行った時、公園内に北区飛鳥山博物館紙の博物館渋沢史料館があることを知り、機会があればまた行きたいなと思っていました。

後日ぐるっとパスを購入したら飛鳥山博物館紙の博物館対象施設ということがわかり、この2施設は無料&渋沢資料館は自腹で3つまとめて夫と行くことにしました。

 

 北区飛鳥山博物館への行き方

私達夫婦のぐるっとパスの有効期限は7月10日で、二人とも6月下旬に仕事を始めたので実質ぐるっとパスを使ってのお出掛けできる日は今日が最後です。

JR京浜東北線王子駅が最寄りだそうですが、私達は東京メトロ南北線西ヶ原駅で下車して、飛鳥山公園を目指しました。

5分くらい歩くと公園の駐車場が見えてきて、駐車場を通り過ぎると渋沢史料館が見えてきます。まず渋沢史料館と付属施設の晩香廬青淵文庫を見てから、隣の北区飛鳥山博物館を見学しました。そして最後に奥にある紙の博物館へと向かいます。

 

常設展示

エントランスホール

建物に入ってみると、左に早速「聖徳太子御影」(奥田元宋画)がお出迎え。

「あれ、ここって歴史博物館だっけ!?」と思うなかれ。聖徳太子は仏教を広めるために製紙を奨励したことから、この場所を飾る絵に選ばれたとか。

 

右にあるのは「ボロ蒸煮釜」といって、衣服のボロをこの釜で煮て紙の原料にしていたそうです。昭和40年まで特種製紙岐阜工場で実際に使用されていました。

 

受付でぐるっとパスを提示して、第1展示室に入ります。

 

第1展示室 現代の製紙産業

日本の紙原料の割合。古紙が64%ときいて、木材よりも多く紙の原料に使われてて良かったと思いました。私ももっと紙リサイクルに協力しなきゃ。

 

ポケットグラインダー

 

連続蒸解釜模型

 

円網ヤンキー式抄紙機

 

色んな製品に紙は使われているんですね。

 

輪転機用鉛版”輪””転”と聞くと、”輪廻転生”の略かと思ってしまう私。

 

段ボール製造機

 

木材チップ専用船「新本州丸」。なぜ日本の国旗じゃないんだろう!?

 

第2展示室 紙の教室

お子様連れの皆様、お待たせいたしました。子ども向けの展示コーナーです。

 

「世界では色んな材料から紙ができているんだよ」ということを紹介する展示

 

クイズ形式で蓋を開けると答えが分かるという仕組みになっています。「象の糞」というのが一番ショッキングだった。(臭わないらしいですが)

 

 

森のリサイクル。8年の植林リサイクルの流れがわかる展示です。

 

紙と森とエネルギーのリサイクル。大人でもためになります。

 

第3展示室 紙の歴史

歴史好きとしては一番興味をそそられるコーナーです。

 

パピルス。もちろんエジプト。世界史で習いましたね!!

 

17世紀にはもう楽譜が存在していたんですね。

 

モンゴルの木簡。紙ではないけど、「書写材料」の展示ということで。

 

仏像画キター!!!!

 

おもちゃ絵「かつら合わせ」。江戸時代。日本のお土産にどうぞ。

 

江戸時代の合巻という名前の読み物。江戸時代の識字率が高かったのは、紙や印刷の技術のお蔭なんだろうなと実感。

 

雲紙及び墨流し。わびさびって感じですね。

 

明治時代の国定教科書。明治維新後だんだん和紙から洋紙に切り替わっていったそうです。

 

洋紙商標集。アールデコな感じが好きです。

 

歌舞伎の舞台衣装。昭和62年中村扇雀が実際に舞台で着用したものらしいです。紙の常識を覆してますね!!

 

しろね大凧。凧は日本の誇る文化です。

 

金唐革紙の製造法と素材。まさに和洋折衷。

 

このゴージャスさがたまらない。旧朝香宮邸旧岩崎邸にこんな壁紙があったような。

 

記念碑コーナー

明治初期の製紙工場の門扉・紙商の看板・石碑等の展示コーナーです。

 

概要

住所:東京都北区王子1-1-3(飛鳥山公園内)
TEL:03-3916-2320
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休 館 日:月曜日(祝休日の場合は開館し、翌平日休館。ただし4/2、12/25は開館)5/2、6/12、8/14、9/26、11/6・27、12/4・11・18、3/22、年末年始(12/26~1/4)

URL: http://www.papermuseum.jp/

 

終わりに

紙の博物館は、普段の生活になくてはならない紙について、改めて考えさせてくれる貴重な施設でした。子どもだけでなく大人にとっても学ぶことがたくさんありました。

東京に10年以上住んでいても全く行ったことのない北区でしたが、吉井さん飛鳥山公園にある博物館のお蔭で私はこの地に降り立つ機会ができ、新たな魅力を発見できて良かったです。

 

次回は、渋沢史料館をご紹介します。