2019年5月18日「旅する都民のときめきブログ」を改題
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千代田区 工芸館じゃない方の東京国立近代美術館 企画展に要注意

ぐるっとパス

今回は、ぐるっとパス持参で①所蔵作品展は無料②企画展は100円割引きで見学できる東京国立近代美術館についてリポートします。2018年7月1日(土)に行った時の記事です。

 

東京国立近代美術館

東京国立近代美術館とは

当美術館のすごい点は、明治から現代まで幅広いジャンルの13,000点を超える国内最大級のコレクションを所蔵しているところです。その中には重要文化財が含まれていたり、誰もが知っている横山大観、菱田春草、岸田劉生らの作品もあります。

また企画展として、著名な作家の個展や、時代や社会を映したテーマ展も年に数回開催しています。

 

総評

感動レベル☆☆☆窓からの皇居の眺めと所蔵作品展は良かったけど、企画展が値段が高い割に好みじゃなかったのでマイナス☆2つ。

リーズナブル度☆☆ ぐるっとパス持参で①所蔵作品展は無料②企画展は100円引き

空いてる度☆☆☆ 結構人はいましたが、ストレスにはならないレベル。

撮影自由度☆☆☆☆ 所蔵展も企画展も一部の作品を除いてほぼ撮影自由でした。

子連れも楽しめる度☆ あまり子ども向けではないと思います。

 

体験記

 東京国立近代美術館を選んだ理由

東京国立近代美術館工芸館の記事で書きましたが、東京国立近代美術館工芸館のレンガ造りの建物に魅せられ行きたくて、近くにある”工芸館じゃない方”ぐるっとパス対象施設だったのでついでに行くことにしました。(同じく近くにある、ぐるっとパス対象施設の科学技術館も行くつもりだったが、時間がなくて断念しました)

よって、当美術館については”近代”というワード以外は何の前知識もなく行きました。

 

 東京国立近代美術館への行き方

東京国立近代美術館工芸館の見学を終えて、元来た竹橋駅方面に戻ると・・・

 

徒歩10分以内で”工芸館じゃない方”東京国立近代美術館に到着します。

 

入場前からして、既にトンガッた作品がお出迎え。

 

1100円も払ったのにあまり好きじゃなかった企画展

ひとつ前の東京国立近代美術館工芸館で「今日は無料の日です」と言われて、「きっとこの”工芸館じゃない方”も無料だろうけど、一応ぐるっとパス出しとくか~」なんて余裕綽々な気持ちで受付に提示すると、

「今日は所蔵作品展は無料の日ですが、企画展のゴードン・マッタ=クラーク展は有料なので、ぐるっとパスの100円割引券を使って1100円になります。どうしますか?」

と言われ驚愕。夫と2人分だから2200円だよ。どうしよどうしよ~!!

「じゃ、(ゴードン・マッタ=クラークがお金払って観るほどのものかどうかスマホで調べて)考えます。」と言って一度下がりたかったのはヤマヤマだけれど、後ろに人は待ってるし、ちょっとやりにくい雰囲気。

「待てよ、これはもしかしたら運命的な芸術との出会いかもしれない、食わず嫌いせずに試してみろ」という自分の勘を信じて「じゃ、企画展も観ます」と言って2200円を払ってみた。さぁ、吉と出るか凶と出るか・・・!?

 

 

答え・・・イマイチ~!!

 

ゴードン・マッタ=クラークは、ニューヨークを中心に活躍したアーティストで、空き家を真っ二つに割った作品などが有名だそうです。

私にとっては、椎名林檎が「罪と罰」のPVでベンツを真っ二つにしてたのが衝撃的だったけど、既に先人がいたのね。

 

 

芸術活動をしているうちに結果的に違法行為(不法侵入とか器物損壊!?)になってしまい、アメリカを追われて海外に逃げたりもしたそうな。

 

「円錐の交差」(下の3作品が1セット)

遂にフランスに進出して、パリの建物も穴開あけちゃったよ~!!一応「周囲の助力によって、二棟続きの住宅を使うことができました」って書いてあるから、これはセーフなのかな?

 

とにかくクレイジー過ぎて、ついていけませんでした・・・。

 

「眺めのよい部屋」から皇居を眺めてしばし休憩

こんな名前付けるだけのことはある!! 桜の時期とかすごそう。

 

所蔵作品展は好みの物が多くてホッとした

所蔵作品展「MOMATコレクション」(所蔵品ギャラリー、2~4F)は、会期ごとに200点を厳選して展示いるそう。

MOMATってマルモッタン・モネ美術館の略に似てるななんて思ってたら、”The National Museum of Modern Art, Tokyo”の略らしい。絶対わかりません。

 

 

原田直次郎「馬龍観音」 和洋折衷な宗教画はエキゾチックで良いですね。

 

 

荻原守衛「女」 これ中学の教科書で覚えました。懐かしい!!

 

 

古賀春江「海」 ポーズとか全体の構図とか謎だけど、明るいタッチだからOK。

 

小泉癸巳男「両国の川開き」

まさに今の季節にピッタリな版画。小泉癸巳男の作品はたくさん展示されてて、懐かしい日本の風景ばかりでした。

 

 

川口軌外「静物(マンドリン)」 シャガールっぽい。

 

 

川上涼花「鉄路」 ゴッホっぽい。

 

 

山下新太郎「靴の女」 ルノワールっぽい。

 

 

ポール・セザンヌ「大きな花束」 また”~っぽい”シリーズかと思ったら、今度は本物だった!!

 

 

新海竹太郎「ゆあみ」

”湯浴み”であって、優愛美ちゃん(←最近のキラキラネームにありそう)ではありません。裸体でも、古風な日本人女性の奥ゆかしさが損なわれてないところがいいなと思います。

なぜ色違いで2体並んでるのかというと・・・。

入浴前(寒くて青白い)

 

入浴後(お湯が熱くてのぼせた)

・・・というビフォーアフターを表現したかったに違いない。(絶対違う)

 

 

小坂芝田「渓山積翠」 いかにも和な作品もありました。”しばた”じゃなくて”しでん”と読むそうです。

 

 

トニー・クラッグ「メーター(計測器)」 絵以外にもこういった造形物コーナーもありました。

 

概要

住所:東京都千代田区北の丸公園3-1
TEL:03-5777-8600
開館時間:10:00~17:00、土曜日は20:00まで(入館は閉館30分前まで)
休 館 日:月曜日(祝休日の場合は開館し、翌日休館)年末年始(12/28~1/1) 展示替期間

URL: http://www.momat.go.jp/am/

 

終わりに

いっぱいありすぎてお腹いっぱいな美術館でした。そして今回の経験で、料金の詳細&企画展は自分好みかどうか事前にチェックすべきだと痛感しました。

次回は、東洋文庫ミュージアムをお送りします。