【麒麟がくる 第一回】ネタバレ 感想 タイトルの由来が明らかに

2020年1月19日、ついにNHK大河の「麒麟がくる」放送が開始されました。

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当記事ではネタバレや感想を書いていきます。

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話題の大河ドラマが、遂に始まりました。
目次

麒麟がくる 第一回「光秀、西へ」ネタバレ 感想

出演者

史実に出てくる人物

明智光秀:長谷川博己
斉藤道三:本木雅弘
斎藤義龍:伊藤英明
小見の方:片岡京子
帰蝶:川口春奈
牧:石川さゆり
松永久秀:吉田鋼太郎
三淵藤秀:谷原章介
織田信秀:高橋克典

「麒麟がくる」オリジナルの架空の人物

菊丸(農民):岡村隆史
駒(戦災孤児):門脇麦
望月東庵(京の医師):堺正章

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ネタバレあらすじ

時代背景

「麒麟がくる」の舞台は、室町幕府が弱体化し下克上の気運が高まる1540年代。

光秀の地元である美濃は、守護の土岐家を凌いだ守護代の斉藤道三が国を統治している状態です。

前半生が謎に包まれている明智光秀ですが、「麒麟がくる」では光秀の父は亡くなっており、同居している叔父の明智光安が美濃の国境の荘園・明智荘を治めているという設定です。

鉄砲との出合い

冒頭では、領地を荒らしに来た夜盗を光秀は応戦し撃退しますが、その戦闘をきっかけに敵の持っていた「鉄砲」の存在を知り、興味を持つようになります。

斉藤道三に直談判

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そこで光秀は、美濃守護代・斎藤道三に鉄砲の素晴らしさを説き、鉄砲の生産地である堺に行かせてほしいと説得します。

「得をしない話には乗らない」という道三に対して、「堺に行かせてくれれば鉄砲を買ってくる」、「病身の小見の方(道三の正室で、光秀の叔母)の病を治してくれる名医を京から連れてくる」という約束と引き換えに、旅の許可と旅費を貰えることになりました。

旅立ちを前に、母から言われた言葉

自宅に帰った光秀は、母の牧に「殿に『堺や京の都に旅に出たい。』と申しましたら許可が出ました。一両日中に出ます。」と告げます。

その夜、牧は「そなたは土岐源氏の誉れを身に受けているのです。旅先でもそのことは忘れてはなりませんよ。」という言葉を、息子へのはなむけの言葉として送りました。

松永久秀のおかげで鉄砲を入手 in堺

光秀が堺の刀屋「辻屋」に着くと、ちょうど幕臣の三淵藤秀が鉄砲を求めるところに遭遇したので、鉄砲の試し打ちに立ち会う機会に恵まれます。

「辻屋」の店主・宗次郎は、田舎守護代の家臣である光秀を見くびっていて鉄砲を売ってくれませんでした。

その時、堺で幅を利かせている松永久秀が辻屋に登場し、光秀を気に入り飲みに誘います。

お酒に弱い光秀は、飲みの場で酔いつぶれてしまいます。

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翌朝目を覚ますと、懐のお金と引き換えに枕元に久秀の置き手紙と鉄砲が置いてあり、光秀は念願の鉄砲を手に入れることに成功しました。

駒、東庵との出会い in京都

次に赴いた京で、道で出会った僧侶から聞いた「六角堂の近くに望月東庵という名医がいたが、今はどうか・・・。」という微妙な情報を元に、光秀は東庵を訪ねます。

関連記事:六角堂は現在京都の中心部にあり、筆者も行ったことがあります。

【京都 六角堂(頂法寺)】池坊発祥の地 鳩の無法地帯

東庵の助手である駒が口利きをしてくれましたが、東庵には「公家や大名を診るのはやめた。美濃には行かない。」と断られてしまいます。

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その直後戦乱により町は大火事に見舞われ、光秀は、東庵たちが可愛がっていた近所の女の子・梅を燃えている家から助け出します。

梅を助けてもらった恩義から、東庵は光秀に「美濃にでも行くか。善は急げと申すからな。」と告げます。

尾張VS美濃 帰蝶初登場

舞台は京を離れ、織田信秀率いる尾張の軍勢が美濃に攻め入ろうとしている様子をクローズアップします。

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美濃の斉藤家では、嫁に行ったはずの帰蝶が戻ってきていて「戦に加えてほしい。」と父・道三に頼みますが、断られてしまいます。

帰蝶はその場にいた光秀の叔父・光安に「明智の伯父上、十兵衛(光秀)は息災でいますか?」と聞くと、「旅から戻りませぬ。」と答えられ、「旅?」と驚くところで、斉藤家のシーンは終わります。

最後に「時は天文十六年、冬間近。」というナレーションと共に、馬に乗り進む光秀が東庵と駒を連れて美濃に戻るのシーンで第一回は終了、次回予告に繋がります。

次回・第二回「道三の罠」予告

次回予告を見た感じ、美濃VS尾張の抗争がメインのようです。

美濃VS尾張の戦シーンが一段落した後、

歴史ファンおなじみの織田信長、土岐頼芸、足利義輝、細川藤孝、土田御前、深芳野、煕子、今川義元、そして「麒麟がくる」オリジナルの登場人物・伊呂波太夫・・・という主要キャストが続々と紹介されていました。

これは第2回に全員登場という訳ではなく、

「これから『麒麟がくる』にはこんな登場人物が少しづつ出てくるから、最終回まで見てね!!」

という宣伝だと思われます。

感想・気付いたこと

子役・光秀の出番はなく、初回から長谷川博己登場

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大河ドラマって初めの数回って子役や少年役の俳優が主人公の幼少時代を演じる印象なんですが、今回はいきなり長谷川博己版・光秀登場でした。

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設定的には10代の終わり頃で、ちょっと無理があるかな~とも思いましたが、長谷川さんの爽やかさでなんとかカバー!?

光秀の出自や信長に仕えるまでの前半生は謎に包まれており、歴史ファンおなじみのエピソードもないので、幼少時代を端折ってもそんなに問題ないかもしれません。

優等生的主人公・光秀エピソード

戦国武将って「戦乱の世は当たり前。むしろそれを逆手に取って武功を挙げて出世してやるゼ☆」というイメージですが、「麒麟がくる」の光秀は平和な世の中を強く望むLOVE & PEACEな人物だということが伝わってきます。

でも、領地を荒らしに来た野盗はしっかり追い払ってますし、旅の途中複数の山賊に襲われても一人で太刀打ちできる、など武勇に優れた強い男です。

また、「四書五経をわずか2年で読み上げ・・・」と紹介されるシーンもあり、知的なところもしっかりアピールされています。

キーパーソンとなりそうな菊丸

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菊丸は、野盗に囚われていたところを光秀の家臣に拾われた、三河出身の農民。

自分を解放してくれた光秀に「野盗が持っていた火を噴く長い筒は何だ?」と聞かれ、「鉄砲です。夜盗が自慢していました。」と、鉄砲の存在を教えていました。

菊丸はこれ一回きりの出番ではないでしょうし、今後ちょこちょこ登場して、キーパーソンの役割を果たす予感がしますね。

モックンの斉藤道三、若すぎじゃない!?

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「建物の中で槍の練習なんかして、天井に刺さらないの~?」っというツッコミは置いといて・・・。

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モックンこと本木雅弘(54)、年を重ねても相変わらずカッコいいです!!

しかし、息子・斎藤義龍役の伊藤英明(44)との年齢差を考えると親子というのは違和感がありました。(伊藤英明が設定年齢より高すぎるのか・・・。)

ちなみに、娘・帰蝶役の川口春奈(27)との年齢差はありだと思います。

まぁ大河ドラマの俳優はそれぞれの人物の長い人生を演じていくので、年齢設定の不自然さは仕方ないんですけどね。

にぎわいまくりの堺

よく、歴史の本を読むと「戦国時代の堺は貿易で栄えていて、南蛮人の往来も多く、当時の日本の最先端だった」などと出てきますが、「麒麟がくる」でもその様子をよく再現していました。

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同じ大河ドラマ「龍馬伝」の長崎を彷彿とさせました。

ちなみに筆者は2020年1月5日に堺観光をしたのですが、堺の町は大阪夏の陣で焼き払われ、さらに第二次世界大戦の空襲にも直撃されてしまったそうで、当時の面影は残っていませんでした・・・。

その後の京のシーンでは戦乱で荒れ果てた様子が写されており、繁栄の堺とは対照的に表現されていました。

吉田康太郎の松永久秀、いい感じ

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松永久秀は、斎藤道三・宇喜多直家と並んで「戦国時代の三大梟雄」と評され、一般的に「下剋上の代名詞」「謀反癖のある人物」というイメージで見られています。

次々と主君を替えた後、最後には信長に反旗を翻し、敗戦色が濃くなると信長の欲しがった茶器「平蜘蛛」ともども爆薬で自害したというエピソードが強烈で、スケールの大きい奸物のイメージです。

吉田鋼太郎演じる久秀はひとクセもふたクセもある人物で、今後どのように立ち回っていくのかが楽しみです。

惚れてまうやろ~!!な展開

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光秀が我が身を顧みず梅を火事場から助けるシーンは、女性なら誰もが惚れてしまうのではないでしょうか。

初めは光秀に塩対応だった駒も、このシーンの後からは態度が一変、すっかり恋する乙女に変貌していました。

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第一回からこんなカッコイイ光秀を見せるなんてズルイですよね。

「麒麟がくる」タイトルの由来が出てきます

駒は、自身も梅と同じように、「3歳の時、家が火事に遭ったところを武士に助けられた」という話を光秀に告白します。

そして、「その武士が、『いつか戦のない世の中になる。そういう世を作れる人がきっと出てくる。その人は麒麟を連れてくる。麒麟は穏やかな国にやってくる不思議な生き物だよ。それを呼べる人が必ず現れる。だからもう少しの辛抱だ。』」と言ってくれた。」という話をします。

すると光秀は、今まで旅の道中で見た戦乱によりひどい生活を強いられている庶民を思い出しながらこう言います。

「旅をしてよくわかりました。どこにも麒麟はいない。何かを変えなければ、誰かが。美濃にも京にも、麒麟は来ない。」

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初回時点の光秀は、自分が麒麟を連れてくる人物だとは思っていないようです。

最後に帰蝶登場!!

エリカ様降板→川口春奈代役で話題沸騰だった帰蝶役ですが、川口春奈の帰蝶は予想以上に良かったです。

ちゃんと乗馬もできてましたし、”勝気で道三にもズバズバ発言する美しい娘”という、人々が帰蝶に期待する役どころをしっかり演じていました。

ちなみに、道三が「嫁に行った娘が・・・」と発言するところがありますが、帰蝶は信長に嫁ぐ前に、政略結婚で土岐頼純に嫁ぎ、翌年夫の死により実家に戻ってきます。

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最後、明智光安に「明智の叔父上」と呼びかけるセリフがあり、「帰蝶と光安は姪・叔父、すなわち帰蝶と光秀はいとこ」と暗に説明してくれていますね。

※『明智氏一族宮城家相伝系図書』という史料では、小見の方(帰蝶の母)と、明智光安、明智光綱(光秀の父)は兄弟とされており、「麒麟がくる」もその説を採用しています。

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終わりに

以上、「麒麟がくる」第一回のネタバレ、感想レポートを書いてみました。

戦国時代は大好きだし、キャストもほぼ登場人物のイメージを裏切っていないし、今後の放送が楽しみです。

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「麒麟がくる」ネタバレ・感想シリーズは続けていく予定なので、次回も乞うご期待です☆

 

※画像の著作権はNHKに帰属します。著作権者の申し立てがあれば削除します。

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この記事を書いた人

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